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口が渇く(口渇):どんな症状? 原因やリスクは? 自分で対処する方法は? どんなときに医療機関を受診すればいいの?

更新日:2020/11/11

著者竹内 優都1、吉本 尚 2 | 1:筑波大学附属病院 総合診療グループ 医師、2:筑波大学医学医療系 地域総合診療医学 准教授

監修前野 哲博 | 筑波大学附属病院総合診療科

  • 総合診療医の吉本 尚、竹内 優都と申します。
  • とつぜん口が渇くようになったり、何日も続いたりすると、心配になりますよね。「何か悪い原因で起こっているのではないか?」と心配されたり、「病院に行ったほうが良いかな?」と不安になられたりするかもしれません。
  • そこでこのページでは、口が渇く(口渇【こうかつ】といいます)場合の一般的な原因や、ご自身での適切な対処方法、医療機関を受診する際の目安などについて役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察のなかで、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • どんな症状があるの?
  • どんな原因があるの?
  • こんな症状があったら救急車を!
  • 口が渇くとき、よくなるために自分でできることは?
  • こんな症状があったらかかりつけ医の受診を!
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな病気のことが考えられる?
  • ガイドラインなど追加の情報を手に入れるには?
まとめ
  • 年齢を重ねると、口が渇きやすくなります。また、糖尿病やシェーグレン症候群などの病気やお薬の副作用で起こる場合があります。
  • 口渇がなかなか治らない、ほかの症状をともなっている、お薬の副作用が疑われる場合は、病院を受診してください。
  • 口が渇くのを防ぐために、ガムを噛んだり、鼻で呼吸するなどを心掛けていただくとよいでしょう。一方、タバコを吸う、お酒を飲む、市販のかぜ薬を飲むなどは、口渇を悪化させることがあります。

どんな症状があるの?

  • 口が渇く(口渇)ことは、次のような症状でいいあらわされます。

口渇の症状

  • 口の中がねばねばする
  • 舌がくっつく
  • 食べ物が飲み込みにくい
  • のどが渇く
  • 唾液【だえき】の量が減っていなくても口渇を感じる場合があります。

どんな原因があるの?

  • 口渇には次のような原因があります。

口渇の原因

  • 加齢:唾液の質が変化して口が乾燥【かんそう】しやすくなります。
  • 病気:糖尿病、シェーグレン症候群など
  • 薬の副作用

糖尿病

  • 主に不健康な生活習慣により血糖値が高くなることで起こる病気です(注:Ⅰ型糖尿病のように生活習慣が原因ではない場合もあります)。
  • 軽症ではほとんど症状がなく、重症になってようやく、口が渇いたり水などを飲む量や尿の量が増えたりします。
  • 口渇がみられるころには内臓や血管にも影響が出ていることが多いので、すぐに内科を受診してください。
  • 症状が出る前に、定期的な健診で早めにみつけることが重要です。

シェーグレン症候群

  • 聞きなれない名前だと思いますが、シェーグレン症候群とは自分のからだを自分で攻撃してしまう免疫【めんえき】の病気です。
  • 免疫の異常で自らの唾液腺【だえきせん】を攻撃してしまうことで、唾液が出にくくなり、口渇を感じるようになります。
  • 涙腺【るいせん】を攻撃してしまうことで涙の量も減るため、目の乾【かわ】きを感じることも多いです。
  • 関節が痛くなることもあります。
  • 口渇に加えて目の乾きや関節の痛みなどの症状があるときは内科、できれば免疫やリウマチが専門の内科を受診してください。

お薬の副作用

  • 口渇の副作用があるお薬は次にあげるようにたくさんあり、よく処方されることが多いです。

口渇の副作用があるお薬

  • アレルギーのお薬
  • 痛み止めのお薬
  • 血圧を下げるお薬
  • 睡眠薬
  • お薬を飲む種類が増えるほど副作用のリスクは高まります。
  • お薬を飲むようになって口渇がみられるようになったときは、早めにかかりつけのお医者さんに相談してください。

こんな症状があったら救急車を!

  • 口渇だけで緊急に受診が必要になることはほとんどないですが、次のような重い脱水が疑われるときは注意が必要です。

救急車を呼んだほうがよい口渇にともなう症状

  • 意識がもうろうとしている
  • 立てないほどフラフラする

口が渇くとき、よくなるために自分でできることは?

