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  1. お医者さんオンライン
  2. 内分泌・ホルモンの病気【内分泌代謝・糖尿病内科】
  3. 高中性脂肪血症

高中性脂肪血症:中性脂肪の正常範囲は?食事制限や治療は必要?

更新日:2020/11/11

著者古田泰久、島野 仁 | 筑波大学医学医療系内分泌代謝・糖尿病内科

監修小川 佳宏 | 九州大学病態制御内科学 教授

  • 筑波大学医学医療系内分泌代謝・糖尿病内科専門医の古田泰久、島野 仁と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかするとご自身が高中性脂肪血症と健康診断などで指摘され、不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • 高中性脂肪血症は、どんな病気?
  • 高中性脂肪血症になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?食事や生活で気をつけることは?治療の副作用は?
まとめ
  • 高中性脂肪血症とは、血液中の脂肪のうち、中性脂肪というものが多い状態です。
  • 健康診断などで発見されることが多いです。
  • 普段から食事や運動習慣を見直し、心臓や血管の病気にならないようにすることが大切です。

高中性脂肪血症は、どんな病気?

  • 高中性脂肪血症は、血液中の脂肪のうち、「中性脂肪」の量が多い状態をいいます。朝食を食べずに血液検査をし、中性脂肪が150mg/dl以上あるときに、高中性脂肪血症と呼ばれます。
  • 基本的に症状はありません。健康診断など、検査で発見されることが多いです。
  • 血液中の脂肪が多いと血管の壁にも脂肪がたまり、硬くなってもろくなり、血管がつまったり破れたりしやすくなります。血液中の脂肪量をコントロールして、これらを予防することが重要です。


高中性脂肪血症になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 体質や遺伝による場合と、お酒、食べすぎ、お薬、糖尿病などによる場合があります。

体質や遺伝

  • ご家族に血液中の脂肪が多いと言われた方や心臓のご病気のある方がいらっしゃるかが重要になります。
  • また、ご自身が過去に動脈硬化を指摘されたことがある場合、心臓の血管の病気(心筋梗塞など)になったことがある場合はなりやすいかもしれません。

生活習慣

  • 生活習慣としてお酒、たばこ、糖分・脂肪を摂りすぎていないでしょうか。中性脂肪は食事由来の脂肪だけではなく、お酒や糖分の摂りすぎでも増加します。
  • また、運動習慣があるか、肥満がないかどうかも重要になります。

治療中のお薬

  • 治療中の病気があり、お薬を飲んでいる場合は一部のお薬(ステロイド薬、エストロゲン製剤など)で血液中の中性脂肪が増えることがあります。こういったお薬を使っている場合は注意が必要です。

糖尿病

  • 糖尿病では血糖値を下げるインスリンというホルモンの効きが悪くなり、脂肪の分解が遅れます。

コラム:中性脂肪について

  • 中性脂肪は食事由来のカイロミクロンや、肝で生成される超低比重リポ蛋白(VLDL)に多く含まれています。
  • 脂質だけではなく、飲酒や糖質の過剰摂取でもVLDLの産生は増加します。
  • また糖尿病においてはインスリンの作用不足のために、リポ蛋白リパーゼ(LPL)とよばれる脂質分解酵素の作用が低下することでカイロミクロンやVLDLの代謝が遅れます。


どんな症状がでるの?

  • 基本的には無症状です。
  • 中性脂肪がかなり多い場合は、膵臓の炎症を起こし、急に激しいおなかの痛みが出ることがあります。この場合はすぐに治療が必要です。


どんな治療があるの?

  • 高中性脂肪血症を治療する目的は、心臓や血管の病気を起こさない、進行させないことです。 生活習慣を改善していくことと、必要に応じてお薬を使って治療していきます。

生活習慣の改善

  • まずは食事や運動習慣などの生活習慣を改善することから始めます。

食事

  • 1日に摂るエネルギーが、【標準体重「22×身長(m)2」×25~30kcal】になるようにします。
  • 栄養成分の割合は炭水化物60%、蛋白質20%、脂肪20%を目安としてください。
  • 肉類を控え、魚類を摂るように心がけてください。肉類には血液中の脂肪を増やすものを多く含む一方で、魚類には血のかたまりができるのを予防する効果のある脂肪が含まれます。

運動

  • ウォーキングなど、自分で続けられそうな有酸素運動を習慣にしてください。

その他

  • たばこは血管の壁を硬くし、心臓や血管の病気になりやすくなります。禁煙をがんばりましょう。

お薬による治療

  • 食事や運動習慣の改善だけでは血液中の中性脂肪が十分に減らない場合は、お薬を使います。 「フィブラート製剤」や「多価不飽和脂肪酸」とよばれるお薬です。
  • 血液中のLDLコレステロールも多い場合は、まずは「スタチン」というお薬でLDLコレステロールを減らします。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?食事や生活で気をつけることは?治療の副作用は?

  • 治療に使われるお薬は、まれに筋肉を壊してしまうことがあります。
  • お薬を飲み始めてから、手足の痛み、筋肉痛、力が入らないなどの症状が出た場合は、すぐにお薬を飲むのを止め、なるべく早く病院を受診してください。

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