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  1. お医者さんオンライン
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  3. 甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症(バセドウ病):原因や症状は?薬など治療はある?目が出てくるの?

更新日:2020/11/11

著者赤水 尚史 | 和歌山県立医科大学 内科学第一講座 副院長

監修小川 佳宏 | 九州大学病態制御内科学 教授

  • 甲状腺専門医の赤水 尚史と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかすると「自分が甲状腺機能亢進症になってしまった?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • 甲状腺機能亢進症は、どんな病気?
  • 甲状腺機能亢進症と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?
  • 受診前によくなるために自分でできることは?
  • 甲状腺機能亢進症になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
まとめ
  • 甲状腺機能亢進症とは、血液中の甲状腺ホルモンが増加することで、脈が速くなったり、汗が多く出たり、手指が震えたりする病気です。
  • バセドウ病が原因のことが最も多いです。この病気にかかっていると思ったらすぐに医療機関を受診してください。
  • バセドウ病の治療には、薬・放射性ヨウ素・手術の3つの方法があり、症状をコントロールしたり治癒させることが可能です。


甲状腺機能亢進症は、どんな病気?

  • 甲状腺機能亢進症とは、甲状腺で甲状腺ホルモンがたくさんつくられるために、血液中の甲状腺ホルモンが増加している状態で、成人の女性の方に多いです。
  • 甲状腺ホルモンが多すぎると身体の活動が活発になり、胸がドキドキする、汗が多く出る、体重が減るといった症状を起こしてきます。
  • 甲状腺機能亢進症の原因として最も多いのは、バセドウ病です。ほかにも、甲状腺にホルモンをたくさん産生する腫瘍や、下垂体に甲状腺刺激ホルモンを多く産生する腫瘍ができたために、甲状腺機能亢進症が発生することがあります。

コラム:甲状腺中毒症

  • 甲状腺が壊れて血液中の甲状腺ホルモン値が上がる場合があります。この場合は、甲状腺機能亢進症とは呼ばずに、甲状腺中毒症の一つとされています。


甲状腺機能亢進症と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?

  • 気になる症状があれば、できるだけ早く病院を受診して下さい。
  • 特に、熱がある、妊娠している、激しい運動や肉体労働をしている、高齢である、精神的ストレスが強い、心臓病や重症の持病がある場合には、すぐに受診して下さい。


受診前によくなるために自分でできることは?

  • 身体をよく休め、安静に過ごしてください。心の安静のために、ストレスをためないことも大切です。


甲状腺機能亢進症になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 成人女性に多く、男性の5-10倍といわれています。
  • また、ご家族にバセドウ病や橋本病の方がいる場合もなりやすいです。遺伝する病気ではありませんが、体質が伝わります。


どんな症状がでるの?

  • 甲状腺機能亢進症では、次のような症状があらわれます。

甲状腺機能亢進症の症状

  • 胸がドキドキする
  • 疲れやすくなる
  • 手指や体が震える
  • 汗が多く出る
  • 暑がりになる
  • 体重が減る/食べている割に体重が増えなくなる
  • 下痢または軟便になる
  • イライラする
  • 首が腫れる
  • 脈が早くなる
  • バセドウ病では、眼が出てきたりする症状もあることがあります。


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • 甲状腺機能亢進症の検査では、血液検査で甲状腺関連ホルモンと甲状腺自己抗体を測定し、甲状腺超音波検査を行います。
  • 血液検査では、甲状腺関連ホルモンが増えていることと、甲状腺を刺激する自己抗体(自分の体を異物と判断してしまう物質)が存在していることを調べます。
  • 甲状腺超音波検査では、甲状腺に腫瘍がないか、血流が増えていないかを調べます。


どんな治療があるの?

