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  3. クロピドグレル

クロピドグレル:どんな薬?費用や副作用は?日常生活の注意点は?

更新日:2020/11/11

著者海北 幸一 | 熊本大学大学院生命科学研究部循環器内科 准教授

監修倉林 正彦1、筒井 裕之2 | 1:群馬大学大学院医学系研究科循環器内科学 教授、2:九州大学大学院医学研究院循環器内科学 教授

  • 日本循環器学会循環器専門医、日本血栓止血学会認定医の海北幸一と申します。
  • このページに来ていただいた方は、心臓病や脳卒中についてのお悩みがあり、血液をさらさらにするお薬(抗血小板薬)の処方を希望されておられるかもしれません。
  • クロピドグレル(抗血小板薬の一つ)を飲み始めるにあたり、それがどのような薬であるのかについて役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「本当に知ってほしいこと」について記載をさせていただいています。

目次

  • どんなくすり?おおよその値段は?
  • どんな目的で飲むの?
  • どのように飲むの?
  • 飲み始めるときの注意点は?いつまで使うの?自分でやめてよい?
  • 副作用ってよく聞くけど、どんなことが起こるの?治療中の注意点は?
  • 食事などとの飲み合わせは?一緒に飲まないほうがいい薬はある?
  • ガイドラインなど追加の情報を手に入れるには?
  • クロピドグレルの問題点
まとめ
  • クロピドグレルは抗血小板薬と呼ばれる薬の1つで、血管の中でできる血の塊(血栓)を予防し、血液をさらさらにする薬です。
  • 血管を詰まりにくくするのに使います。
  • したがって、動脈硬化が元になって起こる心臓、脳、血管の病気に対して使います。
  • 副作用によって出血が起こると、減量または中止しないといけなくなります。


どんなくすり?おおよその値段は?

  • クロピドグレルは抗血小板薬と呼ばれる薬の1つで、血管の中でできる血の塊(血栓)を予防し、血液をさらさらにする薬です。
  • 血管を詰まりにくくする働きがあるので、動脈硬化が元になって起こる心臓、脳、血管の病気に対して使います。
  • 値段はジェネリックかどうかで変わってきますが、ジェネリックだと1錠15~25円程度、正規品であると1錠70円程度になります。


どんな目的で飲むの?

  • クロピドグレルは血の塊(血栓)ができるのを抑え、血管を詰まりにくくします。具体的には下記のような目的で飲みます。

病気別の服用目的

  • 心臓病(急性心筋梗塞、狭心症):心臓に栄養を与える血管(冠動脈)を詰まりにくくします。また、カテーテルという細い管で冠動脈を治療した後に、冠動脈内に血栓ができないように予防します。
  • 脳梗塞:脳の血管を詰まりにくくします。
  • 血管の病気(手足の血管):手足の血管を詰まりにくくします。


どのように飲むの?

  • 病気別では下記のように飲みます。

病気別の飲み方

  • 脳梗塞後の再発を抑える目的の場合:成人ではクロピドグレル75mgを1日1回服用しますが、年齢・体重・症状により1日1回50mg服用となることがあります。
  • 冠動脈のカテーテル治療後に使用する場合:成人は服用開始時に1回4錠(クロピドグレルとして300mg)を1日1回服用し、カテーテル治療を行います。その次の日からは、1日1回75mgを服用します。
  • 血管の病気の患者の場合:成人では75mgを1日1回服用します。

よい飲み方

  • 一日一回規則正しく飲んで下さい。

すすめられない飲み方

  • 一日に複数回飲んだり、数日に一回まとめて飲んだりしないでください。
  • 一日に複数回服用すると効果が上がり、出血する可能性が高くなります。
  • 数日間飲まない日があると、血管が詰まってしまうことがあります。


飲み始めるときの注意点は?いつまで使うの?自分でやめてよい?

  • 血液をさらさらにする薬なので、飲み始めて内出血や出血が止まらないことがあります。
  • 毎日決められた量を内服して下さい。
  • いつまで服用するかは、担当医の指示に従って下さい。
  • 心臓の血管(冠動脈)の治療後は、治療した血管が詰まってしまうことがありますので、絶対に自分で服用を止めないで下さい。


副作用ってよく聞くけど、どんなことが起こるの?治療中の注意点は?

  • 主な副作用として下記のようなものがあります。

クロピドグレルの副作用

  • 出血
  • 黄疸
  • 吐き気・嘔吐
  • 食欲がでない
  • 他にも貧血、肝機能障害、血栓性血小板減少性紫斑病(全身に小さな血栓ができて、脳、心臓、腎臓などの重要臓器への血液の流れを妨げる病気)が見られることもあります。
  • 血管内の血の塊(血栓)ができるのを予防し、血液をさらさらにする薬ですので、副作用が起こると減量または中止しないといけなくなります。
  • 下記の様な症状が出た際は、すぐに医師の診察を受けてください。

副作用による症状

  • 突然の頭痛、吐き気・嘔吐、体の麻痺など:頭蓋内出血の可能性があります。直ちに、かかりつけの病院に連絡して下さい。
  • 吐血、黒色便、目が見えにくい、関節痛など:胃腸出血、眼底出血、関節血腫の可能性があります。直ちに、かかりつけの病院に連絡して下さい。
  • 胃痛、嘔吐、吐血、下血など:胃・十二指腸潰瘍、大腸からの出血の可能性があります。

患者さんからよく聞かれる質問は?

食事などとの飲み合わせは?一緒に飲まないほうがいい薬はある?

  • 他の抗血小板薬を合わせて飲んでいると出血しやすくなります。合併している病気によっては、他の抗血小板薬を併用することもあります。
  • 問題ないかどうか担当医に確認をして下さい。
  • 薬を飲んでいて、特に食べてはいけない食物はありません。

もっと知りたいクロピドグレルの基礎知識

ガイドラインなど追加の情報を手に入れるには?

  • 日本循環器学会のホームページに、心臓や血管の病気のガイドラインがまとめられています。ご自身の病気やクロピドグレルについて詳しく知りたい方は、下記を参照してみてください。
  • https://www.j-circ.or.jp/guideline/guideline-series/


クロピドグレルの問題点

  • クロピドグレルそのものは薬理効果を持たず、内服後に消化管、肝臓で代謝された後に薬効を持つようになります。
  • 肝臓の代謝過程で作用する代謝酵素の一つであるCYP2C19に遺伝子異常(多型)があると、クロピドグレルが活性型にならず、本来の薬効が発揮できなくなります。
  • このような遺伝子多型を持った患者さんをクロピドグレルの低反応者(プアメタボライザー)と呼びますが、日本人はこの割合が全患者の約20%と言われています。
  • 薬が効いているかどうかは、血小板凝集能検査によりわかりますが、現在この血小板凝集能測定検査は、日本では保険適応の範囲内で検査できません。
  • クロピドグレルを内服していても、血栓症を繰り返す患者さんには、他の薬剤を選択する必要があります。

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