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疥癬:原因は? 原因は? 人にうつるの? 予防はできるの? 治療は?

更新日:2020/11/11

著者和田 康夫 | 赤穂市民病院皮膚科 部長

監修椛島 健治 | 京都大学大学院医学研究科皮膚科学 教授

  • 動物性皮膚疾患を専門とする和田 康夫と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかすると「自分が疥癬【かいせん】になってしまった?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察のなかで、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • 疥癬とは、どんな病気?
  • 疥癬と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?
  • 疥癬になりやすいのはどんな人? 原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは? 治療の副作用は?
  • うつるの? 自分の予防のためにできることは?
  • 治るの? 治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
まとめ
  • 疥癬は、ヒゼンダニが人に寄生して生じる感染性の皮膚の病気です。
  • 家族のあいだで感染を起こすことがあります。
  • 症状は、激しいかゆみです。
  • 治療として、飲み薬とぬり薬があります。
  • 治療をすれば治ります。


疥癬とは、どんな病気?

  • 疥癬は、ヒゼンダニ(疥癬虫【かいせんちゅう】)というとても小さなダニが人の皮膚に寄生して起こる皮膚の病気です。
  • 全身に激しいかゆみがでて、夜は眠れない、目が覚める、日中は仕事や学校生活に支障がでるなどの問題が生じます。
  • 布団でとなり同士で寝たり、濃厚な接触により、家族のあいだでうつることがあります。
  • 疥癬の原因のヒゼンダニは、人の皮膚にだけ住むことで、家の中のじゅうたんや畳に住むダニとは異なります。
  • ヒゼンダニは環境中では住めませんので、家庭用殺虫剤で布団や畳を処理する必要はありません。


疥癬と思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?

  • 疥癬は、これまでに経験したことのないほどの激しいかゆみがでますので、次のようなときは病院を受診してください。

病院の受診がすすめられる場合

  • 夜に眠れないほどのかゆみがある
  • かゆみで目が覚める
  • 日中もかゆみで仕事が手につかない
  • 家族内で同じような強いかゆみがある
  • 家族にかゆみの強い人が複数いる


疥癬になりやすいのはどんな人? 原因は?

  • 疥癬は、機会があれば、誰にでもうつります。
  • 原因はヒゼンダニというとても小さなダニです。
  • 疥癬は、老人ホームや老人病院といった高齢者施設で流行することがあり、疥癬がはやっていると、職員も疥癬がうつりやすいです。
  • 免疫力が低下している高齢者などでは、角化【かくか】型疥癬(ノルウェー疥癬)という重症型の疥癬になりやすいです。


どんな症状がでるの?

  • 疥癬では次のような症状がでます。

疥癬の症状

  • 激しいかゆみ:夜も眠れないほどで、日中はかゆみのため、ぼりぼりとかきむしってしまいます。
  • 全身のかきむしったあと(掻破痕)
  • 指の間や手のひら、手首に長さ5mm前後の線状のブツブツ(皮疹【ひしん】):疥癬トンネルといい、疥癬に特徴的な皮疹です。
  • 男性の場合、陰部のしこり


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • お医者さんに行くと、次のような検査をします。
  • 顕微鏡検査:ヒゼンダニ(疥癬虫)を探します。
  • ダーモスコピー:ルーペの一種で、皮疹部から虫体を探します。
  • 皮疹部から検体を採取:顕微鏡を用いて虫体を探します。


どんな治療があるの?

  • 疥癬と診断がついたら、飲み薬かぬり薬により治療します。
  • 飲み薬を1週間おきに2回飲むと、通常治ります。
  • ぬり薬は、首から下の全身にくまなくぬります。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは? 治療の副作用は?

  • 副作用として、一時的にかゆみが悪化することがあり、虫体が死ぬときの影響と考えられ、かゆみはやがておさまってきます。
  • 家族のあいだでうつしあうことがあるので、家族全員をいっせいに治療する必要があります。
  • 疥癬は治療をすれば治りますが、治療後まれに再発をすることがあり、治療後もかゆみが続くようなら、医療機関を受診してください。
  • ぬり薬は、首から下の全身にくまなく塗り、治らない、治療が長引くことがないように塗り残しをなくしてください。


うつるの? 自分の予防のためにできることは?

  • 角化型疥癬の患者さんは、感染力が強く、うつりやすいので、医療機関で適切な治療を受けてください。
  • 角化型疥癬の患者さんと接するときには、治療が終わり感染力がなくなるまで、手袋を着用し、直接触れないようにしてください。
  • 通常の疥癬の患者さんは、感染力は強くはないものの、家庭内で一緒に暮らしているとうつることがあります。
  • 疥癬患者と接触した場合には、手洗いをよくしてください。


治るの? 治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 疥癬は治療をすると治ります。
  • おおよそ1か月で治ります。
  • 疥癬は治ったあと、ダニがいなくなってからも、がんこなかゆみや赤みを伴うブツブツの湿疹【しっしん】が続くことがあり、疥癬後瘙痒症【そうようしょう】といいます。
  • 治療後もかゆみが続くときは、医療機関で相談するようにしてください。


追加の情報を手に入れるには?

もっと知りたい疥癬の症状

  • 疥癬は、うつってから発症するまで1~2か月という長い潜伏【せんぷく】期間があります。
  • 疥癬は、重症化すると感染力がきわめて強い角化型疥癬という状態になり、垢【あか】がこびりついたようにみえます。
  • 疥癬については、日本皮膚科学会のホームページを参照ください。
  • https://www.dermatol.or.jp/qa/qa6/index.html

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