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  3. サイトメガロウイルス(CMV)

サイトメガロウイルス(CMV):症状は?感染経路は?検査や治療は?

更新日:2020/11/11

著者倉井 華子 | 静岡県立静岡がんセンター感染症内科 部長

監修大曲 貴夫 | 国立国際医療研究センター 国際感染症センター長

  • 感染症専門医の倉井 華子と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかすると「サイトメガロウイルス(CMV)感染症」という病名をお聞きになり、どんな病気なのだろうかと思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • サイトメガロウイルス(CMV)感染症は、どんな病気?
  • サイトメガロウイルス(CMV)感染症と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?
  • 受診前によくなるために自分でできることは?
  • サイトメガロウイルス(CMV)感染症になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?
  • うつるの?自分の予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
  • 伝染性単核症【でんせんせいたんかくしょう】ってどんな病気?
まとめ
  • サイトメガロウイルスは唾液や母乳、尿などの体液を介して感染します。
  • サイトメガロウイルスは多くの方が幼少期に知らないうちに感染し、生涯、体の中に潜伏しています。
  • 成人になってから感染すると、発熱や肝機能障害、リンパ節が腫れるといった症状を起こすことがありますが、自然によくなります。
  • 妊婦さんが初めてサイトメガロウイルスに感染するとお腹の中の赤ちゃんに影響がおよぶことがあります。


サイトメガロウイルス(CMV)感染症は、どんな病気?

サイトメガロウイルス感染症とは

  • サイトメガロウイルスに感染するタイミングで症状が異なります。
  • 多くの人は幼少期に気付かないうちに家族から感染しています。体の中でサイトメガロウイルスはおとなしくしていますが、体の免疫が下がる状況(骨髄移植など)になると、体の中にいたウイルスが増殖し、下痢や腹痛、網膜炎【もうまくえん】(目の病気)を起こすことがあります。
  • 思春期を過ぎてサイトメガロウイルスにかかると、発熱や肝機能障害、リンパ節が腫れ、伝染性単核症【でんせんせいたんかくしょう】や肝炎【かんえん】と診断されることがあります。
  • 妊婦さんがサイトメガロウイルスに感染すると赤ちゃんに影響がおよぶことがあります。


サイトメガロウイルス(CMV)感染症と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?

  • 初めて感染する次期で症状が異なります。幼少時に初めて感染する場合は症状が出ませんが、思春期を過ぎてから初めて感染すると伝染性単核症【でんせんせいたんかくしょう】をおこします。

伝染性単核症の症状

  • 感染してすぐの症状:筋肉痛、頭痛、微熱
  • その後に続く症状:38℃を超える発熱、咽頭痛、頚部リンパ節の腫れ
  • 38℃以上の発熱と咽頭通が1週間以上続く場合には病院の受診を検討していください。


受診前によくなるために自分でできることは?

  • 次のことをぜひ行ってください。
  • 体を休める
  • 肝臓に負担をかけるため、飲酒は控える
  • 唾液を介して他の人に感染するため、キスや性交渉は控える


サイトメガロウイルス(CMV)感染症になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 多くの人は幼少期に気付かないうちに家族から感染しています。
  • 妊婦さんを調べると7割の方がウイルスに対する免疫を持っています。
  • サイトメガロウイルスは唾液、母乳、尿などの体液を介して感染します。
  • 幼少期に感染した場合、サイトメガロウイルスは体の中でおとなしくしています。ただし、骨髄移植など免疫が極端に下がる病態では体の中にいたウイルスが増殖し全身の感染症を起こすことがあります。これを再活性と呼びます。

再活性する可能性がある患者さん

  • HIV感染者
  • 移植患者(骨髄・腎臓・肝臓など)
  • 免疫抑制剤を使用している方
  • ステロイド製剤を使用している方
  • 膠原病患者


どんな症状がでるの?

  • サイトメガロウイルスに感染するタイミングで症状が異なります。

先天性サイトメガロウイルス感染症

  • 妊婦さんが初めてサイトメガロウイルスに感染するとお腹にいる赤ちゃんにも影響が出ることがあります。生まれる前に感染するものを先天性サイトメガロウイルス感染症と言います。

