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  1. お医者さんオンライン
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  3. 原発性アルドステロン症

原発性アルドステロン症:どんな病気?検査入院や手術が必要になるの?

更新日:2020/11/11

著者柴田 洋孝 | 大分大学医学部内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座 教授

監修小川 佳宏 | 九州大学病態制御内科学 教授

  • 内分泌代謝科専門医の柴田 洋孝と申します。
  • このページに来ていただいた方は、もしかすると「自分が原発性アルドステロン症になってしまった?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • 原発性アルドステロン症は、どんな病気?
  • 原発性アルドステロン症と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?
  • 受診前によくなるために自分でできることは?
  • 原発性アルドステロン症になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
まとめ
  • 原発性アルドステロン症は、循環している血液の量を保つ働きのあるアルドステロンが過剰な状態です。
  • 原因は、アルドステロンを作っている副腎が大きくなり、アルドステロンを過剰に作ることが大半を占めます。
  • アルドステロンが過剰なことで、高血圧になり、脳卒中、心不全、不整脈、腎不全などの危険性が高くなります。
  • 治療は、原因によって異なりますが、大きく分けて薬と手術があります。


原発性アルドステロン症は、どんな病気?

  • 原発性アルドステロン症は、循環している血液の量を保つ働きのあるアルドステロンが過剰な状態です。
  • アルドステロンは副腎で作られ、体内のナトリウム(塩分)とカリウムの量のバランスを調節するホルモンです。
  • アルドステロンは、ナトリウムを血管内に溜める作用があり、結果的にナトリウムに引っ張られ水も血管内に溜め込むことになり、血圧が上昇します。
  • アルドステロンは、カリウムを体外におしっこと一緒に排泄する作用がありおしっこが近くなったり、水をたくさん飲みたくなったり、筋肉に力が入りにくくなったりします。
  • アルドステロンの上昇の原因が副腎である場合を原発性アルドステロン症と言い、副腎以外にある場合を続発性アルドステロン症と言います。


原発性アルドステロン症と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?

  • 血圧が高いことに加えておしっこに関する症状や脱力感、筋力低下を認めたら、お近くの病院にご相談ください。
  • これらの症状は、他の病気でもよく見られる症状なので、病院で詳しく検査する必要があります。近くの病院で原発性アルドステロン症を疑われた場合は、内分泌代謝科のある病院を受診してください。


受診前によくなるために自分でできることは?

  • 食塩制限(6~8g/日未満)につとめることで、高血圧の改善が期待できます。


原発性アルドステロン症になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 原発性アルドステロン症は誰にでも起こりうる病気です。
  • 両側の副腎でアルドステロンを作る細胞が大きくなり(過形成)、アルドステロンが過剰に作られる状態が原因の60~70%を占めます。
  • 片側の副腎の良性腫瘍(腺腫)からアルドステロンが過剰に作られる状態が30~40%を占めます。
  • 遺伝子異常で子どもに遺伝するタイプはまれです。
  • 副腎癌でアルドステロン過剰になるのは非常にまれです。


どんな症状がでるの?

  • 高血圧により頭痛が出てきたり、脳卒中、心不全、不整脈、腎不全などの危険性が高くなります。
  • 血中のカリウムが低下することで、おしっこが近くなったり、たくさんの水を飲みたくなったり、進行すると脱力感や筋力低下を認めます。
  • 治療しないで放置すると、脳梗塞、脳出血、不整脈(心房細動など)、心筋梗塞、心不全などにかかりやすくなります。


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • まず血液検査でアルドステロンとレニンを測定する必要があります。レニンは腎臓で作られて血圧を調節するホルモンです。通常、腎臓からレニンが放出されると、副腎からアルドステロンが作られます。しかし、原発性アルドステロン症では副腎過形成や腺腫からアルドステロンが大量に放出されるために、腎臓からレニンが放出される必要はなくなり、放出されなくなります。そこで、血液中のアルドステロン/レニン比が高値の時原発性アルドステロン症が疑われます。
  • 血液中アルドステロン/レニン比の高値で原発性アルドステロン症が疑われたら、機能確認検査を行います。4種類の機能確認検査のうち少なくとも1つ以上の検査で陽性が確認されると原発性アルドステロン症の診断が確定します。
  • カプトプリル試験:カプトプリルという薬を飲んでいただき、血液中のアルドステロンが十分に減少しなければ陽性です。
  • 生理食塩水負荷試験:生理食塩水を4時間かけて点滴した後に血液中のアルドステロンが十分に減少しなければ陽性です。
  • フロセミド立位試験:おしっこが出るのを促すフロセミドという薬を静脈注射し、2時間後にレニンが低ければ陽性です。
  • 経口食塩負荷試験:3日間塩分を制限しない食事をして、4日目に24時間おしっこを溜めていただき、おしっこに含まれるアルドステロンが十分に低下していなければ陽性です。
  • 一般に、機能確認検査は入院して行いますが、カプトプリル試験、経口食塩負荷試験は外来でも行えます。


どんな治療があるの?

  • 原発性アルドステロン症の治療は、原因によって異なり、生活習慣の改善、薬、片側の副腎を摘出する手術などがあります。
  • 両側の副腎がアルドステロンを過剰に作る場合:降圧薬とアルドステロンの働きを抑える薬(MR拮抗薬)で治療しながら、塩分の量を減らすなどの生活習慣の改善を行います。
  • 片側の副腎がアルドステロンを過剰に作る時場合:アルドステロンを過剰に作る片側の副腎を手術で摘出することで、原発性アルドステロン症を根治できる可能性があります。手術により根治できなかった場合は降圧薬を飲む必要があります。両側の場合と同じようにMR拮抗薬と減塩食の治療を行うこともできます。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?

  • MR拮抗薬をのむのをやめると血圧が上がり、血液中のカリウムが低くなることがあるので、一生涯飲み続ける必要があります。
  • 手術によって腺腫によるアルドステロン過剰が根治することが期待できます。高血圧は、3分の1の方で治癒しますが、3分の2では高血圧は改善しますが降圧薬は必要です。


予防のためにできることは?

  • 残念ながら予防のためにできることはありません。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • MR拮抗薬で治療する場合は、一生涯飲み続ける必要があります。
  • 手術を行った方でも、3分の2の方は、術後も降圧薬を飲む必要があります。

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