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群発頭痛:原因は?ストレスとの関係は?治療は?薬で予防できるの?

更新日:2020/11/11

著者竹島 多賀夫 | 社会医療法人寿会富永病院脳神経内科 頭痛センター

監修水澤 英洋 | 国立精神・神経医療研究センター

  • 頭痛専門医、脳神経内科専門医の竹島 多賀夫と申します。
  • このページに来ていただいたかたの多くは、ご自身、あるいはご家族や友人がつらい頭痛でお困りなのだと思います。
  • つらい頭痛のうち、群発頭痛(ぐんぱつずつう)とよばれる頭痛についてまとめました。群発頭痛は医師から正しく診断されるまでに10年以上かかるといわれていますが、最近はネット等でお調べになって「群発頭痛ではないでしょうか」といって、頭痛専門外来を受診される方もふえてきました。
  • 私が日々の診察の中で、群発頭痛と診断した患者さんにご説明しているポイントをまとめました。

目次

  • 群発頭痛は、どんな病気?
  • 群発頭痛と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?医療機関の選び方は?
  • 受診前によくなるために自分でできることは?
  • 群発頭痛になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?食事や生活で気をつけることは?治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
まとめ
  • 群発頭痛は目とその周囲、こめかみ、頭の横の部分の激痛を繰り返す頭痛です。
  • 1回の頭痛は1,2時間程度で、数週間から数カ月間続きます。
  • 頭痛発作時に痛む側の目から涙がでたり、目の充血などを伴います。
  • 頭痛が続く期間が終わると頭痛はおこらなくなりますが(寛解期)、半年から数年毎に頭痛の期間(群発期)が来ることも特徴です。 
  • 頭痛発作時にはスマトリプタンという薬の注射と酸素の吸入が有効です。 
  • 群発期には頭痛発作を和らげるためにステロイドやベラパミルなどの予防薬を使用します。


群発頭痛は、どんな病気?

  • 群発頭痛とは、頭の左右片方の目から耳の上のあたりにかけて、かなり重い痛みを生じる頭痛のことです。
  • 頭痛は15~180 分間持続し、発作頻度は2日に1回のこともあれば、1日に8回ほど生じることもあります。
  • 数週間から数カ月、毎日同じ時間帯に頭痛があらわれる群発期と、数カ月から数年は頭痛があらわれなくなる寛解気を繰り返します。
  • 頭痛が生じると、頭痛があらわれる側の目から涙が流れたり、目の充血や、鼻づまり、鼻水、汗、瞼が重くなるなどの症状がみられることが多いです。
  • 痛みのために、のたうちまわったり、動き回るなどの興奮した様子を伴うことも特徴です。


群発頭痛と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?医療機関の選び方は?

  • 激しい頭痛と共に目の充血、涙がでる、鼻水がでるなどの症状を繰り返す場合は群発頭痛の可能性があるため、病院を受診してください。
  • 脳や神経の専門である脳神経内科や脳神経外科を受診するのがおすすめです。
  • 基本的に救急車をよぶ必要はありませんが、これまでに経験のない激しい頭痛が続く場合は、くも膜下出血など危険な脳の病気の可能性があるので救急で受診してください。


受診前によくなるために自分でできることは?

  • 頭痛発作時は、痛む部位を冷やすことでと多少痛みが和らぐ場合があります


群発頭痛になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 群発頭痛の原因は残念ながら、いまだに分かっておりません。
  • しかし、20~40歳の男性で、特に高身長、大酒飲み、ヘビースモーカーに多いと言われています。
  • 頭痛が発生する群発期にアルコールを摂取することで、頭痛を引き起こすことがあるため、アルコールは控えてください。


どんな症状がでるの?

