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レビー小体型認知症:どんな病気?検査は?治療で良くなるの?

更新日:2020/11/11

著者西川 典子 | 順天堂大学医学部神経学講座 特任准教授

監修水澤 英洋 | 国立精神・神経医療研究センター

  • 脳神経内科専門医の西川 典子と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかすると自分やご家族が認知症になってしまった?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • レビー小体型認知症は、どんな病気?
  • レビー小体型認知症と思ったら、どんなときに病院・クリニックへ受診したらよいの?医療機関の選び方は?
  • レビー小体型認知症になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
まとめ
  • レビー小体型認知症では、いわゆる物忘れとは異なり、なんとなくぼんやりして注意散漫になることや、鬱になりいろいろなことが不安になることがあります。
  • 本当は誰もいないのに人の気配を感じたり、人や動物の影がみえることもあります。
  • これらの精神症状や認知障害症状とともに、動きがゆっくりになる、すり足歩行、つまづきやすいなどの身体の症状も見られるのも特徴的です。
  • 抗コリンエステラーゼ阻害薬などで適切に対処することで症状は軽減します。
  • ドパミン系の薬剤には過剰に反応することがあるので用量には注意が必要です。
  • 心身のストレスは精神症状や認知障害を悪化させます。症状には変動がみられます。


レビー小体型認知症は、どんな病気?

  • レビー小体型認知症とは認知症の一つで、ぼんやりと注意散漫になったり、まとまりのないことを言ってしまう病気です。
  • いないはずの人の気配を感じやすく、人や小動物の幻覚が見えやすくなります。
  • 動作がゆっくりになり、ふるえやすり足歩行、転倒しやすさなどのパーキンソン病に見られる症状が見られます。
  • うつや不安、幻視、幻覚などの精神症状もみられやすいのが特徴です。
  • 適切な治療によって症状を軽減できます。
  • ドパミン系の薬剤には過剰に反応する方もいますが、薬の量によって有効な治療を行うことができます。専門医への受診が大切な疾患です。


レビー小体型認知症と思ったら、どんなときに病院・クリニックへ受診したらよいの?医療機関の選び方は?

  • レビー小体型認知症を疑ったら、下記を目安に病院の受診を検討してください。

かかりつけ医への受診がおすすめの場合

  • ふるえが出る、動きがゆっくりになるすり足になってつまずきやすい症状が出る場合
  • なんとなくぼんやりしていて、会話の応答に時間がかかる場合
  • 気分が沈みがちで不安がある場合や気持ちが落ち着かない場合

専門医への受診がおすすめの場合

  • 歩行障害が強い、よく転倒する場合
  • 飲み込みづらさが強い場合
  • 意識が悪い場合
  • 幻覚、妄想が強く本人が混乱している場合
  • かかりつけ医で診断がつかない場合、あるいは治療を受けて副作用が目立つ場合


レビー小体型認知症になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 高齢者に多いため年齢が関わっていると推測されますが、特になりやすい原因は明らかになっていません。
  • 遺伝の関係もあまりないと考えられています。

コラム:病理的な原因

  • 脳内にαシヌクレインで構成されるレビー小体がみられるのが特徴的です。


どんな症状がでるの?

  • レビー小体型認知症では下記のような症状が出ます。

レビー小体型認知症の症状

  • 認知障害:なんとなくぼんやりしていて、会話の応答に時間がかかる。注意散漫ではっきりしない。これらの症状には変動がある。
  • パーキンソニズム(パーキンソン病のような症状:表情が乏しく、動きがゆっくりになる。歩行はすり足で、方向転換時にちょこちょこ歩きが目立つ。つまずきやすく、転びやすい。安静にしている時に手足のふるえがみられる。
  • 精神症状:気分が沈みがちで、不安が強い。楽しい、嬉しい、悲しいなどの感情の揺れが少ない(感情の平坦化)。実際にはいないのに、人や動物が見えたり、気配を感じる。 ストーリー性のある妄想が見られ、その妄想と現実との区別がつきにくくなる。
  • 睡眠障害:日中の眠気があり、日中夜間を問わずよく眠る。夢に一致した動作や寝言が出る。この症状は認知機能障害が明らかになる数年前から出る。
  • 自律神経症状:便秘。トイレが近い、トイレに間に合わない。立ち上がったときにめまい感や、意識がとおのく感じがある。
  • その他:匂いが分からなくなる。


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • レビー小体型認知症では下記のような検査をすることになります。

検査の種類

  • 診察:パーキンソン様の症状について調べます。質問紙を用いて認知機能障害の有無を調べます。
  • 脳MRI検査:他の病気がないをチェックします。
  • 脳血流シンチグラフィー:血流のよくない場所について調べます。
  • MIBG心筋シンチグラフィー:心臓縦隔比が低下します。
  • ポリソムノグラフィー:寝言がみられる場合には、睡眠中の脳波を調べる検査でとレム睡眠行動障害について調べます。
  • ドパミントランスポーターシンチグラフィー:ドパミン神経の機能低下を調べます。


どんな治療があるの?

  • レビー小体型認知症では薬物療法が中心になります。
  • 認知機能障害に対しては抗コリンエステラーゼ阻害薬が有効です。この薬剤は幻視に対しても有効です。
  • パーキンソニズム(パーキンソン病にみられる症状)に対してはL-dopaなどのドパミン補充療法を少量から行います。
  • 幻覚、妄想があるときには、専門医への受診が必要です。
  • 漢方薬の抑肝散や非定型抗精神病薬をごく少量投与することがあります。
  • その他、便秘、トイレが近い・間に合わない、立った時にめまいがするなど、ぞれぞれの症状に対して症状を軽くするための治療を行います


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?

  • 抗コリンエステラーゼ阻害薬の治療開始時には、嘔気・嘔吐、下痢などの消化器症状がみられることがあります。
  • 症状は服用を続けることで慣れて軽快することもありますが、症状が強い場合には、嘔気止めとの併用や内服中止にすることがあります。
  • ドパミンを補充する、あるいは拮抗する治療に敏感に反応することがあります。
  • ドパミン補充治療では、幻視、幻覚が悪化することがあります。
  • ドパミン拮抗作用のある非定型抗精神病薬ではパーキンソニズム(パーキンソン病の症状)の悪化がでて歩行障害や嚥下障害がみられることがあります。
  • 基本的にはご家族に内服薬を管理していただくことをおすすめします。


予防のためにできることは?

  • 予防のためにできることは特にありません。
  • 全身の運動をとりいれて、栄養状態を良好に保ち、生きがいをもって生活をすることが大切です。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • ゆっくりと進行するタイプの疾患であり、残念ながら完治することはありません。
  • 各症状については治療で軽快することが多いです。
  • 手すりをつける、電動ベッドを使う、介護サービスを使うなど、生活環境を調整することで、生活のしづらさを軽減できます。


追加の情報を手に入れるには?

  • 日本神経学会から認知症疾患診療ガイドライン2017が出ています。
  • https://www.neurology-jp.org/guidelinem/degl/degl_2017_07.pdf
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