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  3. 骨粗しょう症

骨粗しょう症:予防の方法は?検査や治療は?どんな薬があるの?

更新日:2020/11/11

著者山内 美香1、杉本 利嗣2 | 1:栄宏会小野病院骨代謝疾患研究所 内分泌代謝内科、2:栄宏会小野病院骨代謝疾患研究所 所長

監修小川 佳宏 | 九州大学病態制御内科学 教授

  • このページに来ていただいたかたは、もしかすると「骨粗しょう症と言われたが、どうしたらよいのだろう」、あるいは「母が骨折して寝たきりになってしまったのだが、私は大丈夫だろうか」と不安を感じておられるかもしれません。
  • 骨粗しょう症について、いま不安を抱えている方に役立つ情報をまとめました。

目次

  • 骨粗しょう症は、どんな病気?
  • 骨粗しょう症と思ったら、どんなときに病院を受診したらよいの?
  • 骨粗しょう症になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
  • さいごに
まとめ
  • 骨粗しょう症とは、骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。
  • 背骨のX線検査や骨密度をはかることで、骨粗しょう症と診断します。
  • 骨粗しょう症になってしまっても、骨の量を増やし、骨折を予防することができる様々な治療薬があります。


骨粗しょう症は、どんな病気?

  • 骨粗しょう症とは、骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。骨粗しょう症になると、立った姿勢から転んだくらいでも、背骨や手首、足のつけ根、腕のつけ根、肋骨などを骨折してしまいます。
  • とくに足の付け根を骨折すると、寝たきりになるきっかけとなってしまうことがあります。
  • また、背骨を骨折すると、他の部分の背骨も次々と骨折して、背中が曲がってしまうことがあります。背中が曲がると、今までできていたことができなくなり、生活の質(クオリティ・オブ・ライフ、QOLともいいます)が下がってしまうこともあります。


骨粗しょう症と思ったら、どんなときに病院を受診したらよいの?

  • 以下のような症状があった場合には医療機関の受診をおすすめします。

医療機関を受診したほうがよい場合

  • 健康診断で骨粗しょう症が疑われるといわれた場合
  • 立った姿勢から転んだ程度で、背骨や手首、足のつけ根、腕のつけ根、肋骨などに骨折を起こしたことがある場合
  • 背骨が前に曲がってきたと感じる場合
  • 腰や背中に痛みがある場合
  • 身長が若い頃より2cm以上低くなった場合
  • 両親のどちらかに足のつけ根の骨折をされた方がおられる場合


骨粗しょう症になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 40歳以上の日本人では、女性の4人に1人、男性の8人に1人が骨粗しょう症といわれています。誰にでも起こりうる病気です。
  • とくに骨粗しょう症になりやすいとされている方を下記にまとめました。

骨粗しょう症になりやすい方

  • やせている人
  • 女性では閉経をむかえた人、男性では70歳以上
  • 両親のいずれかに骨粗しょう症がある人
  • たばこを吸う人
  • アルコールを多く飲む人
  • あまり外にでない人
  • 運動をする習慣が少ない人
  • 胃や腸の手術を受けたことがある人
  • 糖尿病の人
  • 関節リウマチの人
  • ステロイドを服用している人
  • バセドウ病にかかったことがある人 

骨粗しょう症の原因

  • 骨の中では、古くなった骨が溶かされ(骨吸収といいます)、新しい骨がつくられる(骨形成といいます)ことで、新陳代謝を繰り返しています。正常な場合、新しくつくられる骨の量と溶かされる骨の量は同じで、骨の量は変わりません。
  • このバランスが崩れて、新しくつくられる骨の量よりも溶かされる骨の量が多くなると、骨の量が減ってしまい、骨粗しょう症になります。
  • 閉経後の女性に骨粗しょう症が多い理由は、骨吸収を抑える作用のある女性ホルモンが閉経後、低下するからです。
  • ご高齢の方に多い理由として、加齢に伴って腸や腎臓の働きが悪くなるため、カルシウムやビタミンDなど、骨をつくる材料が不足しやすくなるからです。


どんな症状がでるの?

