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  3. 白板症

白板症:どんな病気?癌になることもあるの?検査は?治療でよくなるの?

更新日:2020/11/11

著者柴原 孝彦 | 東京歯科大学口腔顎顔面外科学講座 東京歯科大学千葉歯科医療センター 客員教授

監修上野 尚雄 | 国立がん研究センター中央病院 歯科

  • 口腔外科指導医・専門医の柴原 孝彦と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかすると「自分が白板症になってしまった?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • 白板症は、どんな病気?
  • 白板症と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?
  • 受診前によくなるために自分でできることは?
  • 白板症になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 白板症の表面
  • 粘膜の変化
  • 治療について
  • 経過観察の重要性
  • 紅板症との違いは?
まとめ
  • 口の粘膜にみられる白色の病変です。
  • 拭いてもこすっても取れません。だんだん厚くなり硬くなります。
  • 原因をなくしてもなかなか消えないです。
  • 白板症の3-5%はがん化すると言われています。
  • 確実な治療法は切って取ることです。


白板症は、どんな病気?

  • 口の粘膜から発生します。口の粘膜が厚くなって白板症となります。
  • 粘膜への刺激が原因となり発症します。一度発症した白板が自然に消えることはなく、長くそのまま残ります。
  • ほとんどの白板症はそのままの状態で経過しますが、3-5%ががん化します。
  • タバコを吸われる方では、白くむくんだ形になり、口の粘膜や口の中の天井の部分によくできます。


白板症と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?

  • 歯科医院を受診してください。
  • 痛くもかゆくもありません。白色の色の変化しか症状はありません。口の機能に問題が出ることもありません。
  • ご自分でも見える病気ですので、万遍なく口の中をチェックしましょう。2-3か月に一度はかかりつけ歯科医院に受診し口の中を隅々まで見てもらうとよいと思います。


受診前によくなるために自分でできることは?

  • 口の粘膜に刺激を与えないことです。歯ブラシの使い方を改善したり、タバコを吸わないようにしたりすることが必要です。
  • 偏食、ビタミンAやBの摂取不足の改善が必要です。
  • 歯並びや歯の詰め物も口の粘膜に刺激を与えますので、適切な歯科処置を受けることが重要です。


白板症になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 白板症の原因として、放置した虫歯や、不適切な入れ歯や歯の詰め物などのとがった部分による粘膜への刺激が挙げられます。
  • また、タバコが原因となることや、ビタミンAやBの不足などによっても白板症が起こることもあるといわれています。
  • 白板症は40歳以降で発症しやすく、女性より男性に多いです。


どんな症状がでるの?

  • 粘膜が厚くなることで、粘膜の表面に白色のものができますが、これはこすっても取ることはできません。
  • 白板症は、歯茎、舌の側面にできることが多く、他にも頬の内側の粘膜、口の中の天井の部分、唇、口の底にできます。
  • 一部分にだけできるものもあれば、口の中全体できるものまでさまざまです。
  • 白色のものの周囲の粘膜との境界は分かりやすい場合もあれば、そうでない場合もあります。
  • 表面はなめらかであったり、崩れていたり、盛り上がっていたり、赤い斑点があることもあります。
  • 必ず痛みがあるわけではありません。そのため、虫歯の治療で歯科医院を受診した際や歯科検診の際などに指摘されてはじめて気がつく患者さんもいます。


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • 口の中にこすっても取れない白色のものがあれば白板症が疑われますが、病理検査を行います。
  • 病理検査とは、組織を一部採って顕微鏡で観察する検査です。
  • 病理検査で癌であるとの結果がでた場合には、口腔がんとして調べることが必要となります。


どんな治療があるの?

  • 白板症の治療は、病気のある所への刺激となるものがあればそれを取ります。
  • 飲み薬や塗り薬はありません。
  • タバコを吸われる方は禁煙が必要です。治療は病理検査の結果が重要ですが、基本的には外科的に取ることです。
  • 取ったものは必ず病理検査に出します。病理検査の結果次第では、追加で取ることが必要なこともあります。
  • なんらかの理由で外科的に取ることができない場合には厳重な経過観察が必要です。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?

  • 口の中の環境が良くならなければ、再発も考えられます。
  • 取った後も再発、あるいは別の口の粘膜にできることもあるため、専門医による定期的な経過観察が必要です。
  • 取った所に刺激が加えないように注意してください。
  • 禁煙は続けて下さい。電子タバコも同様です。


予防のためにできることは?

  • 放置した虫歯や、不適切な入れ歯や歯の詰め物などのとがった部分による粘膜への刺激があれば適切な歯科治療を受けておくこと。
  • タバコが原因となることや、ビタミンA、Bの不足などによっても発症するので、生活習慣や食生活の改善をはかること。
  • かかりつけ歯科医院での定期的な診察が重要です。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 自然に治ることは難しいです。原因をなくしても簡単には治りません。
  • 確実な治療法は外科的に取ることです。取った後、病気があった所を刺激するようなものがなければ、再発することはないでしょう。

もっと知りたい! 白板症

白板症の表面

  • 表面の構造から、均一型と不均一型に分けられ、不均一型で赤い斑点がある場合はがん化のリスクが高く、より注意が必要です。


粘膜の変化

  • 組織学的には「異形成」と呼ばれる変化を起こしており、正常の粘膜とは異なります。
  • 異形成は軽度、中等度、高度の3段階に分類され、異形成の程度が高度である場合にはがん化しやすいといわれています。


治療について

  • 切除の際には、ヨード溶液(または蛍光観察装置)を用いた生体染色を行い、不染域(染まっていない部位)を含めた切除が必要です。
  • ビタミンA、Bの投与、カテキンの塗布などでの治療も試みられましたが、現時点ではあまりやられていません。


経過観察の重要性

  • 白板症は治療とともに経過観察も重要です。
  • 全て取った場合でも再発の可能性があるため、3-6か月に一度の経過観察が必要です。
  • 取らずに経過観察する場合には、臨床型が不均一型(もりあがったものや赤い斑点があるもの)あるいは病理検査の結果が悪いなら、2か月に一度程度は診察が必要です。
  • 長期的には悪性化の可能性があります。

紅板症との違いは?

  • 紅板症という特に癌化率の高い病気もあり、口の粘膜の赤色と白色に注意することが重要です。
  • 白板症は3-5%、紅板症は50%以上でがん化すると言われています。

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