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多嚢胞性卵巣症候群:どんな病気?検査や治療は?不妊の原因にもなるの?

更新日:2020/11/11

著者柴原 浩章 | 兵庫医科大学産科婦人科 主任教授

監修松原 茂樹 | 自治医科大学 名誉教授、客員教授 

  • 産婦人科専門医の柴原 浩章と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかすると「自分が多嚢胞性卵巣症候群になってしまった?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • 多嚢胞性卵巣症候群は、どんな病気?
  • 多嚢胞性卵巣症候群になりやすいのはどんな人?原因は?
  • 多嚢胞性卵巣症候群の診断は?
  • どんな症状がでるの?
  • どんな治療があるの?
  • 治療による副作用は?
  • 妊活の終了後や、高年齢の女性で注意することはありますか?
まとめ
  • 多嚢胞性卵巣症候群は、左右両方の卵巣にたくさんの小さな卵胞ができている状態です。
  • 生理が来なかったり、不妊の原因になったりします。

多嚢胞性卵巣症候群は、どんな病気?

  • 多嚢胞性卵巣症候群とは、左右の卵巣の両方ともに小さな卵胞がたくさんできている状態です。
  • 生理が来なかったり、なかなか妊娠しない、といったことにつながります。
  • 妊娠可能な年齢(15~42歳)の女性の、5-8%に起こります。


多嚢胞性卵巣症候群になりやすいのはどんな人?原因は?

  • まだくわしくは解明されていません。遺伝や環境などさまざまな原因が合わさって病気になると考えられています。


多嚢胞性卵巣症候群の診断は?

  • 以下三点すべてに当てはまる場合に、多嚢胞性卵巣症候群と診断されます。
  • ①生理に何かしらの問題がある:生理が来ない、不規則、生理は来るが排卵されていないなど
  • ②超音波検査:左右両方の卵巣に、多数の卵胞がある
  • ③血液検査:男性ホルモンの量が多い、または、卵巣を刺激する2種類の下垂体ホルモンのバランスがくずれている


どんな症状がでるの?

  • 生理の周期が長い(35日以上)
  • 生理が不規則
  • 毛深い
  • にきびができやすい


どんな治療があるの?

妊活中の場合

  • この病気では排卵がうまくいかないため、まずはお薬で排卵を促します。
  • 基本的には、「クロミフェン」という飲み薬を使います。生理5日目ごろから5日間毎日飲みます。
  • 多嚢胞性卵巣症候群のうち70~80%程度の方は、クロミフェンや他の飲み薬(高プロラクチン血症、高テストステロン血症、インスリン抵抗性等を合併する場合の各治療薬)との併用で排卵できます。
  • 肥満がある方は、排卵誘発剤の効果を高めたり、将来の安全な妊娠経過や分娩のためにも、妊活前からのダイエットをお勧めします。

クロミフェンで排卵がなかった場合

  • クロミフェンで排卵できない場合には、より専門的な治療が必要です。

注射薬

  • ゴナドトロピン療法という、注射で排卵を促す方法に変えます。
  • 効果的ですが、ときに1度に2個以上も排卵が起こることがあります。

手術

  • おなかに小さな穴をいくつか開け、そこから器具を入れて卵巣に孔を複数個掘る、「腹腔鏡下卵巣多孔術」という方法もあります。70%の方で術後に自然に排卵が起こります。
  • 排卵誘発剤を使った場合の、3つ子以上の妊娠や、卵巣の過剰刺激を防ぐことができます。

妊活中ではない場合

  • パートナーがいる場合は、排卵誘発剤を使うことで予期せぬ妊娠に繋がりかねません。ただ、定期的に生理がくるように、ホルモンのバランスを整えることは大切です。
  • 卵巣から出る女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類あり、多嚢胞性卵巣症候群ではエストロゲンは分泌されているため、プロゲステロンを補う必要があります。
  • このホルモン治療により、将来の妊娠に備え子宮発育不全の状態が改善し、また子宮内膜がんのリスクを低減することができます。
  • BMIで25kg/m2以上のように肥満が気になる方は、6ヶ月間のダイエットにより5~10kgを目標に減量していきましょう。減量により自然排卵することがあります。


治療による副作用は?

ゴナドトロピン療法

  • 一度に2個以上の排卵が起こることがあります。つまり、双子や三つ子になりやすくなります。
  • お薬の量を調整しながら2個以上の排卵が起きないようにしていますが、おなかが張ったり、おなかや胸に水がたまっておしっこが少なくなったり血液が濃くなったりします。これが卵巣過剰刺激症候群です。
  • 卵巣過剰刺激症候群による症状の程度によっては、入院した上で厳重な治療を必要とすることがあります。

妊活の終了後や、高年齢の女性で注意することはありますか?

  • 性成熟期以降には、肥満の有無にかかわらず脂質代謝異常を伴いやすいです。
  • 糖尿病、メタボリックシンドローム、心血管疾患、脂肪肝などのリスクが高いので、定期的な検診は必ず受けるようにしましょう。

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