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  3. 間質性膀胱炎

間質性膀胱炎:原因は?症状は?検査や治療は?自分でも治せるの?

更新日:2020/11/11

著者新美 文彩 | 国立国際医療研究センター病院泌尿器科 医長、新東京病院泌尿器科 部長

監修中川 徹 | 帝京大学医学部附属病院 泌尿器科

  • 泌尿器科専門医、日本排尿機能学会認定医の新美 文彩と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかすると「自分が間質性膀胱炎になってしまった?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • 間質性膀胱炎は、どんな病気?
  • 間質性膀胱炎と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?医療機関の選び方は?
  • 受診前に自分でできることは?
  • 間質性膀胱炎になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?食事や生活で気をつけることは?治療の副作用は?
  • うつるの?自分の予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
  • 普通の膀胱炎と間質性膀胱炎は何が違うの?
まとめ
  • 間質性膀胱炎(かんしつせいぼうこうえん)とは、1か月以上の長期間にわたって、膀胱((ぼうこう)、おしっこを一時的に溜める場所)に炎症がおきる、原因不明の病気です。
  • おしっこが異常に近くなったり、お腹の下のあたりに痛みを感じた場合は、かかりつけの先生にご相談ください。一般的なお薬が効かず、1か月以上症状が続く場合には、泌尿器科のある病院にご相談ください。
  • 間質性膀胱炎になってしまった場合は、痛み止めなどを飲んでいただきながら、病気とうまく付き合う方法を学ぶことも大切です。
  • 間質性膀胱炎はストレスや刺激物などで悪化するため、規則正しい生活とバランスの良い食事を心がけてください。
  • 間質性膀胱炎の一部は指定難病であり、自己負担分の治療費の一部または全部が国または自治体により賄われることがあります。


間質性膀胱炎は、どんな病気?

  • 間質性膀胱炎とは、おしっこが近くなったり、おしっこが溜まってくると痛みや不快感を感じる原因不明の病気です。
  • 特に原因がないのに炎症が起きたり、痛みが起きることが特徴で、長い期間(1か月以上)つづきます。
  • 間質性膀胱炎の一部は指定難病であり、自己負担分の治療費の一部または全部が国または自治体により賄われることがあります。


間質性膀胱炎と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?医療機関の選び方は?

  • とてもおしっこが近くなったり、おしっこを出すときやおしっこが膀胱に溜まったときにお腹の下のあたりに痛みを感じた場合、もしかすると間質性膀胱炎かもしれません。
  • おしっこに行く回数が増えた、おしっこを出す際に痛みを感じるようになった場合は、まずかかりつけの病院にご相談ください。
  • 38度以上の熱があり、痛みが強く普通の痛み止めが効かない場合は、泌尿器科のある大きな病院にご相談ください。


受診前に自分でできることは?

  • 早くよくなるためには、下記のことを行うとよいでしょう。

つらい症状にたいしてご自分でできること

  • 体を休め、よく眠る
  • 下半身を温める
  • ストレスを溜めない
  • 辛い料理などの刺激物を食べるのを避ける
  • 痛みがあったり、熱でつらいときはドラッグストアで買えるアセトアミノフェン(タイレノール(R)やバファリン・ルナ(R))などの薬剤を飲む


間質性膀胱炎になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 間質性膀胱炎は自己免疫疾患や膠原病などの病気を元々お持ちの方でなりやすく、国内に4000人程度いらっしゃるといわれています。
  • 病気のなりやすさには関係しませんが、お腹の下の方の手術(婦人科や大腸の手術)をしたことがある方や背骨の病気(脊柱管狭窄症やすべり症)をお持ちの方は、膀胱の痛みが長引きやすいと言われています。


どんな症状がでるの?

  • 間質性膀胱炎にかかった場合、下記のような症状を示します。

間質性膀胱炎の症状

  • おしっこが近くなる(1日に8回以上、ひどいときは30分に1回くらいトイレに行きたくなることもあります)
  • 膀胱におしっこが溜まってくるとお腹の下のあたりやおしっこの出口が痛くなる
  • おしっこをしているときにおしっこの出口が痛くなる
  • おしっこをした後は痛みが少し和らぐ
  • トイレに行きたい感覚が頻繁におこる
  • 上記の症状が慢性的(数カ月以上)続きます。


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • まず、症状の強さに関するアンケートにご記入いただきます。
  • また、おしっこの回数や出た時間、量を日記につけていただき、どれくらいおしっこが近いのか、確認します(排尿日誌(はいにょうにっし】といいます)。
  • 尿検査(尿培養・尿細胞診):おしっこにばい菌やがん細胞などが入っていないか確認します。
  • 膀胱鏡:膀胱の中の粘膜をカメラで確認します。


どんな治療があるの?

