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  1. お医者さんオンライン
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  3. 鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血:原因は?症状は?サプリメントの効果は?検査や治療は?

更新日:2020/11/11

著者大西 康 | 東北大学病院 血液免疫科

監修神田 善伸 | 自治医科大学内科学講座血液学部門 教授

  • 血液内科の大西 康と申します。
  • このページに来ていただいた方は、もしかすると「自分が鉄欠乏性貧血になってしまった?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • 鉄欠乏性貧血は、どんな病気?
  • 鉄欠乏性貧血と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?
  • 受診前によくなるために自分でできることは?
  • 鉄欠乏性貧血になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
まとめ
  • 鉄欠乏性貧血は、鉄分が不足した状態が続くことで貧血をきたす病気です。
  • 鉄欠乏は、貧血の原因の中で最も頻度が高いです。
  • 疲れやすさ、息切れ、動悸などの症状が出たら、病院にご相談ください。
  • ご自身の食生活を見直し、肉、魚、乳製品などの鉄分を多く含む食品を十分に取っているか確認してください。


鉄欠乏性貧血は、どんな病気?

  • 鉄欠乏性貧血は、鉄分が不足した状態が続くことで貧血をきたす病気です。
  • 女性に多い病気で、貧血の原因で最も頻度が高いです。


鉄欠乏性貧血と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?

  • 疲れやすさ、息切れ、動悸(胸がどきどきする)などの貧血に関連する症状を自覚する時や、自覚症状がなくても家族から顔があおじろい、などの指摘を受けた時はお近くの病院または血液内科のある病院にご相談ください。


受診前によくなるために自分でできることは?

  • ご自身の食生活を見直し、肉、魚、乳製品などの鉄分を多く含む食品を十分に取れているか確認してください。もし、不足していると感じた場合は、鉄分の豊富な食事を心がけたり、鉄分を含むサプリメントを利用することをおすすめします。
  • 鉄分の摂取不足が原因ではない貧血の可能性も十分にあるので、病院になるべく早くご相談していただくことが大切です。


鉄欠乏性貧血になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 女性に多く、特に若い方に多い病気です。20~50歳の女性では20%程度にみられます。
  • 鉄欠乏性貧血の原因は、鉄の摂取不足と出血による鉄分の喪失に大きく分けられます。
  • 生理の出血量が多い方、また胃炎、胃潰瘍、腸の病気がある方で消化管から出血した場合は、出血により鉄分が不足してしまうことがあります。


どんな症状がでるの?

  • 鉄欠乏性貧血では以下の症状が見られます。

鉄欠乏性貧血でよくみられる症状

  • 顔があおじろい
  • 疲れやすい
  • すぐに息がきれる
  • 胸がドキドキする(動悸)
  • 頭痛
  • めまい
  • むくみやすい
  • 爪がもろくなったり、変形したりする
  • 氷や米粒を好んで食べるようになる


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • 血液検査で鉄欠乏性貧血があるかどうかを判断します。鉄欠乏性貧血と診断された場合は、次に鉄が欠乏した原因を探します。
  • 女性で生理の出血量が多い場合には子宮筋腫の有無などを確認するために婦人科を受診していただき、超音波検査やMRI検査が必要になることがあります。
  • また、便に血が混じっていないかを確認する便潜血検査(便を専用の容器でこすり取る)で胃や腸からの出血の原因となる病気がないかを確認します。もし、便に血が混じっていることがわかると消化器内科で胃カメラや大腸カメラの必要性を判断してもらいます。
  • 特に男性や閉経後の女性の場合は、鉄が欠乏している原因をしっかりと検査する必要があります。


どんな治療があるの?

  • 鉄剤(のみくすり)で鉄分を補充する治療が一般的です。
  • 血液検査で貧血の改善と鉄分が十分に補充されたことを確認するまで鉄剤ののみくすりを続けます。3−4ヶ月間飲んでいただくことが多いです。
  • 胃や腸の病気でどうしても鉄剤をのみくすりで摂取できないような「特別な」場合に限定して、鉄剤の注射を行うことがあります。
  • 胃やその他の検査でピロリ菌が陽性と判明した場合は除菌療法で胃の病気を予防・治療することで、鉄の吸収が改善する場合があります。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?

  • 鉄剤を内服すると胃のむかつき、吐き気、食欲低下、便秘など胃や腸の不調を自覚する場合があります。また、鉄剤を内服していると便が黒っぽく見えます。
  • 鉄剤の量を減量したり、内服する時間帯を変えたり、鉄剤の種類を変更することで、消化器症状を軽くできる場合もあります。次の受診時に「鉄剤をどれくらい内服できたか」、「どのような症状で困っているか」を主治医にお伝えいただき、ご相談されるとよいでしょう。


予防のためにできることは?

  • 鉄分を多く含む食事を心がけることが最大の予防です。
  • 胃や腸の健診、婦人科の健診を受けて、出血の原因となる病気を早めに見つけて治療することも大切です。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • ほとんどの鉄欠乏性貧血は鉄剤の内服で治ります。
  • 1ヶ月ぐらいで貧血の症状は改善しますが、鉄剤ののみくすりは3−4ヶ月間必要となることが多いです。
  • 副作用で鉄剤ののみくすりが休み休みとなる場合は、さらに長期間のむ必要があります。
  • 再発することが多いので、定期的に検査を受けてください。
  • 消化管や子宮などの病気による出血が原因で鉄欠乏を来たしているときは、これらの病気をしっかり治すことが鉄欠乏性貧血の治療につながります。


追加の情報を手に入れるには?

  • 東京都病院経営本部ホームページ>食事療法のすすめ方 貧血の食事
  • http://www.byouin.metro.tokyo.jp/eiyou/hinketsu.html
  • 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット
  • https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-008.html
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