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メチシリン耐性黄色ブドウ球菌:原因は?症状は?治療は?薬で治るの?

更新日:2020/11/11

著者矢野 晴美 | 国際医療福祉大学医学教育統括センター/感染症学

監修大曲 貴夫 | 国立国際医療研究センター 国際感染症センター長

  • 感染症専門医の矢野 晴美と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかすると「自分がメチシリン耐性黄色ブドウ球菌に感染してしまった?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は、どんな病気?
  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?
  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • うつるの?自分の予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
まとめ
  • 黄色ブドウ球菌は、約40%のヒトの鼻の中や脇の下、女性では膣内などにいることが知られる菌です。
  • 皮膚がなんらかの理由で破たんしたときに皮膚から体に侵入し血液の中に感染症を起こすことが知られます。
  • 健康な人にも、抵抗力が弱った人にも、いったん体内に入った場合には重篤な感染症を起こします。
  • 症状としては発熱、寒気、ふるえなどがあります。
  • 予防としては皮膚の健康を保つ、アルコールなどで清潔を保つなどがあります。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は、どんな病気?

  • 黄色ブドウ球菌は、約40%のヒトの鼻の中や脇の下、女性では膣内などにいることが知られる菌です。
  • この菌は、皮膚がなんらかの理由で破たんしたときに皮膚から体に侵入し血液の中に感染症を起こすことが知られます。
  • ばい菌の王様のような菌で、健康な人にも、抵抗力が弱った人にも、いったん体内に入った場合には重篤な感染症を起こすことが知られています。


メチシリン耐性黄色ブドウ球菌と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?

  • 下記のような方で突然に発熱や悪寒がした場合、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌が血液の中に入っている可能性がありますので、すぐに病院を受診してください。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌が血液の中に入っている可能性がある方

  • 心臓に人工弁、心臓内のペースメーカーなどの心臓内の医療機器が入っている方
  • 人工血管がある方
  • 人工関節がある方
  • 手術で背中などに金具が入っている方
  • アトピー性皮膚炎や、そのほか皮膚病がある方
  • 最近手術をした方
  • 最近入院したことがある方


メチシリン耐性黄色ブドウ球菌になりやすいのはどんな人?原因は?

  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の感染症になりやすい人というのはありません。
  • 健康な人にも、抵抗力が弱った人にも、だれもがかかることがあります。
  • 特に入院していろいろな医療器具が皮膚を通して体に挿入されたときには、この菌が体に入りやすくなり、要注意です。


どんな症状がでるの?

  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌が皮膚を通して体内に入った場合には、下記のような症状を起こします。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌による感染症の症状

  • 発熱
  • 寒気
  • ふるえ
  • 菌が入った皮膚や筋肉の発赤、腫れ
  • 体内で膿瘍ができた場合、痛み 
  • 頭痛
  • 意識がなくなる、もうろうとする
  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の一番恐ろしい点は、血液の中に入って、体中に膿をつくる可能性がある点です。
  • 膿を作ると、治療がしにくくなったりする可能性があります。
  • 菌がいるところが赤く腫れたり、痛みが出たりします。
  • とくに急に発熱し、皮膚が赤く腫れたり、痛みが出たりした場合、黄色ブドウ球菌が症状を起こしている可能性が高いです。


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の検査は、菌がいるかどうかの検査が中心になります。
  • 菌がいるかどうかの検査を培養検査と言います。
  • 培養は、血液、痰、膿などで行います。
  • 通常、菌が培養されるまで24-48時間かかります。


どんな治療があるの?

  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の治療は、バンコマイシンという抗菌薬の投与が中心です。
  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は、一般によく使う抗生物質が効かないことで知られています。
  • 通常、感染症が専門の医師を中心とした医療チームで、この菌に特化した薬を適正に使用して治療します。


うつるの?自分の予防のためにできることは?

  • 黄色ブドウ球菌は、皮膚が破たんしたことで体内に侵入し、症状を起こします。
  • 予防するには、下記のようなことに気をつけることが大切です。

予防のために

  • 皮膚の健康を保つ
  • 医療者が清潔を保つようにする
  • 医療従事者のアルコールによる手指消毒を行う
  • 例えば、アトピー性皮膚炎やそのほかの皮膚病や、怪我をして皮膚が破たんしたときなどには、しっかりケアをすることが大切です。
  • 病院のなかでは、医療に関連した感染症として病気を起こすことが知られています。病院のなかでは、職員が手洗いを中心とする標準予防策と言われる予防策を徹底することが重要です。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 早期に診断し、標準的な抗生物質を使用すれば、通常治ります。
  • ただし、抵抗力が弱い人の場合には、重症化することがあり、命にかかわることがあります。
  • 血液の中に感染した場合には、その菌がいなくなるように一定期間(通常2週間以上)の点滴薬での治療を行います。
  • 体内に膿ができている場合には、膿がなくなるまで長期にわたり治療が必要な場合があります。最低4-6週間程度の点滴薬による治療が必要になります。
  • 血液の検査で、血液のなかにメチシリン耐性黄色ブドウ球菌がいないことが確認されれば、通常治療はうまくいく方向になります。

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