  • 骨粗しょう症になると、以下のような症状があらわれます。

骨粗しょう症の症状

  • 腰や背中が痛む
  • 背すじを伸ばせず、前に曲がった姿勢になってしまう
  • 胸やけがする(逆流性食道炎)
  • お腹が張る感じがする、食欲があまり出ない
  • 便秘になる
  • 呼吸(肺)の機能が低下する


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • 血液検査、尿検査:骨粗しょう症をおこす病気が隠れていないか、骨をつくる程度や骨を溶かす程度がどれくらいかを調べます。
  • 背骨のX線検査:背骨が骨折していないかを調べます。
  • 骨密度を測定する検査:色々な方法があります。腰の骨や足のつけ根の骨で測る方法や、腕や手の骨で測る方法があります。


どんな治療があるの?

  • 骨粗しょう症のお薬には、骨が溶かされることを抑える薬と、新しい骨をつくることを助ける薬があります。
  • 飲み薬と注射の薬があります。お薬の頻度は1日1回のものや週1~2回、月1回、年に1~2回でよいものなどさまざまなお薬がありますので、続けやすいお薬を主治医の先生とご相談ください。

1.骨をつくる材料となる薬

  • カルシウム薬:カルシウムは骨に必要不可欠な栄養素です。日本人はカルシウム摂取量が少ないため、カルシウム薬で補っていただきます。食事からとるカルシウムの量と合わせて1日1000mg程度が良いとされています。
  • ビタミンK薬:ビタミンKは納豆に多く含まれるビタミンで、骨に必要なビタミンのひとつです。
  • 活性型ビタミンD薬:ビタミンDは骨に必要不可欠なビタミンです。活性型ビタミンD薬は骨の量を増やし、骨折を予防します。転倒を予防する効果も期待される薬です。

2.骨が溶かされることを抑える薬

  • 選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM):SERMは骨に対しては女性ホルモンと同様の働きをもっていますが、乳腺や子宮に対しては女性ホルモンのような働きはもっていません。ですから、女性ホルモンによる乳腺や子宮に対する困った作用は起こさずに、骨が溶かされるのを抑えることで骨の量を増やし、骨折を予防します。
  • ビスホスホネート薬:骨が溶かされるのを抑えることで骨の量を増やし、骨折を予防します。錠剤とゼリー製剤の飲み薬があり、飲み方は毎日、週1回、月1回のものがあります。また、月1回の注射あるいは点滴、年1回点滴もあります。続けやすい薬を主治医の先生と相談しましょう。
  • 抗RANKL抗体(デノスマブ):骨が溶かされるのを抑えることで骨の量を増やし、骨折を予防します。6ヶ月に1回注射する薬です。加えて、ビタミンDとカルシウムが入った薬を毎日飲む必要があります。

3.新しい骨を作ることを助ける薬

  • 副甲状腺ホルモン薬(テリパラチド):骨がつくられることを促し、骨の量を増やし、骨折を予防します。毎日あるいは週2回ご自身で注射をする薬と、週1回病院で注射を受ける薬があります。
  • 抗スクレロスチン抗体:骨がつくられることを促し、骨が溶かされるのを抑えて骨の量を増やし、骨折を予防します。月1回の注射の薬です。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?

  • お薬によってご注意いただきたいことが異なります。

カルシウム薬

  • 活性型ビタミンDを飲んでおられる方は、カルシウム薬を一緒に飲むと尿や血液のカルシウムが高くなる場合があります。
  • 服用するかどうかは主治医の先生とご相談ください。

活性型ビタミンD薬

  • 尿や血液のカルシウムが高くなる場合があります。
  • 定期的に尿や血液を検査して、薬の量が多すぎないか確認する必要があります。

SERM

  • 男性や閉経していない女性には使用できません。

ビスホスホネート薬

  • 飲み薬の場合、効果をしっかり得るために、早朝の空腹時に服用していただき、食事は30~60分以上あけてからとるようにしてください。
  • また、ビスホスホネート薬を長期間飲んでいる方が歯を抜かなくてはいけなくなった場合、極めてまれですが、あごの骨に穴が開くことがあります。この薬を飲み始める前は歯科を受診し、歯周病がないかチェックしておいてください。飲んでいる間も定期的に歯科に受診し、口の中をきれいに保ちましょう。

