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超音波内視鏡検査(EUS):どんな検査なの?痛みや苦痛はないの?

更新日:2020/11/11

著者佐藤 高光 | 横浜市立大学附属病院 肝胆膵消化器病学

監修中島 淳 | 横浜市立大学医学部肝胆膵消化器病学教室 主任教授

  • 消化器内科の胆膵領域を専門にしております、佐藤高光と申します。
  • このページに来ていただいた方は、もしかすると膵臓や胆管、胆のうがご心配で、どのような検査があるのかを知りたいと考えられているかもしれません。
  • ここでは、超音波内視鏡検査(以下、EUS)という胃カメラを使った超音波検査について、お役に立てる情報をまとめてみました。
  • 私が日々の診察の中で、「必ず説明をすること」、「よく質問を受けること」、「本当に知ってほしいこと」についてまとめました。

目次

  • どんな検査?
  • どういう人がこの検査を受けるべき?
  • 実際には、どんなことをするの?
  • 検査にかかる時間は?痛みはある?
  • 他にどのような検査法があるの?
  • 理解しておきたい リスクと合併症
  • 検査後の注意は?
  • 検査後にこんな症状があったら病院に伝えてください
  • ガイドラインなど追加の情報を手に入れるには?
まとめ
  • EUSは、特殊な胃カメラを使った超音波検査で、膵臓や胆管、胆のうなどをお腹の中から調べる検査です。
  • 他にも、食道や胃などに粘膜下腫瘍(表面が覆われた腫瘍)やお腹の中に腫瘤が見つかった場合も適応となります。
  • 一般的に、検査時間は20-30分程度かかり、鎮静剤で眠った状態で検査を受けていただきます。
  • 外来でも可能な検査ではありますが、専門性の高い技術が必要になりますため、専門施設で検査を受けることをお勧めします。


どんな検査?

  • 超音波内視鏡検査(EUS)は、内視鏡検査の一つで、機械の先が超音波となっている特殊な胃カメラを使い、胃や腸などの消化管の中からお腹の中を調べる検査です(図1)。
  • EUSは、肝臓や膵臓、胆管・胆のうをより詳しく検査することができます。大がかりな検査と思うかもしれませんが、胃カメラの“ついで”に超音波で観察するイメージです。

コラム:CTやMRI検査との違い

  • CT、MRI、お腹の超音波検査などは、体の外から調べる検査です。それらでは、お腹の中の臓器はしばしば正確な評価ができません。
  • よく、「CTやMRI検査で異常がなかったので大丈夫ですよね?」と質問を受けることがありますが、EUSではじめて病気が見つかることもしばしばあります。

コラム:検査費用

  • 検査にかかる費用は、通常の胃カメラに超音波分の値段が加えられ、3割負担の方で約4320円です。その他、鎮静時に使用する、点滴などの薬代が別途でかかります。

図表1  EUS


どういう人がこの検査を受けるべき?

  • 次のような方はEUSを受けることをご検討ください。

検査を受けるべき方

  • 膵臓、胆管、胆のうに何らかの病気が疑われる人:具体的には、健康診断や人間ドックの採血検査で、膵臓や胆管の検査の値・腫瘍のマーカーが高い場合、お腹の超音波検査で胆のうポリープ(胆のうのできもの)や膵嚢胞(膵臓にできる液体のたまり)などが見つかった場合に検査をします。
  • 胃、食道に粘膜下腫瘍が見つかった人
  • なお、鎮静剤というお薬を使うので、お年寄りの方や呼吸の状態が悪い方、神経の病気をお抱えの方などは、使うかどうか慎重に決める必要があります。


実際には、どんなことをするの?

検査前の処置

  • 胃カメラの検査になるため、検査の前日は早めの時間に消化の良いものを食べるようにしましょう。
  • 当日は朝から何も食べないで病院へお越しください。検査室では、まず鎮静剤を使用するための点滴をとります。

検査の手順

  • 検査のベッドの上に、体の左側を下にして横になっていただきます。喉の麻酔をかけた後、マウスピースをくわえてもらいます。鎮静剤を注射し、眠った状態になりましたら検査開始となります。
  • 先が超音波となっている特殊な胃カメラを口から飲んで検査を行います。
  • 胃や十二指腸から膵臓や胆管、胆のうを観察し、ミリ単位での変化を見ることができます。


検査にかかる時間は?痛みはある?

