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生殖補助医療:どんな治療があるの?どんな時に必要なの?費用は?

更新日:2020/11/11

著者鈴木 達也 | 自治医科大学産科婦人科学講座 准教授

監修松原 茂樹 | 自治医科大学 名誉教授、客員教授 

  • 産婦人科専門医の鈴木 達也と申します。
  • このページに来ていただいた方は、不妊の悩みがあり、これから高度な不妊治療が必要となるかもしれないと考えておられる方かと思います。
  • 最も高度な不妊治療である生殖補助医療について役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「本当に知ってほしい」ことについて記載をさせていただいています。

目次

  • どんな治療?
  • どういう人がこの治療を受けるべき?
  • 実際には、どんなことをするの?
  • 理解しておきたい リスクと合併症
  • 妊娠する可能性は?
  • 費用はどのくらい?
  • 追加の情報を手に入れるには?
まとめ
  • 生殖補助医療とは、体外受精をはじめとする最も高度な不妊治療法であり、一般不妊治療と比較し妊娠率が高いというメリットがあります。
  • 一方で、からだへの負担、高い費用、そして年齢による治療の限界も存在するので、これらを理解した上で生殖補助医療を希望するかご夫婦で検討してください。


どんな治療?

  • 生殖補助医療(Assisted Reproductive Technology:略称ART)とは、体外受精をはじめとする最もレベルの高い不妊治療法です。  
  • 卵子および精子を体の外で受精させ、育てたのちにその胚(受精卵)を子宮に戻す治療です。
  • 卵子と精子を一緒にさせることで受精を促す体外受精、卵子の中に直接精子を注入して受精させる顕微授精、そして凍らせて保存した胚をとかし子宮内に戻す凍結融解胚移植があります。
  • 2018年には生殖補助医療により約57,000人の赤ちゃんが生まれ、これは日本で出生した赤ちゃんの16人に1人がこの方法で産まれていることになります。


どういう人がこの治療を受けるべき?

  • 体外受精の適応は、卵管因子、免疫因子、男性因子、子宮内膜症、原因不明です。
  • 顕微授精の適応は、体外受精で受精しなかった場合や重度の男性因子です。


実際には、どんなことをするの?

  • 飲むタイプのお薬、または注射で排卵を促すお薬を使って、いくつかの卵胞を育てます。
  • 卵胞が十分な大きさになったら採り出します。採り出し方は腟からの超音波で観察しながら腟から卵胞に針を刺し、卵胞液といっしょに卵子を吸引し採り出します。
  • 受精の方法は体外受精または顕微授精です。
  • 得られた胚は2〜5日間の体の外で育てた後、子宮の内に戻します。
  • 子宮に戻す胚の数は原則1個ですが、35歳以上または2回以上不成功の場合、2個移植する場合があります。
  • 余った胚は凍らせて保存し、妊娠しなかった場合や次の妊娠を望む場合に使います。
  • 凍結融解胚移植ではとかして戻す胚に合わせて子宮内膜を調整する必要があります。自然の周期あるいはホルモン剤を使って人工的に作った周期で子宮内膜を調整してから、子宮の内に戻します。


理解しておきたい リスクと合併症

生殖補助医療で起こる主なトラブルと原因

  • 腹痛:卵巣から血がでたり、感染、腫れた卵巣が捻れることなどが原因になります。
  • お腹が膨らむ:排卵を促す注射薬により卵巣が腫れて、お腹に水が溜まって膨れることがあります。このことを卵巣過剰刺激症候群といい、重症になるとおしっこがでなくなったり血の塊により血管が詰まったりします。
  • 多胎妊娠:生殖補助医療による妊娠のうち約3%は多胎妊娠となり、そのうちほとんどがふたごです。

よくある質問

妊娠する可能性は?

  • 妊娠率は年齢の影響が非常に大きいです。
  • 治療開始あたりの赤ちゃんが生まれる割合は32歳くらいまでは約20%ですが、年齢が上がるにつれて下がります。40歳では7〜8%、43歳では2〜3%です。

新鮮胚移植

  • 体外受精や顕微授精で得られた胚をその周期に戻す新鮮胚移植では、周期あたりの妊娠率は約20%です。
  • 新鮮胚移植ではいくつもの卵胞が育つように促すため、ホルモンの値が高くなります。これによって子宮内膜が着床しづらい状態になります。

凍結融解胚移植

  • 凍結融解胚移植の周期あたりの妊娠率は約33%です。
  • 凍結融解胚移植では妊娠可能性の高い胚だけを選び取って凍らせています。そのため、新鮮胚移植とくらべて妊娠率が高いのです。


費用はどのくらい?

  • すべて自費の診療のため施設ごとに違います。
  • 生殖補助医療を行う周期では、使用するお薬や検査も自費診療となり、1回あたりの体外受精、顕微授精の治療費は約30〜60万円、凍結融解胚移植の治療費は約15〜25万円です。
  • 年齢や稼いでいるお金による制限はありますが、特定不妊治療費助成による補助を申請することができます。


追加の情報を手に入れるには?

  • より詳しい情報などについては以下のウェブサイトを参照してください。
  • 日本産科婦人科学会
  • http://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=15
  • 日本生殖医学会
  • http://www.jsrm.or.jp/public/index.html
  • 日本受精着床学会
  • http://www.jsfi.jp/citizen/index.html

http://www.jsfi.jp/citizen/index.html

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