症状

  • 難聴
  • 低出生体重
  • 肝障害
  • 小頭症
  • 肝臓腫大、脾臓腫大
  • 血小板減少

伝染性単核症【でんせんせいたんかくしょう】

  • 思春期以降に初めて感染すると発症することがあります。

症状

  • 発熱
  • 倦怠感
  • 関節痛、筋肉痛
  • リンパ節腫大
  • 咽頭痛
  • 頭痛
  • 皮疹

再活性化に伴うサイトメガロウイルス感染症

  • 著しい免疫の低下により、体内に潜んでいたウイルスが感染症を起こします。

症状

  • 腸炎【ちょうえん】(下痢、腹痛、血便)
  • 網膜炎【もうまくえん】(目がかすむ、視力低下)
  • 肺炎【はいえん】(咳、呼吸がしにくい、発熱)
  • 脳炎【のうえん】(意識障害、性格変化、認知機能の低下)


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

伝染性単核症の検査

  • 何週も続く発熱、咽頭痛、リンパ節腫大では採血検査を行います。

血液検査で見ること

  • 肝機能の異常
  • 白血球の異常(リンパ球の形や数の変化)
  • サイトメガロウイルスの抗体
  • エブスタイン・バール・ウイルス(EBV)
  • ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の抗体

実際にはサイトメガロウイルスだけでなく他のウイルスによっても伝染性単核症は起こるため、様々なウイルスの抗体を調べます。

再活性化に伴うサイトメガロウイルス感染症

  • 腸炎【ちょうえん】であれば大腸カメラを行い、大腸組織の中のウイルスを調べます。
  • 網膜炎【もうまくえん】は採血検査とともに眼底検査(眼球の血管や神経を見る検査)を行います。
  • 肺炎【はいえん】では画像検査とともに、喀痰や気管支鏡検査で採取した気管支液のウイルス量を調べます。

どんな治療があるの?

伝染性単核症の治療

  • 解熱剤や鎮痛薬など、症状に対応したお薬で症状を緩和させていきます。

再活性化に伴うサイトメガロウイルス感染症

  • 点滴の治療が中心となります。
  • 治療が終了した後も、免疫が改善するまで発症予防の内服薬を続けることがあります。
  • 治療薬は腎臓や骨髄に負担がかかります。採血で腎機能や血液の細胞数を調べながら調節をします。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?

  • 次のことに注意してください。

伝染性単核症の治療の場合

  • 激しい運動は避け、安静にする。
  • 激しい運動をすると肝臓の機能が悪化することがあります。また、脾臓が腫れて大きくなっているため、強くぶつけると脾臓を損傷する危険があります。脾臓を守るうえでも激しい運動は避けてください。
  • 飲酒やサプリメントなどを飲まない。
  • 肝臓に負担がかかります。処方された薬以外は飲まないことをお勧めします。


うつるの?自分の予防のためにできることは?

  • 今までサイトメガロウイルスにかかったことがない妊婦さんは、赤ちゃんへの影響を避けるために注意が必要です。
  • 妊娠時にはサイトメガロウイルスの抗体があるかを調べる。
  • サイトメガロウイルスの抗体がない(感染していない)場合は、CMVを保有している可能性のある乳幼児との密接な接触は避ける。
  • サイトメガロウイルスを含む伝染性単核症【でんせんせいたんかくしょう】と診断された患者さんは唾液を介して他の人に感染させる可能性があります。少なくとも症状が改善するまではキスや性交渉や献血を避けてください。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 伝染性単核症【でんせんせいたんかくしょう】の場合は自然に治ります。
  • 再活性化に伴うサイトメガロウイルス感染症では、病気の治療が重要です。抗ウイルス薬も有効です。治療後も免疫が改善するまで発症予防の内服薬を続けることがあります。


追加の情報を手に入れるには?

  • サイトメガロウイルス感染症については以下のページをぜひ参考にしてください。
  • 国立感染症研究所のサイト
  • https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/407-cmv-intro.html
  • 免疫不全に伴うサイトメガロウイルス感染症については日本造血細胞移植学会が出している造血細胞移植ガイドラインが参考になります 。
  • https://www.jshct.com/uploads/files/guideline/01_03_01_cmv04.pdf

もっと知りたい!伝染性単核症

伝染性単核症【でんせんせいたんかくしょう】ってどんな病気?

  • 発熱や、咽頭痛、リンパ節腫大を主な症状とするウイルス性疾患のひとつです。
  • サイトメガロウイルス以外に、エプスタイン・バール・ウイルス(EBV)やヒト免疫不全ウイルス(HIV)でも起こします。
  • サイトメガロウイルスは伝染性単核症の5-7%を占めるといわれます。他のウイルスと比べリンパ節が腫れにくい、肝臓の数値が高くなりやすいといわれます。
  • 発熱は2週間以上続く場合もありますが、自然に改善します。
  • つらい症状を緩和する薬(鎮痛薬や解熱薬)を使用しながら十分な水分補給、安静を心がけてください。

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