  • 検査の時間は20~30分程度です。外来で行う場合は、検査の後に1時間ほどの安静時間があります。安全に歩行などが可能であることを確認してからの帰宅になります。お年寄りの方や病院によっては、1泊2日の入院で行うこともあります。
  • 検査中の痛みは、鎮静剤を使用し、眠っている間に検査は終わるのでほとんどありません。鎮静剤が効きにくい方は、多少痛みがあることもあります。
  • また、通常の胃カメラよりも少しだけ太いカメラを使用すること、検査時間が少し長いことから、検査後の数日間は喉に違和感が残る場合があります。


他にどのような検査法があるの?

  • 膵臓や胆管、胆のう、お腹の中の腫瘍を調べる方法は、EUSの他に、造影剤を使ったCT検査、MRI/MRCP検査、内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)があります。しかし、精度としてEUSの代わりとなる検査は現在ありません。

造影CT検査

  • 造影剤を使用し、X線を用いて体を輪切りにした断面を撮影する検査です。短い時間で簡単に受けられる検査ですが、放射線の被爆のリスクがあります。

コラム:造影剤CT検査の利点

  • 造影剤を使用することでコントラストをつけて診断をしやすくします。最近は、より薄い断面図を作成することが可能で、詳しく観察することができます。

MRI/MRCP検査

  • 強力な磁石の力で、体の状態を画像にする検査です。特に胆のうや胆管、膵管だけを強調して撮影することができます。被爆せず安全な検査ですが、患者さん自身が息止めをするなどのご協力が必要です。

ERCP

  • 内視鏡を使い、胆管と膵管にカテーテル(細いチューブ)から造影剤を流し込み、胆管と膵管を撮影する検査です。同時に、胆汁や膵液などを採ることができます。しかし入院が必要で、被爆や膵炎のリスクがあります。


理解しておきたい リスクと合併症

  • 検査は、細心の注意を払って行われますが、以下のようなリスクと合併症があります。

生じうるリスクと合併症

  • 内視鏡操作による合併症:内視鏡で胃や十二指腸の表面を傷つけてしまうことや、ごくまれではありますが消化管に穴が空いてしまい、緊急手術が必要なことがあります。
  • 嘔吐反射にともなう合併症:鎮静剤(苦痛や不安を少なくするお薬)を使用していても、内視鏡が喉を通る際にむせ込み、喉の表面を傷つけてしまうことや、つばが肺に入り込んでしまい肺炎になってしまうことがあります。
  • 鎮静剤による合併症:鎮静剤の副作用として、突然血圧が下がる、息が止まる、などで検査が中止になることがあります。検査が終わった後も、口が渇く、ドキドキするなどが生じることがあります。


検査後の注意は?

  • 検査後は、1時間ほど安静にしてください。
  • 鎮静剤を使用しているので、1時間ほどしてから歩行などをチェックします。
  • 車や自転車の運転、運動は控えてください。
  • 検査の日は、ふらつきなどが残ります。


検査後にこんな症状があったら病院に伝えてください

  • 検査後に以下のような症状があったら、病院にご連絡ください。

病院に連絡するべき症状

  • 喉の症状:検査後、喉に違和感があったり、痰に血が混ざったりする場合があります。数日で治ることがほとんどですが、治らない場合は病院に相談してください。
  • ふらつき、吐き気:鎮静剤の影響で、検査後はふらつきが残ります。ひどい場合は一日中気持ち悪く、動けなくなることもあります。一晩休むと治ることがほとんどですが、改善しない場合は、相談してください。


ガイドラインなど追加の情報を手に入れるには?

  • EUSについては日本消化器内視鏡学会のホームページで一部の情報を得ることができます。
  • https://www.jges.net/citizen/check-cure/no3-4
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