記憶に頼らない医療を
すべての医療従事者に。

  • 製品情報
    • 今日の問診票
    • Current Decision Support
  • お医者さんオンライン
    • 利用規約
  • 新着情報
  • 採用情報
  • 会社概要
  • お問い合わせ
  • お問い合わせ
Menu
  • 製品情報
    • 今日の問診票
    • Current Decision Support
  • お医者さんオンライン
    • 利用規約
  • 新着情報
  • 採用情報
  • 会社概要
  • お問い合わせ
  • お問い合わせ
  • 製品情報
    • 今日の問診票
    • Current Decision Support
  • お医者さんオンライン
    • 利用規約
  • 新着情報
  • 採用情報
  • 会社概要
  • お問い合わせ
  • お問い合わせ
Menu
  • 製品情報
    • 今日の問診票
    • Current Decision Support
  • お医者さんオンライン
    • 利用規約
  • 新着情報
  • 採用情報
  • 会社概要
  • お問い合わせ
  • お問い合わせ
  • 最新情報
  • サービス紹介
  • 事例紹介
  • 採用情報
  • 会社概要
  • お問い合わせ
  1. お医者さんオンライン
  2. 耳・鼻・のどの病気【耳鼻咽喉科】
  3. いびき

いびき:原因は?健康への影響は?対処法は?検査や治療は?

更新日:2020/11/11

著者鈴木 雅明 | 帝京大学ちば総合医療センター 耳鼻咽喉科 教授

監修香取 幸夫 | 東北大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学教室

  • 耳鼻咽喉科専門医・日本睡眠学会専門医の鈴木 雅明と申します。
  • とつぜんいびきがでるようになったり、ひどいいびきが何日も続いたりすると、心配になりますよね。何か悪い原因で起こっているのではないか?と心配されたり、「病院に行ったほうが良いかな?」と不安になられたりするかもしれません。
  • そこでこのページでは、いびきの一般的な原因や、ご自身での適切な対処方法、医療機関を受診する際の目安などについて役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「本当に知ってほしいこと」について記載をさせていただいています。

目次

  • いびきとは、どんな病気?
  • いびきでは、どんなときに病院へ受診したらよいの?医療機関の選び方は?
  • いびきでは、どんな症状がでるの?
  • いびきと眠気がひどい場合、どんな病気が考えられる?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意することは?治療の副作用は?
  • 鼻づまりで、いびきは生じるの?
  • いびきと睡眠時無呼吸はどう違うの?
  • 睡眠時無呼吸症はなぜ危険なの?
  • 大人のいびき・睡眠時無呼吸にはほかにどんな治療法があるの?
  • ガイドラインなど追加の情報を手に入れるには?
まとめ
  • いびきとは、寝ている間に、息を吸ったり吐いたりした際に出る、連続している雑音のことです。
  • 人は眠ると、筋肉がゆるみ、のどの空気の通り道が狭くなります。狭い通り道で息を吸ったり吐いたりすることで、音が発生します。
  • 最近では、いびき・口呼吸は、できるだけ早く治すべきであるという考え方になっています。したがって、いびきは、睡眠が障害される病気なので、放置してはいけません。
  • 受診には、耳鼻咽喉科、呼吸器科、内科、メンタルヘルス科、神経内科もしくは睡眠科のうち、特に、睡眠呼吸障害を診ることができる、また睡眠検査ができる医療機関がお勧めです。
  • 治療には、持続気道陽圧呼吸(CPAP)療法、口腔内装置、手術などがあります。

いびきとは、どんな病気?

  • いびきとは、寝ている間に、息を吸ったり吐いたりした際に出る、連続している雑音のことです。
  • 人は眠ると、筋肉がゆるみ、のどの空気の通り道が狭くなります。狭い通り道で息を吸ったり吐いたりすることで、主に口蓋垂・軟口蓋という組織などが震えてしまい、音が発生します。


いびきでは、どんなときに病院へ受診したらよいの?医療機関の選び方は?

  • 最近では、いびき・口呼吸は、できるだけ早く治すべきであるという考え方になっています。したがって、いびきは放置してはいけません。指摘されたら、すぐに病院へ行ってください。
  • 受診には、耳鼻咽喉科、呼吸器科、内科、メンタルヘルス科、脳神経内科もしくは睡眠科のうち、特に、睡眠呼吸障害を診ることができる、また睡眠検査ができる医療機関がお勧めです。
  • また、いびき、睡眠時無呼吸の検査を行うことのできないレーザークリニックや歯科クリニックなどを、直接受診するべきではありません。

いびきはなぜ放置してはいけないの?

  • いびきは、睡眠が障害される病気なので、放置してはいけません。
  • いびきをかく時は、動脈の血液中の酸素の濃度が下がらなくても、空気の流れが悪くなっており(フローリミテーション)、睡眠中の呼吸は正常ではありません。このフローリミテーションがあると、正常な呼吸をしようとすることになり(努力呼吸)、脳で目が覚めてしまいます(覚醒反応)。
  • この覚醒反応により、深い睡眠やレム睡眠(眠っていても眼球が動いている眠りの浅い状態)から浅い睡眠、または目覚めてしまい、睡眠が障害されます。


いびきでは、どんな症状がでるの?