  • 間質性膀胱炎と診断された場合、まずは痛み止めなどのお薬を使い、症状をご自分でコントロールする方法や、食生活の注意点を学んでいただきます。加えて、手術治療も行うことが多いです。

お薬

  • 痛み止め:アセトアミノフェン、ロキソプロフェンなど
  • 痛みを感じる神経を落ち着ける薬:アミトリプチリン、ガバペンチン、プレガバリン、トラマドールなど

手術

  • 膀胱水圧拡張術(ぼうこうすいあつかくちょうじゅつ】:麻酔をして痛みをなくした状態で、内視鏡で観察しながら、水を膀胱に入れて膨らませます。効果があるのは半年程度とされています。
  • ハンナ病変切除術(はんなびょうへんせつじょじゅつ】:膀胱の中の粘膜に荒れている部分(ハンナ病変といいます)がある場合は、そこを電気で焼く手術です。ハンナ病変がある場合はよく効く治療とされています。

膀胱内注入療法・膀胱壁注射療法

  • 炎症や痛みを抑えるお薬を膀胱に直接注入する治療です。特殊な治療なので、間質性膀胱炎の専門家がいる病院でないと行っていないことがほとんどです。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?食事や生活で気をつけることは?治療の副作用は?

血尿

  • 膀胱鏡検査や手術を受けられた後は、多くの場合、血尿が出てしまいます。
  • ロゼワインぐらいの色の血尿はよくあることなので、気にする必要はありません。トマトジュースのようなドロッとした血尿が出る場合は、すぐにかかりつけの病院にご連絡ください。

発熱

  • 膀胱鏡検査や手術を受けられた後に、38度以上の熱が出た場合は、検査や手術を行った病院にご連絡ください。

食べ物について

  • お腹の下のあたりに痛みがあったり、おしっこが近いなどの症状がある場合は、刺激物を食べたり飲んだりすることは避けてください。
  • 具体的には、唐辛子、わさび、からし、シナモンなどの香辛料や山椒などの柑橘類などです。お酒やタバコも症状を悪くする原因となる可能性があるため、避けてください。


うつるの?自分の予防のためにできることは?

  • この病気は他の人にうつったり、子供に遺伝したりすることはありません。
  • 予防のために特にできることはありませんが、刺激物を取りすぎると症状が悪化することが多いので、なるべく避けることを心がけてください。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 手術で症状がやわらぐ人が半数程度です。神経の知覚過敏が強い方で、手術の効果がない人もいらっしゃいます。
  • また、手術の効果は早いと三ヶ月~半年程度でなくなることも多いです。一方、何年も症状が再発せず、元気に過ごす方もたくさんいらっしゃいます。
  • 一度かかると長い間症状が続くことがある病気です。主治医の先生と相談し、自己管理をしながら、うまく病気と付き合う方法をみつけてください。


追加の情報を手に入れるには?

  • 間質性膀胱炎に関しては下記のページを見るとよいでしょう。
  • 難病情報センターのサイト
  • http://www.nanbyou.or.jp/entry/4429
  • 日本間質性膀胱炎研究会のサイト
  • http://sicj.umin.jp/

もっと知りたい! 膀胱炎

普通の膀胱炎と間質性膀胱炎は何が違うの?

  • 普通の膀胱炎は、膀胱の中にばい菌が入ってきて炎症を起こすことで、おしっこが近くなったり、痛くなったりします。
  • 間質性膀胱炎はそのようなばい菌がいないにもかかわらず、おしっこが近くなったり、痛くなったりします。
  • 普通の膀胱炎の症状は一時的なもので、ばい菌に効くお薬を飲んでいただくと良くなります。一方、間質性膀胱炎は原因不明の病気で症状も長く続き、残念ながら長く付き合っていく病気です。
  • 間質性膀胱炎と診断された患者さんは、自己管理をしていただきながら、病気とうまく付き合う方法を主治医の先生と一緒に探すことが大切です。

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