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  3. 血漿交換

血漿交換:どんな治療?治療を受けるべき人は?治療内容や代替手段、リスク、合併症は?

更新日:2020/11/11

著者岡田 浩一1、友利 浩司2 | 1:埼玉医科大学腎臓内科 教授、2:埼玉医科大学腎臓内科 講師

監修和田 隆志 | 金沢大学大学院腎臓内科学 教授

  • 腎臓内科専門医の友利浩司、岡田 浩一と申します。
  • このページに来ていただいた方は、肝臓や血液、神経の病気や膠原病などを患っておられるかもしれません。
  • 血漿交換は、これらの難病に対して行われる治療の一つです。このページでは、血漿交換療法についての情報をまとめてみました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「本当に知ってほしい」ことについて記載をさせていただいています。

目次

  • どんな治療?
  • どういう人がこの治療を受けるべき?
  • 実際には、どんなことをするの?
  • 治療時間と治療回数はどうなるの?
  • 副作用はあるの?
  • 副作用が起こったらどうなるの?
まとめ
  • 血漿交換とは、血液から血漿成分(血液の中の液体成分)を取り除き、血漿製剤(またはアルブミン製剤)という液体で置き換える治療法です。
  • 血漿交換を行うことで、血漿内に含まれる病気の原因の物質を除くことができます。
  • また、健康な方の血漿を入れることで、患者さんに不足している物質(凝固因子などのたんぱく質)を補充することもできます。
  • 血漿内に病気の原因となる物質または病気を悪化させている物質が存在し、それを除くことで病気が良くなると思われる病気に行われます。

どんな治療?

  • 血漿交換とは、血液から血漿成分(血液の中の液体成分)を取り除き、血漿製剤(またはアルブミン製剤)という液体で置き換える治療法です。
  • 血漿交換を行うことで、血漿内に含まれる病気の原因の物質を除くことができます。
  • また、健康な方の血漿を入れることで、患者さんに不足している物質(凝固因子などのたんぱく質)を補充することもできます。

コラム:血漿とは?

  • 私たちの血液は、赤血球や白血球などの「血球成分」とそれ以外の「血漿成分」で構成されています。
  • 血漿は、血液の中の液体成分で、アルブミンやグロブリンなどのたんぱく質やミネラル、ビタミンが含まれています。


どういう人がこの治療を受けるべき?

  • 血漿交換は、血漿内に病気の原因となる物質または病気を悪化させている物質が存在し、それを除くことで病気が良くなると思われる、以下のような病気に行われます。

血漿交換が行われる病気

  • 劇症肝炎・肝不全などの肝臓の病気
  • 血栓性血小板減少性紫斑病
  • 重症筋無力症
  • 多発性硬化症
  • お薬が効かない進行している膠原病


実際には、どんなことをするの?

  • 血漿交換は、具体的には以下のように行います。
  • 首や太ももの太い血管(中心静脈)にカテーテルという管を入れ、血液をいったん体の外に取り出します。
  • カテーテルは、局所麻酔を行い、熟練した医師によって入れられます。採血や点滴に使う、手足の細い血管(末梢静脈)では、血漿交換に必要な血液量を取り出すことができません。
  • 体の外に出た血液は、血漿分離器に送られ、血球成分と血漿成分に分けられます。
  • 病気の原因の物質を含む血漿成分は捨てられます。そして同じ量の血漿製剤(またはアルブミン製剤)で置き換えられ、血球とともに患者さんの体内に戻されます。

コラム:血漿交換の詳細

  • 患者さんの体の外を流れる血液が固まってしまうことを避けるために、抗凝固薬というお薬が使われます。
  • 血漿交換は、透析室または集中治療室で、専門医とトレーニングを受けた医療スタッフによって行われます。


治療時間と治療回数はどうなるの?

  • 1回の治療時間はおよそ2、3時間です。
  • 治療回数と治療間隔は、病気の種類や患者さんの病気の状態によって異なります。
  • 治療の効果を評価しながら決定しますが、保険診療で回数に制限が定められています。


副作用はあるの?

  • 血漿交換の副作用は、以下のようなものがあります。

血圧低下、ショック

  • 血漿交換を行うには、患者さんの血液を体の外で循環させる必要があります。このときに、血圧低下やショックを起こすことがあります。

アレルギー反応

  • 血漿交換に使われる血漿成分や抗凝固薬に対するアレルギー反応がみられることがあります。
  • 開始10分程度で症状(発熱・寒気・蕁麻疹(じんましん)・息が苦しいなど)が出ます。激しい場合、ショック状態(アナフィラキシーショック)になることがあります。

出血

  • 血漿交換では体に必要な物質も除去されてしまいます。アルブミン製剤を使う血漿交換の場合、血液を固まらせる物質が除去されるため、出血しやすくなります。
  • また、体の外で循環を行うために使う抗凝固薬も出血しやすくなる原因のひとつです。

感染

  • 血漿交換には、健康な方から献血された血漿(またはアルブミン)が使われます。これらは、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、エイズウイルス、梅毒など、血液を介して感染する病気が入っていないことを確認されています。
  • しかし、それでもこれらのウイルスが感染する可能性はゼロではありません。また、現在の技術では検出できないウイルスに感染する可能性もあります。

低カルシウム血症

  • 血漿交換に使う血漿内に含まれるクエン酸が、血液中のカルシウムを低下させます。
  • しびれや筋肉のつり、不整脈がみられることがあります。


副作用が起こったらどうなるの?

  • 副作用・合併症が起こった場合は、病気の状態に応じてすぐに対応します。
  • 副作用が強くみられた場合は、血漿交換を中断することもあります。
  • 血圧低下に対しては、下半身を上にあげ、点滴が行われます。血圧を上げる薬を使用することもあります。
  • アレルギー反応に対しては、アレルギーを抑える薬を使用します。
  • 出血を防ぐために、患者さんの血液の凝固(血液を固まらせる)の状態をモニタリングし、必要に応じて凝固させる物質を補充します。
  • カルシウムの低下を予防するために、カルシウム製剤を投与します。

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