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  1. お医者さんオンライン
  2. 消化にかかわる病気【消化器科】
  3. 下痢

下痢:原因は?何日続いたら心配なの?病院受診のタイミングは?治療は?

更新日:2020/11/11

著者奥村 利勝 | 旭川医科大学 内科学講座 消化器・血液腫瘍制御内科学分野教授

監修中島 淳 | 横浜市立大学医学部肝胆膵消化器病学教室 主任教授

  • 消化器病専門医の奥村 利勝と申します。
  • とつぜん下痢になったり、ひどい下痢が何日も続いたりすると、心配になりますよね。何か悪い原因で起こっているのではないか?と心配されたり、「病院に行ったほうが良いかな?」と不安になられたりするかもしれません。
  • そこでこのページでは、下痢の一般的な原因や、ご自身での適切な対処方法、医療機関を受診する際の目安などについて役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「本当に知ってほしいこと」について記載をさせていただいています。

目次

  • どんな症状?
  • 下痢の主な原因とその説明
  • こんな症状があったら救急車を!
  • 下痢に対して、よくなるために自分でできることは?
  • こんな症状があったらかかりつけ医を受診しましょう
  • お医者さんでおこなわれること
  • 急性下痢の原因
  • 慢性下痢の原因
  • ガイドラインなど追加の情報を手に入れるには?
まとめ
  • 下痢とは、水のような液状の便が何回も出る状態のことです。
  • 通常1週間以内に自然に治ることが多いですが、1か月以上続く場合はおなかの病気以外にもさまざまな原因が考えられます。
  • 下痢が続くときや、熱やおなかの痛みがあるとき、便に血が混じるとき、便秘と下痢をくり返すとき、おしっこが出ないとき、体重が減ってきたときには、内科または消化器内科を受診してください。
動画でみる まとめ

どんな症状?

  • 下痢とは、水のような液状の便が何回も出る状態です。
  • 通常は1週間以内に治り、治療が必要ないことも多いです。しかし、下痢が1か月以上続く場合は、お腹の病気以外の可能性も考えられます。

下痢の主な原因とその説明

1週間以内によくなる下痢の主な原因

  • 食べすぎ、飲みすぎ:食べすぎたりお酒を飲みすぎたりすると、消化が間に合わなかったり、その刺激でおなかをこわす場合があります。
  • 急性胃腸炎:ばい菌が食べ物や水と一緒に入ってきて、胃や腸を傷つけます。下痢の他におう吐や熱、おなかの痛み、ときには便に血が混じるなどの症状が出ます。
  • お薬:抗菌薬は下痢の原因になります。抗菌薬は、特定のばい菌をやっつけるお薬であり、ターゲット以外のばい菌を元気にしてしまうことがあります。また、抗がん剤も下痢を起こします。
  • 数日たってもよくならない、どんどん症状が強くなる、まったく水が飲めないような場合は、病院を受診してください。
コラム:新型コロナウイルス感染症による下痢
  • 下痢の原因として新型コロナウイルス感染症がある。
  • 糞便からの新型コロナウイルスの排出も指摘されている。
コラム:命にかかわる病気がかくれていることもある下痢
  • 急性下痢の中には、命に係わる病気が隠れているケースがまれにあります。
  • 例えば、細菌感染が重症化した場合や心筋梗塞、胃腸からの出血などの初期症状が下痢である、ということがあります。
  • これらの場合は、下痢のほかに腹痛や胸痛、血圧低下・ショック症状など他の症状が一緒に現れますので、注意が必要です。

1か月以上続く下痢の主な原因

  • 過敏性腸症候群【かびんせいちょうしょうこうぐん】:数ヶ月にわたって腹痛に悩まされたり、おなかの張りが続いたり、定期的に便秘と下痢を繰り返したりすることがあります。環境の変化などストレスで症状がでたり悪くなったりすることが特徴で、検査をしても、腸の壁の荒れやできもの(ポリープ)などの異常は見つかりません。
  • 大腸癌:初めは何も症状がなく、気づかれにくい癌です。進行して癌が大きくなると、便秘気味になったり下痢と便秘をくり返すようになったり、便に血が混じる、便が細くなる、体重が減ったといった症状が出たりします。
  • 潰瘍性大腸炎・クローン病:どちらも腸の炎症が長く続く病気です。下痢とおなかの痛みがずっと続き、熱がでたり便に血が混じることもあります。

こんな症状があったら救急車を!

  • 下痢があるだけでしたら、救急車を呼ぶ必要はありません。
  • ただし、下痢が続いておしっこが出ない、水分が取れていない、動けない、呼びかけに応じないといった症状がある場合は、危険な状態になっている可能性があるので救急車を呼んでください。

下痢に対して、よくなるために自分でできることは?