  • 「群発頭痛は、どんな病気?」のパートでも書きましたが、症状の特徴として以下のようなものが挙げられます。

群発頭痛の症状の特徴

  • 頭の左右片方の目から耳の上のあたりにかけて、かなり強い痛みを生じる
  • 1回に15~180 分間持続し、毎日大体同じ時間にあらわれることが多い
  • 頭痛を生じている側の目から涙が流れたり、目の充血や、鼻づまり、鼻水、汗、瞼が重くなるなどの症状がみられることが多い
  • 痛みのために、のたうちまわったり、動き回るなどの興奮した様子を伴う


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • まずは問診で、頭痛の状況や経過を詳しく確認します。
  • その後、頭痛が群発頭痛以外の病気ではないかを確認するために、下記のような検査を行います。
  • 神経学的診察(神経学的検査):脳と神経の障害がないかを調べる脳神経内科の診察をします。
  • 脳MRI、CTスキャン:脳の内部に異常がないかを確認します。
  • その他、血液検査・心電図・脳波検査など


どんな治療があるの?

  • 群発頭痛の治療には、頭痛が起きているときに痛みを和らげる治療(急性期治療)と、頭痛を予防するための治療(予防治療)の二つに分けられます。
  • 下記に治療についてまとめました。

急性期治療:頭痛を和らげる治療

  • スマトリプタンの皮下注射:頭痛があらわれたら注射をします。指導を受けることで自分での注射も可能です。
  • 酸素吸入:頭痛があらわれたら、医療用の酸素を吸入します。現在は自宅での酸素吸入も可能です。

予防治療:頭痛を予防する治療

  • カルシウム拮抗薬(ベラパミル)や短期間ステロイド(プレドニゾロン)の内服を行う。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?食事や生活で気をつけることは?治療の副作用は?

  • 薬は医師の指示に従って使いましょう。
  • 下記にそれぞれの治療での注意点をまとめました。

スマトリプタン自己注射の場合

  • 1日2回まで使用可能です。頭痛が始まったらすぐに注射してください。
  • 血管を収縮する作用があるので狭心症や脳梗塞の方は使用できません。
  • 注射後は、首の締め付け感や脱力が出現することがあります。通常は心配ありませんが、長時間続く場合は主治医に相談してください。

ステロイドの治療の場合

  • ステロイド(プレドニゾロン)は長期間使用すると、高血圧、糖尿病、体重増加などをおこします。主治医と相談して2週間程度の使用に留めるほうがよいでしょう。

カルシウム拮抗薬(ベラパミル)の治療の場合

  • 大部分の患者さんが便秘になりやすいため、下剤を一緒に使うこともあります。
  • 脈拍が遅くなったり、血圧低下をきたすことがありますので、立ちくらみなどがみられたら主治医に相談してください。
  • その他、治療で注意が必要な方をまとめました。

妊娠中の場合

  • 妊娠中の群発頭痛の治療は最も難しい頭痛治療のひとつです。頭痛専門医と産婦人科医が協力して治療にあたる必要があります。

糖尿病や心臓や肺、腎臓や神経の病気がある場合

  • 治療薬の選択に制限があるため、医師に相談してください。

免疫を弱くする疾患(HIV感染症など)がある場合

  • 感染に注意して治療薬を選択します。専門医と相談してください。


予防のためにできることは?

  • 群発期間中はアルコールなど誘因となるものを控えるようにしましょう。
  • 入浴や運動で頭痛が誘発される方は、湯舟には入らず、あまり熱くないシャワーにしたり、運動を控えるとよいでしょう。
  • 次の頭痛がおこる期間(群発期)が来ないようにできる予防法、予防薬は残念ながら現在のところありません。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 頭痛の発作は薬物療法や酸素療法で治療できます。しかし、将来にわたって群発頭痛をおこさないようにする治療は現在のところありません。


追加の情報を手に入れるには?

  • 日本頭痛学会のWebサイトから慢性頭痛の診療ガイドラインを閲覧可能です。
  • http://www.jhsnet.org/guideline_GL2013.html

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