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流産:原因は? 流産を疑う症状は? 出血はある? 治療は? また妊娠できる?

更新日:2020/11/11

著者炭竈 誠二 | 名古屋大学医学部産婦人科学・国際医学教育学 特任講師

監修松原 茂樹 | 自治医科大学 名誉教授、客員教授 

  • 産婦人科専門医の炭竈 誠二と申します。
  • このページに来ていただいた方は、もしかすると「自分が流産しかけている?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • 流産とは?
  • 流産と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの? 医療機関の選び方は?
  • 流産しやすいのはどんな人? 原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは? 治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 流産は防げないの? 繰り返し起こることはどうしたら予防できるの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
  • さいごに
まとめ
  • 流産はどなたにも起こり得ます。
  • 出血やおなかの痛みがある場合は、無理せず安静にしてください。
  • 妊娠を続けるのに影響があるような別の病気にかかっている方は、妊娠される前から指示や必要な治療を受けるようにしてください。


流産とは?

  • 流産とは、赤ちゃんがうまく育たずに妊娠21週6日までに亡くなってしまうことです。
  • 流産にはいろいろな種類がありますが、その症状によって以下のように分けられます。

流産の種類

  • 切迫流産:流産しかかっていますが、良くなって妊娠を続けることが期待できる状態です。
  • 進行流産:流産が始まっていて、回復することが期待できない状態です。
  • 稽留【けいりゅう】流産:すでに赤ちゃんは亡くなっていますが、出血などの症状がない状態です。


流産と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの? 医療機関の選び方は?

  • 少量の出血やおなかの軽い痛みがあったときは、まず安静にして様子をみてください。
  • かかりつけの産婦人科が診療時間内のときは、受診することをおすすめします。
  • かかりつけの産婦人科が診療時間外の場合は、電話で症状を伝えて相談してみてください。

救急車を呼んだほうがよい場合

  • 大量に出血して意識が低下しているときは、救急車を呼んで医療機関に受診してください。


流産しやすいのはどんな人? 原因は?

  • 流産は、どんな方にも起こり得ます。
  • 流産は、すべての妊娠の8〜15%で起こるといわれています。
  • 赤ちゃんの細胞の中にある染色体とその中で遺伝の情報をもつ遺伝子の異常が偶然に生じて、流産は起こります。
  • 個人差はありますが、次のようなお母さんは流産のリスクが高くなります。

流産のリスクが高いとされている方

  • 年齢が高い(35歳以上)
  • 子宮の形が正常と異なっている(子宮奇形)
  • 妊娠に影響する病気がある(合併症)

コラム:妊娠に影響する合併症

  • 子宮筋腫
  • 黄体機能不全
  • 内分泌疾患


どんな症状がでるの?


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • 内診:出血とおなかの痛みの程度を調べます。
  • 超音波検査:赤ちゃんの心臓が動いているか、子宮内に出血していないかを検査します。


どんな治療があるの?

切迫流産の場合

  • まずは安静にして経過をみます。安静の程度にはっきりとした基準はありませんので、担当の産婦人科医に相談してください。
  • 病院では、次のようなお薬を使って対処します。ただし、流産を予防する効果があるかははっきりしていません。

切迫流産の治療に使うお薬

  • 子宮の収縮を抑えるお薬:ダクチルなど
  • 妊娠によってつくられ妊娠を続けさせるためのホルモン(黄体ホルモン)をだす「黄体」のはたらきを助けるお薬:HCGなど
  • 出血を止めるお薬:トランサミンなど。保険適用外

進行流産・稽留流産の場合

  • うまく育たなかった赤ちゃんや胎盤【たいばん】を取り出して子宮をきれいにします。
  • 自然に排出されるのを待つ方法と、子宮の中に特殊な器具を入れてかき出す流産手術(子宮内容除去術)があります。
  • 自然に待つ場合、いつ出血するかわからないため、緊急入院・緊急手術が必要になることがあります。
  • お母さんのRh式血液型が陰性で、7週以降に流産した場合には、次回以降の妊娠に影響がでないように特別なお薬を注射する必要があることがあります。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは? 治療の副作用は?

  • 幸い切迫流産から回復された場合、医師の特別な指示がなければもとの生活に戻っていただき、出産を待つことになります。
  • 残念ながら流産してしまった場合、出血やお腹の痛みが続いていないか、発熱がないかに注意してください。
  • 子宮の中に胎盤の一部などが残っている場合、追加の子宮内容除去術が必要となることがあります。
  • 次の月経が来るのを確認し、2回月経が来るまでは新たに妊娠をしないよう避妊してください。


予防のためにできることは?

  • お母さんにもともと合併症がある場合は、妊娠前から担当医とよく相談し、必要な治療を受けていただくことが重要です。


流産は防げないの? 繰り返し起こることはどうしたら予防できるの?

  • 染色体異常などの何らかの異常がある場合に自然に起こるのが流産ですので、どうなるかの予想は難しいものです。
  • 一度自然な流産があっても、次の妊娠で赤ちゃんが生まれる可能性は十分高いです。
  • ときに連続して流産することがあり、2回あるいは3回連続した場合はご夫婦で専門的な検査を受けてみてください。


追加の情報を手に入れるには?

  • 流産に関する追加の情報は、日本産科婦人科学会の下記のページでみることができます。
  • http://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=4

さいごに

  • 残念ながら流産となってしまった場合、それは非常に悲しい出来事です。ご家族と一緒に悲しみ、気持ちをゆっくり整理する時間をもってください。
  • 仕事を休まれたり、生まれてこなかった赤ちゃんの供養をするなどを検討されてもよいと思います。

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