  • 食べすぎ、飲みすぎないように気をつけ、おなかを温めて体を休めるようにしてください。
  • 下痢をしている時は、脂っこいものや辛いもの、冷たいもの、コーヒーなどの刺激物をとらないようにしてください。
  • 下痢をすると水分が出ていってしまい脱水になりやすいので、できる限り水分補給を心がけてください。
  • 不安や緊張などストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れて下痢や便秘を繰り返すこともあるようです。疲れをためないよう、ゆっくり休息する時間をとってください。
  • たとえば、ゆったりとした音楽を聴いたり、趣味を見つけられると、リラックスする時間を作れるでしょう。また、良質な睡眠をとるために、ぬるめのお風呂に入る、就寝前に適度なストレッチをするとよいでしょう。

こんな症状があったらかかりつけ医を受診しましょう

  • 下痢がひどいとき、熱があるとき、食事や水分をとれないとき、便に血や膿が混じるときは、早めの受診を考えたほうがよいでしょう。
  • また、尿が少ない・ほとんど出ていないような場合は脱水状態かもしれません。そのような場合も、早めに受診したほうがよいでしょう。

お医者さんでおこなわれること

下痢の治療

  • 急性下痢の場合は、特に治療をしなくても自然と良くなることがほとんどです。つらい症状がある場合や原因が分かる場合は、次のような治療を行います。
  • 場合によっては整腸剤を投与します。
  • 薬が原因と思われる下痢の場合は、できる範囲で薬を中止していただきます。
  • 細菌が下痢の原因ではないことがわかるまで、腸の中に悪い細菌がとどまったり、増えてしまわないように、下痢止め薬は使いません。
  • 脱水を起こしているけれども、吐いてしまって口から水分を取れない場合には、点滴による水分補給などを行います。

下痢に関わる検査

  • 原因になっているウイルスを調べる検査を行うことがあります。ノロウイルスやロタウイルス、アデノウイルスなどを疑う場合は、簡易検査キットを用います。他の病原体が疑われる場合は、便を専門機関で検査してもらいます。
  • 全身の状態を評価するために、血液検査を行うことが多いです。尿素窒素やクレアチニンの値から、脱水状態になっていないかがわかります。
  • 最近の抗菌薬使用が原因になっている可能性がある胃腸炎が疑われた場合、CDトキシンという特殊な毒素が出ていないか、便検査を行います。
  • 長く続く下痢の場合は、他に深刻な病気が隠れていないか、大腸カメラやお腹のCT検査を行い、胃腸や大腸に炎症や腫瘍がないかを調べます。また、より詳しい血液検査を行い、原因を調べていきます。

もっと知りたい! 下痢のこと

急性下痢の原因

急性胃腸炎

  • ウイルス・細菌の感染が原因で起こり、下痢の他に嘔吐や発熱、腹痛、症状が極めて強い場合には血便などの症状が現れることがあります。
  • ウイルス性腸炎ではノロウイルスや、子どもに多いロタウイルスなどが有名です。
  • 細菌性腸炎は加熱調理が不十分な食品の摂取などにより感染することが多いといわれており、大腸菌やサルモネラ菌などが有名です。
  • ウイルス性腸炎および細菌性腸炎のどちらも人から人へ感染します。身の周りで下痢などが流行しているとき、生ものを食べたとき、海外から帰ってきたばかりといったような状況で、下痢の症状がある時には注意が必要です。

薬剤性腸炎

  • 薬剤により腸が荒れて炎症を起こすことがあります。

偽膜性腸炎

  • 抗菌薬を使うと腸内細菌のバランスが崩れ、Clostridioides difficile という菌が大量に増殖し、産生する毒素により腸粘膜が傷つきます。

急性出血性腸炎

  • 抗菌薬投与後数日で起こり、突然の激しい腹痛と血性下痢が典型的な症状です。多くはペニシリン系の薬剤を使用した際に発症します。原因と考えられる薬剤を中止すればすぐによくなります。

MRSA腸炎

  • 体が弱っている患者さんや胃切除後に起きやすい病気です。血便が見られることはあまりありません。

慢性下痢の原因

過敏性腸症候群

  • 数ヶ月にわたって腹痛に悩まされたり、おなかの張りが続いたり、定期的に便秘と下痢を繰り返したりすることがあります。検査をしても、腸に炎症やポリープなど異常は見つかりません。

大腸癌

  • 初めは何も症状がなく気づかれないことが多い癌です。進行して癌が大きくなると、便秘気味になったり下痢と便秘をくり返すようになったり、血便、便の狭小化、体重減少といった症状が出たりします。

潰瘍性大腸炎

  • 大腸の粘膜と粘膜下層を壊し、びらんや潰瘍をつくる病気です。典型的には粘血便と下痢が出ます。

クローン病

  • 口腔から肛門までのすべての消化管に起こりうる、全層性の慢性炎症をくり返す病気です。

その他

  • ホルモン産生腫瘍や、甲状腺機能亢進症、糖尿病、慢性膵炎などでも下痢を来たすことがあります。

ガイドラインなど追加の情報を手に入れるには?

  • JAID/JSC 感染症治療ガイドライン 2015 ―腸管感染症―
  • http://www.chemotherapy.or.jp/guideline/jaidjsc-kansenshochiryo_choukan.pdf#search=%27下痢+ガイドライン%27
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