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  3. アルコール関連肝疾患

アルコール関連肝疾患:どれくらいの量で起こる?症状は?検査や治療は?

更新日:2020/11/11

著者堀江 義則 | 湘南慶育病院消化器内科

監修中島 淳 | 横浜市立大学医学部肝胆膵消化器病学教室 主任教授

  • 日本肝臓学会専門医の堀江 義則と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかすると「自分がアルコール性肝障害になってしまった?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • アルコール関連肝疾患は、どんな病気?
  • アルコール関連肝疾患と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?医療機関の選び方は?
  • アルコール関連肝疾患になりやすいのはどんな人?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?食事や生活で気をつけることは?治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
まとめ
  • アルコール関連肝疾患とは、長期にわたってお酒を多量に摂取し続けた結果、肝臓が傷つき、おなかの痛みや熱などの症状を起こす状態です。
  • お酒を飲む人なら誰でもなる可能性があります。
  • お酒の飲み方に少しでも不安がある方や、まわりから飲み方について注意される方は、なるべく早めに病院に相談してください。


アルコール関連肝疾患は、どんな病気?

  • アルコール関連肝疾患とは、長期(通常は5年以上)にわたりお酒を飲んでいることが原因となり、肝臓が傷んでしまっている状態です。
  • お酒を飲む人ならだれでもなる可能性があります。
  • 禁酒やお酒の量を減らすことでよくなりますが、それを長い間くり返すとしだいに肝臓は硬くなり元に戻らなくなります(この状態を肝硬変といいます)。
  • 早めに禁酒か飲む量を減らして、肝臓が悪くならないようにすることが大切です。


アルコール関連肝疾患と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?医療機関の選び方は?

  • 健康診断で肝臓の機能が悪いといわれた場合や、お酒の飲み方について少しでも不安がある場合は、なるべく早めに病院へ受診してください。

症状がなくてもかかりつけの病院に行っていただきたい場合

  • お酒の飲み方に不安がある
  • 周りの人に飲み方を注意されることがある
  • 家族からお酒についてよく注意される
  • 二日酔いで会社に遅刻、欠勤したことが何度かある

入院が必要な場合

  • 皮膚が黄色い
  • おなかに水がたまってきている
  • お酒を飲んでいないときに手がふるえたり汗をかいていたりする

医療機関の選び方

  • 症状はとくにありませんが、自分のお酒の飲み方に不安がある、あるいは血液検査で肝臓の機能がひっかかる方は、まずは近くの病院に相談してください。
  • 症状が出ている方は、専門の病院に直接かかったほうがよいこともあります。
  • 専門の病院は、行政の相談窓口などで探してもらうことができます。


アルコール関連肝疾患になりやすいのはどんな人?

  • 女性:一般に、男性よりもアルコールで肝臓が傷つきやすいといわれています。約半分の量のお酒で同じくらいの影響が出ると考えられます。
  • お酒を飲むと顔が赤くなる方:体の中でアルコールを分解するスピードが遅く、長い間アルコールの影響が続きます。
  • 肥満の方:すでに肝臓に負担がかかっていることが多く、お酒により傷つきやすくなっています。

どんな症状がでるの?

  • アルコール関連肝疾患では、下記のような症状がでます。

はじめの症状

  • 体がだるい
  • おなかが痛い
  • 下痢
  • はき気
  • 熱が出る

病気が進むと出てくる症状

  • 手のふるえがある
  • 汗をよくかく
  • 皮膚が黄色っぽくなる
  • おなかに水がたまっておなかが張る


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • お医者さんに行ったらまず、普段飲むお酒の量、何歳から飲んでいるか、どんなものを飲んでいるかなどを聞かれます。
  • 血液検査で、肝臓の機能を調べます。
  • おなかの超音波検査で、肝臓の傷み具合を見ます。


どんな治療があるの?