  • 甲状腺機能亢進症の治療には、お薬による治療、放射性ヨウ素を用いた治療、手術の3つの方法があります。

お薬による治療

  • 甲状腺ホルモンを下げる薬(抗甲状腺薬と言います)や、脈拍を抑える薬が出ます。バセドウ病の場合、抗甲状腺薬を1年以上飲む必要があります。

放射性ヨウ素を用いた治療 

  • 放射性物質(放射線を出す物質です)をつけたヨウ素で甲状腺を壊し、甲状腺ホルモンをつくれなくする治療です。お薬のようにカプセルを飲んでいただきます。
  • ヨウ素は甲状腺ホルモンの材料として欠かせないものです。自然界では海藻などに多く含まれています。この治療では、甲状腺がヨウ素を取り込むことを利用しています。

手術

  • 甲状腺ホルモンを過剰につくっている甲状腺を全部、または一部を残して摘出します。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?

  • 治療後の注意点はお薬、放射性ヨウ素、手術の場合でそれぞれ異なります。それぞれについてご説明いたします。

お薬による治療の場合

  • 最も危険な副作用は、無顆粒球症とよばれるものです。これは、ばい菌から体を守ってくれる白血球という細胞が、抗甲状腺薬によってほとんどなくなってしまった状態です。熱やのどの痛みなど、風邪のような症状があったらすぐに薬を中止して病院を受診して下さい。
  • 最も多い副作用は蕁麻疹です。薬を飲み始めてから皮膚が赤くなったりかゆくなったりしたら、いったん薬を中止して病院へ相談してください。
  • まれですが、肝臓の障害や関節炎が起こることがあります。

放射性ヨウ素を用いた治療

  • 妊娠、授乳中の方は、この治療を受けることはできません。放射性ヨウ素が赤ちゃんの甲状腺にも取り込まれ、甲状腺が壊されてしまいます。
  • 吸収されなかった放射性ヨウ素はごくわずかですが、汗や唾液から出ますので、不必要な被ばくを避けるため、治療を受けた方は乳幼児や妊婦を近づけないようにしてください。
  • 甲状腺を壊して甲状腺ホルモンをつくれないようにするため、甲状腺ホルモンが足りなくなる甲状腺機能低下症になることがあります。

手術

  • 甲状腺の近くを通る反回神経が傷つけられ、声帯の動きが悪くなり、声がかすれることがあります。
  • 甲状腺のとなりの副甲状腺というところが傷ついてしまうと、血液中のカルシウムが下がってしまいます。それにより、しびれや筋力低下を自覚することがあります。
  • 甲状腺ホルモンをつくる場所がなくなるため、甲状腺機能低下症になります。甲状腺ホルモンが不足していると、身体の活動がおちてきます。
  • 首元に手術の跡が残ることを気にされる方もいます。


予防のためにできることは?

  • 甲状腺機能亢進症を予防するためには、ストレスを避ける、禁煙する、海藻類を食べ過ぎないことを意識するとよいでしょう。海藻にはヨウ素がたくさん含まれており、甲状腺ホルモンの材料になります。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 治療によって効果はさまざまですが、ほぼ治ると言ってよいでしょう。ただし、治療によっては、お薬をずっと飲み続けていただく必要があります。

お薬による治療の場合

  • 甲状腺ホルモンを下げる薬を規則正しく飲むことで、30-40%の方が治ります。
  • お薬は1年以上飲み続ける必要があります。

放射性ヨウ素を用いた場合

  • 1回の治療で効果が十分でない場合でも、もう一度ヨウ素のカプセルを飲んでいただくと、ほぼ全ての方が治ります。
  • ただし、最終的には甲状腺ホルモンがつくれなくなる甲状腺機能低下症になります。

手術で甲状腺をとる場合

  • 甲状腺を全部取る手術を行うと、全ての方で甲状腺機能亢進症は治りますが、甲状腺ホルモンをつくれなくなるため、今度は甲状腺機能低下症になります。
  • 甲状腺の一部を残す手術では80%が治りますが、再発する方と甲状腺機能低下症になる方が10%ずついらっしゃいます。


追加の情報を手に入れるには?

  • 甲状腺専門病院(隈病院)のウェブサイト
  • http://www.kuma-h.or.jp/disease/142/

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