  • いびきをかく他に、睡眠が障害されて以下のような症状が出ます。

症状

  • よく眠れたかんじがしない
  • 昼間に眠気がある

子どもの場合

  • 注意力がない
  • じっとしていられない
  • 集中力が低下する
  • イライラする
  • 感情が不安定になる
  • 記憶力が低下する
  • 成績が良くない
  • いびきや口呼吸が続くことにより、上顎や下顎の成長が遅れ、顎が小さく、細く、後ろにいく


いびきと眠気がひどい場合、どんな病気が考えられる?

  • いびきで眠気がひどい場合は、下記のような病気が背景にあることを考えます。
    • 睡眠時無呼吸症候群
    • ナルコレプシー
    • 中枢性過眠症
    • 睡眠不足症候群 など

お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • お医者さんに行ったら、以下のような検査を行います。

睡眠検査

  • 終夜睡眠ポリグラフ:脳波、電気眼球図、おとがい筋筋電図、換気、呼吸運動、動脈血酸素飽和度、心電図、前頸骨筋筋電図など、睡眠に関わるものを一晩中記録する検査です。一泊入院の上行います。
  • 携帯型装置:脳波の記録が含まれず、呼吸に関するものをいくつか記録するだけの呼吸モニターです。自宅でも検査をすることができます。
  • 反復睡眠潜時検査(MSLT):精密な診断のために、睡眠ポリグラフ検査とセットで行う必要があります。
  • その他の検査として、治療方法を選択するために、鼻咽腔内視鏡検査(覚醒時、または睡眠時)、鼻腔通気度検査が必要となります。

睡眠ポリグラフ検査

  • 睡眠ポリグラフ検査では、睡眠と覚醒の区別、睡眠の質と量の評価、睡眠を妨げる睡眠時無呼吸の評価などが可能です。
  • いびきの重要な症状は眠気なので、睡眠中の病気の状態の正確な診断・重症度を判定する、また他の睡眠に関連する病気があるか確認するために、睡眠ポリグラフは必要不可欠となります。

携帯型装置

  • 携帯型装置は、自宅で行える、繰り返しの検査も受けやすいという利点があります。
  • しかし、軽症~中等症との診断は不正確であり、特に正常であるか確認することは難しいとされています。
  • さらにお子さんを携帯型装置にて検査した場合、得られた結果は成人以上に不正確となります。


どんな治療があるの?

  • いびきの治療には、以下のようなものがあります。

持続気道陽圧呼吸療法(CPAP)

  • 持続気道陽圧呼吸療法とは、機械から鼻の穴を通して送られる風の圧によって、狭くなっているのどを広げる治療法のことです。
  • 一定基準以上の重症の睡眠時無呼吸症の患者さんは保険で行え、大人の方のほとんどが最初にこの治療を行います。

口腔内装置

  • 口腔内装置とは、歯科の器具でのどを広げる装置です。下顎、もしくは舌を前に出す装置があります。
  • 医師の診断の下、歯医者さんで作られ、睡眠時無呼吸症の患者さんは保険で行えます。
  • ただし、前への移動距離には限界があるため、軽症~中等症の患者さんに使われることが多いです。しかし、重症例にも使うことができます。

手術

  • 手術として、口蓋扁桃摘出術、咽頭手術、顎顔面手術などがあります。CPAP療法や口腔内歯科装置などは症状を良くする治療ですが、手術は根本的に治す治療法です。
  • しかし、大人の方では、口蓋扁桃肥大がひどい方など一部の方でしか手術は選択されません。
  • 一方、お子さんでは、手術が主な治療の選択です。(口蓋扁桃肥大や咽頭扁桃(アデノイド)が原因であることがほとんどのため)なお、手術当日は痛みが強く出血のリスクもあるため、夜間を含め術後の患者対応がしっかり取れる病院で手術を行うことが、とても重要となります。

お薬

  • 軽症~中等症のお子さんの場合、飲み薬(抗ロイコトリエン薬など)とステロイドの鼻につけるお薬を使うことがあります。すぐに手術はせず、お薬で、肥大した咽頭扁桃(アデノイド)・口蓋扁桃を小さくし、鼻の通りをよくします。

コラム:持続気道陽圧呼吸(CPAP)療法

  • CPAPでは、終夜睡眠ポリグラフ下で、どのくらいの圧力をかけると無呼吸といびきが無くなり、また睡眠の質が良くなるのかを検査する、圧設定(タイトレーション)が原則的に必要となります。
  • 一方、機械が患者さんの空気の流れを感知し、適切な圧を自動で送り出す設定の機械(APAP)では、圧設定に先行して治療が始められます。
  • 圧設定の結果は、その後治療を行ってゆく上でとても参考になる検査データですので、行っておくことがお勧めされます。

コラム:手術後の子供の治療について

  • 手術後にいびきが認められるお子さんに対しては、上顎急速拡大(RME)、口腔筋機能療法(MFT)などの、矯正歯科的治療を行います。
  • また、アメリカでは、お子さんに対するCPAPも増えてきています。