減酒、禁酒

  • 治療の基本は、お酒を飲む量を減らすか、禁酒です。黄疸が出るようなアルコール性肝炎や肝硬変に至るような場合は、禁酒が必要です。
  • お酒を飲む量を減らすか禁酒できれば、特別な薬物治療は不要なことが多いです。

薬物治療

  • お酒ばかり飲んでいて、食事をあまりとっていない場合は、体に必要な栄養が足りていないことが多いです。ビタミンB1やアミノ酸を補充し、肝臓以外の臓器への影響が出ないようにします。
  • アルコールによって肝臓がひどく傷んでしまっている場合は、副腎皮質ホルモンで炎症をおさえます。
  • その際はもちろん禁酒をしていただきますが、毎日お酒を飲んでいた方の場合、お酒が入ってこないことに体が反応して、手のふるえや汗をかくといった身体症状や、イライラするなどの精神症状が起こります。治療をはじめてから2、3日以内にそれらの症状が出た場合は、安定剤を飲みます。
  • 寝るためにお酒を飲んでいる方も多いですが、安定剤は睡眠導入剤としての効果も期待できます。
  • 禁酒を続ける自信がない場合は、アルコールを分解する力を弱めお酒を飲むと気分が悪くなるお薬(抗酒剤といいます)や、お酒が飲みたいという欲求を下げるお薬を使い、禁酒を後押しします。

心理社会的治療

  • お薬を服用すれば、必ず減酒や禁酒ができるというわけではありません。カウンセラーや自助グループなどによる心理社会的治療を同時に受けていただくことも必要です。
  • 心理社会的治療には、減酒や禁酒しようという意思を持ち続けていただくために、お酒を減らしたり飲まない習慣を身に付けることや、お酒によるデメリットを学んでいただくことなどが含まれます。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?食事や生活で気をつけることは?治療の副作用は?

  • 治療を受け、普段飲むお酒の量を減らしたり、禁酒したりして治った後、体調がよくなるとつい前と同じようにたくさん飲んでしまうことがあります。
  • バランスの良い食事をとり、体重を測るなど健康に気を遣うようにしてください。
  • お酒の量を減らそうとしても減らない場合や、一度がんばって減らせたのに再びたくさん飲んでしまうような場合には、専門の病院に相談することをおすすめします。


予防のためにできることは?

  • お酒は体に負担をかけすぎず、楽しく飲める量までに! 1日あたりアルコール20g程度といわれています。

アルコール20gのめやす

  • ビールで500mlロング缶1本
  • 日本酒で1合
  • ワイングラスで2杯弱

予防のためにできること

  • 飲んだ時間、量、一緒に飲んだ相手などを日記につける。
  • ずっと続けられる具体的な目標を立てる。
  • 1日ビール1缶までなど具体的な数字で目標を決める。
  • お酒を飲みすぎてしまう場所にはいかない。
  • 2次会にはいかない。
  • 必ず食事と一緒に飲む。
  • お酒以外の趣味に時間を使う。
  • 焼酎やウイスキーなど濃いお酒はなるべく薄くして飲む。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 肝臓の傷み具合が軽い場合は、2-4週間ほど飲む量を減らしたり禁酒したりすることで良くなります。
  • アルコールにより肝臓がひどく傷ついてしまうと、最悪亡くなってしまう場合があります。
  • 肝硬変といって肝臓が硬くなると、元には戻りません。これは癌ができやすい状態でもありますので、禁酒した場合も定期的に病院を受診してください。


追加の情報を手に入れるには?

  • さらに詳しく知りたい方は、下記のページを参考にされるとよいと思います。

厚生労働省のサイト

  • アルコール健康障害対策について
  • https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000176279.html
  • アルコール性肝障害について
  • https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-002.html

久里浜医療センターのホームページ

  • アルコールによる健康障害の基礎知識から介入までの情報が書かれています。
  • http://www.kurihama-med.jp/info_box/index.html

http://www.kurihama-med.jp/info_box/index.html

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