抗RANKL抗体(デノスマブ)

  • 血液中のカルシウムが下がり、手のしびれなどが生じる可能性があります。定期的に血液検査を受けていただき、ビタミンDも毎日飲んでください。
  • また、デノスマブを長期間飲んでいる方が歯を抜かなくてはいけなくなった場合、極めてまれですが、あごの骨に穴が開くことがあります。この薬を飲み始める前は歯科を受診し、歯周病がないかチェックしておいてください。飲んでいる間も定期的に歯科に受診し、口の中をきれいに保ちましょう。
  • デノスマブを中止した後、何もしないとせっかく増えた骨が減ってしまいますので、骨が溶かされるのを抑える薬を飲む必要があります。

副甲状腺ホルモン薬(テリパラチド)

  • テリパラチドの注射を受けることができるのは2年間です。
  • 治療が終わった後、何もしなければ、せっかく増えた骨が減ってしまいますので、骨が溶けるのを抑える薬を飲む必要があります。

抗スクレロスチン抗体

  • 抗スクレロスチン抗体の注射を受けることができるのは1回につき1年間です。
  • 治療が終わった後、何もしなければ、せっかく増えた骨が減ってしまいますので、骨が溶かされるのを抑える薬を飲む必要があります。


予防のためにできることは?

  • 骨粗しょう症を予防するためには、バランスのよい食事をとること、日光に当たること、運動を心掛けることが大切です。

バランスのよい食事をとること

  • バランスのよい食事をとることは、健康な体のために大切です。とくに、骨の健康を維持するために欠かせないカルシウムや、ビタミンDを多く含む食材を食事に取り入れてみてください。
  • カルシウムは、乳製品や、骨まで食べることのできる小魚、緑黄色野菜や豆製品などに含まれています。
  • ビタミンDは、サケやサンマなどの魚や、乾燥きくらげ、干しシイタケなどに含まれます。

日光に当たること

  • ビタミンDは紫外線のもと皮膚でつくられますので、日光に当たることも大事です。

運動を心掛けること

  • 激しい運動は必要ありませんので、ご自分に合ったスポーツやウォーキングなどを習慣にすることをおすすめします。
  • どの年齢の方でもできる「片足立ち運動」をご紹介します。テーブルなどに手を置き、片足をわずかに上げて立ち1分間保ちます。左右1分ずつ、1日3回行ってください
  • 強めの運動ができる方ならば、スクワットなども効果があります。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 骨粗しょう症のために骨折をしたことがある方は、今後も骨折を起こす危険性が高いです。骨粗しょう症に対する治療をしっかり続けていただくことが望ましいです。
  • 骨折はしていないけれども、骨密度が低いことで骨粗しょう症と診断された方は、骨粗しょう症の治療を受けて骨が十分に増えれば、薬を中止することもできます。しかし、放っておくとまた骨が減り、再び骨粗しょう症となる可能性があります。薬が終了した後も、定期的に検査を受けていただくことをおすすめします。


追加の情報を手に入れるには?

  • もっと詳しく知りたい方は、以下のサイトをご確認ください。
  • 日本骨粗しょう症学会
  • http://www.josteo.com/ja/index.html
  • 骨粗しょう症財団
  • http://www.jpof.or.jp/


さいごに

  • 骨粗しょう症にならないためには、若いときに骨の量を十分に増やし、丈夫な骨を獲得しておくことも大切です。過度なダイエットなどはせず、バランスの良い食事と運動をする習慣を若い頃から身につけておきましょう。
  • 骨粗しょう症はどなたにでも起こりえる病気です。「私は大丈夫」などと考えずに、一度は骨粗しょう症の検診を受けてみましょう。

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