  • 病気による口渇ではない場合、次のようなセルフケアをしてみてください。

口渇に対して自分でできること

  • ガムなどをかむ:かむことによる刺激は唾液を出すことに有効ですので、虫歯に注意してキシリトールのガムなどをかんでみてください。
  • 口の保湿:こまめに口をゆすいだり、氷をなめたりするといいですが、うがいをしすぎると唾液成分まで失われてしまうので注意してください。
  • 虫歯予防:口渇が続くと虫歯になりやすくなりますので、ていねいに歯みがきをすることはもちろんですが、歯医者さんでチェックしてもらうことも検討してください。
  • 鼻呼吸:鼻呼吸をすることで口の渇きを抑えることができますし、加湿器やマスクなどを使用することも効果があります。
  • 口渇を予防するために、次のようなことはひかえてください。

口渇を予防するためにしてはいけないこと

  • タバコを吸う:タバコを吸うと口内環境を悪化させるため望ましくないです。
  • お酒を飲む:お酒を飲むことでからだが脱水になるため、口渇がひどくなります。
  • 市販のかぜ薬を飲む:市販のかぜ薬には口渇の副作用を起こす成分を含んでいるものがありますので、口渇があるときは十分に注意してください。

こんな症状があったらかかりつけ医の受診を!

  • 次のような症状があるときは、医療機関の受診を検討してください。

かかりつけ医を受診したほうがいい症状

  • セルフケアをしても口渇がなかなか治らないとき
  • 口渇に加えて、水などを飲む量や尿の量も多いとき
  • 口渇に加えて、目も乾くとき
  • 新しい薬を飲み始めてから口渇がでてきたとき

お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • 病院を受診すると、問診や身体診察が行われ、必要に応じていろいろな検査が行われます。
  • 問診では次にあげるようなことが聞かれます。

問診で聞かれること

  • いつから口渇が始まったか
  • 口渇以外にどんな症状があるか
  • 過去の病気や現在ほかに治療中の病気はあるか
  • 何か飲んでいる薬はあるか(お薬手帳を持参してください)
  • 必要な場合は次にあげるような検査が行われます。

必要に応じて行われる検査

  • 血液検査
  • 唾液量検査
  • 眼科検査
  • 画像検査
  • 病理生検

もっと知りたい! 口渇

どんな病気のことが考えられる?

  • 口渇を起こすことがあるそのほかの疾患について解説します。

二次性シェーグレン症候群

  • シェーグレン症候群は、関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)、強皮症【きょうひしょう】などと合併することがあります。
  • 乾燥症状だけでなく、皮疹【ひしん】やレイノー症状(冷たい物や外気に触れたときなどに指が突然真っ白になる症状)などがみられるときは注意が必要です。

電解質異常(高カルシウム血症)

  • 高カルシウム血症でも口渇がみられます。
  • 高カルシウム血症の原因としては、原発性副甲状腺機能亢進症【げんぱつせいふくこうじょうせんきのうこうしんしょう】、悪性腫瘍【あくせいしゅよう】、薬剤性などがあります。

尿崩症

  • 尿崩症【にょうほうしょう】には中枢性【ちゅうすうせい】尿崩症と腎性【じんせい】尿崩症があります。
  • 中枢性尿崩症は、脳腫瘍や下垂体【かすいたい】機能障害などで起こります。
  • 腎性尿崩症は電解質異常(高カルシウム血症、低カリウム血症)や腎炎のほか、先天性・遺伝性疾患で起こります。

ガイドラインなど追加の情報を手に入れるには?

  • 専門的な情報になりますが口渇の原因に関するガイドラインを以下にまとめましたので、よろしければご参照ください。
  • 『糖尿病診療ガイドライン2019』日本糖尿病学会編・著、南江堂、2019年
  • 『シェーグレン症候群診療ガイドライン2017年版』厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業自己免疫疾患に関する調査研究班編集、診断と治療社、2017年
  • 『高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015』日本老年医学会、日本医療研究開発機構研究費・高齢者の薬物治療の安全性に関する研究研究班編集、日本老年医学会、2015年
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