コラム:外来軟口蓋レーザー手術

  • 局所麻酔下外来軟口蓋レーザー手術は、手術室にて全身麻酔下で行われる手術と違い、アメリカのガイドラインでは効果がないと言われています。
  • わが国では、局所麻酔下外来軟口蓋レーザー手術をする方は、以下のことが必要になります。
    • (1)いびき症(無呼吸低呼吸指数<5回/h)であること
    • (2)若い年齢(<30歳)かつ非肥満者(body mass index<25kg/m2)であること
    • (3)口蓋垂が長く、後口蓋弓が広いなどの咽頭であること


お医者さんで治療を受けた後に注意することは?治療の副作用は?

  • 大人の方は、上記の治療法を行いながら、生活習慣を改善し、体重を減らすことを心がけることが何よりも大切となります。

もっと知りたい! いびきのこと

鼻づまりで、いびきは生じるの?

  • 鼻づまりのため、夜に口が開いて口呼吸になり、いびきが生じやすくなります。
  • しかし、特に大人の方は、鼻の問題のみでいびきが生じることはまれです。

いびきと睡眠時無呼吸はどう違うの?

  • いびきでは、のどの空気の通り道が狭い状態で息を吸ったり吐いたりし、雑音が出ています。
  • 一方、睡眠時無呼吸症では、さらに空気の通り道が狭くなり、空気の流れが弱くなって呼吸が少なくなり、そして完全に空気の流れがなくなって呼吸が止まります。つまり、のどの空気の流れに関して、いびきの延長線上に無呼吸があります。
  • 睡眠時無呼吸症では、いびき音は連続しておらず、止まったり起こったりして、いびきの間隔が開いていることが危険ないびきのサインとなります。
  • 精密な判定は、終夜睡眠ポリグラフ検査によって行います。無呼吸低呼吸指数(1時間当たりの無呼吸低呼吸の回数の和:AHI)が5回以上で、睡眠時無呼吸症と診断されます。(小児では1回以上)

睡眠時無呼吸症はなぜ危険なの?

  • 睡眠時無呼吸症では、動脈の血液中の酸素の濃度が下がり、心拍数や血圧が一晩中動き、本来夜は休んでいなければならない交感神経が活発になります。
  • このような状態が長い期間続くと、心臓の血管、脳の血管に悪い影響を及ぼし、高血圧、メタボリックシンドローム、不整脈、狭心症、心筋梗塞、心肥大、心不全、また脳卒中になる危険が増加します。
  • さらに、睡眠が細切れになって良い睡眠(深い睡眠やレム睡眠)の量が減り、うつ病、アルツハイマー型認知症、糖尿病、がんと関連することがわかっています。


大人のいびき・睡眠時無呼吸にはほかにどんな治療法があるの?

  • 大人の方に対する治療方法として、側臥位睡眠支援装置(NightShift®)や枕、舌下神経を電気で刺激することによって睡眠中ののどの筋肉の緊張を保つ治療機器(Inspire®)、鼻の穴からチューブを入れて気道確保を行う治療(ナステント®)などがあります。

ガイドラインなど追加の情報を手に入れるには?

  • より詳しい情報については以下のウェブサイトを参照してください。
  • 日本呼吸器学会:「QandA:夜、いびきをかく、と言われました」
  • https://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=61
お医者さんオンライン_お役立ちエピソードを募集

カテゴリー

  • よくある症状・病気
  • 中毒や外傷、咬傷など
  • 検査・処置
  • お薬・ワクチン
  • 心臓と血液の循環にかかわる病気【循環器科】
  • 消化にかかわる病気【消化器科】
  • 呼吸にかかわる病気【呼吸器科】
  • 神経の病気【脳神経内科】
  • あたま・脳の病気【脳外科】
  • 尿と泌尿器にかかわる病気【腎臓・泌尿器科】
  • 内分泌・ホルモンの病気【内分泌代謝・糖尿病内科】
  • 血液の病気【血液内科】
  • リウマチ・アレルギーにかかわる病気【アレルギー・膠原病科】
  • 細菌やウイルスでうつる病気【感染症科】
  • 子どもの病気【小児科】
  • 男性の病気【泌尿器科】
  • 女性の病気【婦人科】
  • 乳腺の病気【乳腺科】
  • 目・まぶたの病気【眼科】
  • 耳・鼻・のどの病気【耳鼻咽喉科】
  • 骨・筋肉の病気【整形外科】
  • ひふの病気【皮膚科】
  • こころ・精神の病気【精神科】
  • 口の中と歯の病気【歯科・口腔外科】

  • ホーム
  • ビジョン
  • 採用情報
  • 会社概要
  • サービス紹介
  • 今日の問診票
  • Current Decision Support
  • お医者さんオンライン
    • 利用規約
  • 最新情報
  • 情報セキュリティ基本方針
  • プライバシーポリシー
  • 倫理委員会
  • お問い合わせ
  • お問い合わせ