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  1. お医者さんオンライン
  2. 内分泌・ホルモンの病気【内分泌代謝・糖尿病内科】
  3. 下垂体機能低下症

下垂体機能低下症:どんな病気?検査や治療は?日常生活への影響は?

更新日:2020/11/11

著者高橋 裕 | 奈良県立医科大学糖尿病内分泌内科学 教授

監修小川 佳宏 | 九州大学病態制御内科学 教授

  • 内分泌代謝科専門医の高橋 裕と申します。
  • このページに来て頂いた方は、もしかすると「下垂体機能低下症」と診断されて不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • 下垂体機能低下症は、どんな病気?
  • 下垂体機能低下症と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?
  • 下垂体機能低下症になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
  • さいごに
まとめ
  • 下垂体機能低下症とは、脳の中にある下垂体という部分の働きが悪くなって起きるさまざまな症状のことをいいます。
  • 下垂体や視床下部自体の病気によって問題がある場合のほか、頭をケガしたとき、くも膜下出血の後、子どものころがんの治療を受けたことがある場合にも起こります。
  • 下垂体の前葉からは6つのホルモン、後葉からは2つのホルモンが分泌されます。下垂体機能低下症ではこれらのホルモンが足りなくなり、さまざまな症状が出ます。


下垂体機能低下症は、どんな病気?

  • 下垂体機能低下症とは、脳の中にある下垂体という部分の働きが悪くなり、そこでつくられるホルモンが足りなくなってさまざまな症状が出ている状態です。
  • 足りなくなっているホルモンは、1つの場合もあれば複数の場合もあります。


下垂体機能低下症と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?

  • 下垂体機能低下症を起こす病気を診断されたあるいは治療されたことがある場合。
  • 下記の症状があり、診断がつかない場合。
  • 体がだるい、食欲がない、体重が減った、むくんでいる、寒がりになった、二次性徴が来ない、月経が来ない、性欲がなくなった、背が伸びない、おなかに脂肪がついた、気力・体力が落ちた、産後に母乳が出ない


下垂体機能低下症になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 脳の中の下垂体という部分やその周辺の多くの病気で下垂体機能低下症になります。

下垂体機能低下症になりやすい方

  • 脳の病気がある方
  • 頭の手術や放射線治療をうけたことがある方
  • 頭の大きなケガをしたことがある、くも膜下出血になったことがある方
  • 出産時に大量出血があった方
  • 小児がんを経験した方


どんな症状がでるの?

  • 下垂体機能低下症では、足りなくなったホルモンの種類によってさまざまな症状が出ます。
  • ACTH(副腎皮質刺激ホルモン):副腎を刺激して、副腎皮質ホルモンを増やし、ストレスに対応します。
  • 体がだるい、食欲がない、体重が減る
  • TSH(甲状腺刺激ホルモン):甲状腺を刺激して、甲状腺ホルモンを増やし、代謝を促します。
  • 体がだるい、むくみ、体重が増えた、寒がりになった
  • LH/FSH(性腺刺激ホルモン):性器の成長を促し、生殖できるようにします。
  • 二次性徴が来ない、月経が来ない、性欲がなくなった
  • GH(成長ホルモン):成長や身体の活動を促します。
  • 背が伸びない、脂肪がつく、気力・体力の低下
  • PRL(プロラクチン):乳腺の発達を促し、母乳を出します。
  • 母乳が出ない
  • ADH(抗利尿ホルモン):おしっこの量を調節します。
  • 強いのどの渇き、おしっこが沢山でる


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • 血液検査:足りていないホルモンを調べます。
  • 頭の画像検査(MRIなど):下垂体の状態をみます。
  • 下垂体ホルモン分泌刺激試験:以上の検査で下垂体機能低下症が疑われる場合は、下垂体ホルモンを刺激する物質を体内に入れ、そのホルモンが十分に出ないことを確かめます。


どんな治療があるの?

  • 下垂体機能低下症の原因になっている病気がある場合は、手術やお薬などで治療を行い、原因の改善をめざします。
  • 同時に、ホルモンが足りないことによる症状に対しては、ホルモンの種類や程度に応じてホルモンを補います。

ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)

  • ヒドロコルチゾンというお薬を使います。かぜを引いたり、大きなケガをしたりと体に負担がかかっている時は、多めに飲みます。

TSH(甲状腺刺激ホルモン)

  • 甲状腺ホルモンの量が適切に保たれる量を確認しながら補います。

GH(成長ホルモン)

  • 注射で成長ホルモンを補います。子どもの場合は、最終的な身長が正常範囲になることを目標にしています。

PRL(プロラクチン)

  • 通常、治療はしません。

ADH(抗利尿ホルモン)

  • デスモプレシンというお薬を、鼻スプレー、点鼻薬や口の中で溶ける錠剤で補います。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?

  • お薬を勝手にやめることはしないでください。ホルモンの中には、足りなくなるとすぐに命にかかわるものがあります。
  • 治療しても症状がよくならない場合には、お薬の量を変えたり、必要なホルモンを追加したりします。
  • 適切な量である場合には、副作用の心配はほとんどありません。
  • サプリメントなどにもホルモン製剤が含まれていることがあります。使用する際には医師と十分相談してください。


予防のためにできることは?

  • 予防のためにできることはありません。
  • 下垂体機能低下症が疑われる場合には、早期に専門の医師にかかり適切な診断を受けて治療を始めることが大切です。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 下垂体が一度障害されると、一部を除いて多くは治りません。足りない分のホルモンを一生補い続ける必要があります。
  • きちんと決められた通りの時間に必要な量だけ飲んでいれば、ふつうの元気な生活を送ることができます。


追加の情報を手に入れるには?

  • 下垂体機能低下症については、厚生労働省指定難病「下垂体機能低下症」のサイトが参考になります。
  • http://www.nanbyou.or.jp/entry/3922


さいごに

  • 下垂体機能低下症の治療薬の中には、成長ホルモンをはじめ高価なものもあります。適切に診断がついている場合には、治療にかかる費用の一部を助成制度によって負担してもらえることがあります。かかりつけの医師や福祉の窓口に相談してみてください。

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