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ステロイド外用薬:どういう時に使うの?薬局で手に入るの?副作用は?

更新日:2020/11/11

著者大谷 道輝 | 杏雲堂病院診療技術部

監修椛島 健治 | 京都大学大学院医学研究科皮膚科学 教授

  • 薬剤師の大谷 道輝と申します。
  • このページに来ていただいた方は、ご自身やご家族の方のお肌にお悩みがあり、病院でステロイドのお薬を処方されておられるかもしれません。また、ステロイドって何となく怖い、と感じておられる方もいらっしゃるかもしれません。
  • ステロイド外用薬を使い始めるにあたり、それがどのような薬であるのかについて役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「本当に知ってほしいこと」について記載をさせていただいています。

目次

  • どんなくすり?
  • どのように使うの?
  • 副作用ってよく聞くけど、どんなことが起こるの?治療中の注意点は
  • ステロイド外用薬のランク
  • 治療に使用するランクの選択
  • ステロイド薬を塗る順番
まとめ
  • ステロイドには多くの働きがあり、注射薬、内服薬、吸入薬、点眼薬、皮膚外用薬など多くの形で使用されています。
  • 皮膚科領域では、主に炎症を抑える目的で、塗り薬(外用薬)として使用されています。
  • ステロイド外用薬は多めと感じられる量を塗ることが大切です。塗る量や回数は医師と相談しながら、治療を進めてください。

どんなくすり?

  • ステロイドとは、腎臓の上にある副腎という小さな臓器から作られるホルモンの1種で、正しくは副腎皮質ホルモンといいます。
  • ステロイドは最初に関節リウマチ、次いで全身性エリテマトーデスの患者さんに注射薬として使用され、劇的な効果を示しました。その後、外用薬としても使用されるようになり、60年以上が経過しています。
  • 現在、ステロイドは注射薬のほか、内服薬、吸入薬、点眼薬、皮膚外用薬など、多くの形で使用されています。
  • 副腎皮質ホルモンには、免疫作用や炎症作用を抑えるなど多くの働きがありますが、皮膚科領域では主に強い抗炎症作用を期待して使用しています。

医療従事者向けコラム:ステロイドの抗炎症作用機序

  • ステロイドは受容体に結合して、炎症を起こす「サイトカイン」という物質を作るT細胞に作用したり、好酸球やヒスタミンなどの化学伝達物質にも作用して炎症を抑えます。


どのように使うの?

どの位塗ればいいの?

  • ステロイド外用薬は、多めと感じられる量を塗ることが大切です。特に治療開始時には、多めに塗るようにしてください。
  • ステロイド外用薬を、「大人の人差し指の先端から第一関節まで搾り出した量」が、「手のひら2枚分の範囲に塗る量」です。片腕全体に塗るなら「第一関節まで絞り出した量」×3、片足全体に塗るには「第一関節まで絞り出した量」×6が必要です。
  • 判断が難しい場合は、ステロイド外用薬を塗った後にティッシュペーパーがしっかりと付く位の量と覚えると良いでしょう。

医療従事者向けコラム:フィンガーチップユニット(FTU)

  • 「人差し指の先端から第一関節まで搾り出した量」を、皮膚科医は「1FTU」と呼んでいます。これは、チューブの穴の直径が5mm程度の場合、約0.5gです。
  • 上記の例の場合、片腕全体に塗るには3FTU、片足は6FTUが適量です。

回数は1日何回?

  • 治療を開始した時は炎症が強いことから、1日2回塗ることが多いです。
  • その後、症状がおさまってくれば、1日1回に減らしていきます。
  • さらに症状がよくなってくれば、ステロイド外用薬は土日のみの1週間に2回程度になります。

医療従事者向けコラム:プロアクティブ療法

  • 症状がおさまるのにあわせて外用薬を塗る回数を減らしていく治療法を、プロアクティブ療法と言います。
  • 十分な量を医師の指示に従って塗ることで、徐々にステロイド外用薬の量を減らしていくことができます。
  • さらに症状がよくなってくれば、ステロイド外用薬は1週間に2回程度になります。2回は、月・金曜日や火・木曜日でなくても、休みなど塗りやすい土・日曜日の連続した日でもいいです。


副作用ってよく聞くけど、どんなことが起こるの?治療中の注意点は

  • ステロイドは作用する部位が多岐にわたるため、副作用にも多くのものがあります。

内服薬や注射薬

  • 注意すべき主な副作用として、下記のようなものがあります。

ステロイド内服薬・注射薬の注意すべき副作用

  • 感染症
  • 骨粗鬆症
  • 高脂血症
  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 消化性潰瘍
  • 精神症状

外用薬

  • 外用薬は皮膚からあまり吸収されないために、注射薬や内服薬のような全身性の副作用は起こりません。ただし、次のような局所的な副作用が起こります。
  • また、作用が強いステロイドほど副作用は強くなります。

ステロイド外用薬の副作用

  • 皮膚萎縮
  • 多毛
  • 毛嚢炎

もっと知りたい! ステロイド外用薬の基礎知識

ステロイド外用薬のランク

  • ステロイド外用薬は、その効果の強さにより分類されています。日本では効果の強い順に「ストロンゲスト」、「ベリーストロング」、「ストロング」、「マイルド」、「ウィーク」の5つのランクがあります。
  • ストロンゲスト、ベリーストロング、ストロングなどと聞くと非常に作用が強く、副作用も多いように感じますが、米国ではクラス1~7に分かれています。ストロングが中間の強さである程度に考えてください。

治療に使用するランクの選択

  • 治療に使うステロイドのランクは、症状だけでなく、部位や年齢も考慮して選びます。
  • たとえば、顔など皮膚の薄い部位や小児では、ランクの低いステロイド外用薬から使用します。
  • 虫に刺された場合などに、作用の強いステロイド外用薬を短期間使用することもまれにあります。

ステロイド薬を塗る順番

  • ステロイドを複数処方された場合は、作用の弱いものから塗るとよいでしょう。この理由として、作用の強いものを塗るときに、作用の弱いステロイドが手に残っていても影響が少ないためです。
  • 塗る場所やステロイドのランクを間違えないよう、注意してください。

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