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コルポスコピー:何がわかるの?どんな時に必要?痛みや苦痛はないの?

更新日:2020/11/11

著者藤原 寛行 | 自治医科大学産婦人科 主任教授

監修松原 茂樹 | 自治医科大学 名誉教授、客員教授 

  • 婦人科腫瘍専門医の藤原 寛行と申します。
  • 「コルポスコピー」とはあまり聞きなれない言葉ですよね。子宮頸がん検診後の精密検査にどのようなものがあるかを調べていて、このページに来た方もいるかもしれません。
  • ここでは、子宮頸部や腟の異常を診断するために行われる検査であるコルポスコピーについて、役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」について解説します。

目次

  • どんな検査?
  • どういう人がこの検査を受けるべき?
  • 実際には、どんなことをするの?
  • 他にどのような検査法があるの?
  • 理解しておきたい リスクと合併症
  • 検査後にこんな症状があったら病院に伝えてください
  • 検査結果は?
  • 最後に
まとめ
  • コルポスコピーとはコルポスコープ(腟拡大鏡)という機械で子宮頸部や腟の観察を行うことです。
  • 観察と同時に子宮頸部の組織を採取することも、この検査の目的の一つです。
  • コルポスコピーを受ける人は、子宮頸がん検診などの細胞診において異常が出た人やHPV検査で陽性と判断されたひとの一部です。
  • コルポスコピーを行うことにより、子宮頸部の異常をより正確に診断することが出来ます。
  • 検診で異常が認められた場合は、コルポスコピーを含めた精密検査を受けるようにしてください。

どんな検査?

  • コルポスコピーとはコルポスコープ(腟拡大鏡)という機械で子宮頸部や腟の観察を行うことです。
  • 例えて言うなら、虫眼鏡で調べたいものを拡大して観察し、病気があるのかどうかを詳しく検査するというイメージです。
  • 膣を開く器具(腟鏡)をつけて、腟の奥をコルポスコープで観察します。
  • 観察と同時に子宮頸部の組織を採取することも、この検査の目的の一つです。


どういう人がこの検査を受けるべき?

  • 通常いきなりこの検査を行うことはありません。コルポスコピーを受ける人は下記のような人です。

コルポスコピーを受ける人

  • 子宮頸がん検診などの細胞診において異常が出た人
  • HPV検査で陽性と判断された人の一部
  • 細胞診とは、採取した細胞をもとに病気や病気の進み具合を推定する検査です。
  • コルポスコピーで子宮頸部や腟内を観察し、組織を採取することにより病気の有無、異常な組織の範囲、病気の進み具合をより正確に知ることが出来ます。
  • 子宮頸がんの発症には、HPVというウイルスが深く関わっており、全例ではありませんが、コルポスコピーをすすめられる場合があります。
  • コルポスコピーを適切な時期に行うことにより、子宮頸部の異常を子宮頸がんになる前の状態で発見することが期待されます。
  • 検診で異常が認められた場合は、コルポスコピーを含めた精密検査を受けるようにしてください。


実際には、どんなことをするの?

  • まず内診台にあがり、検診のときと同じ体位をとってもらいます。
  • 膣を開く器具(腟鏡)をつけて、奥にある子宮頸部が見えるようにします。
  • 子宮頸部の向きや大きさによっては、見えるようにするために腟鏡をさらに大きく開く必要があり、痛みが増すことがあります。
  • 腟鏡をつけたら、薄めた酢酸を子宮頸部に塗ります。
  • これにより病気の部分があれば色が変色し、広がりや進み具合を観察することが出来ます。
  • 観察した後、異常があると思われる場所から組織を採取します。
  • 採取した場所の組織を調べることで異常の有無、異常の進み具合がわかります。
  • 異常と思われる場所が無い場合は、観察だけで終了することもあります。
  • 採取するサイズは一か所あたり大体米粒ぐらいの大きさなので、さほど痛みはありません。
  • しかし子宮頸部は出血しやすい場所ですので、採取後しばらくは圧迫して止血をする必要があります。
  • 通常は外来で麻酔などはせずに行える検査ですが、過去につらい痛みを感じたことがある場合は、担当の先生に伝えると良いです。
  • 通常は5-10分前後で終わります。もちろん病気の広がりや程度、出血が止まらない場合などにより、かかる時間は変わってきます。
  • 一般的には、後で抜去できる綿球を圧迫止血目的で腟内に入れ、帰宅後に自分で抜いていただくことが多いです。
  • 施行後に関しては、病院ごとに異なりますので、担当医から詳しく説明をしてもらってください。


他にどのような検査法があるの?

  • 検診などで異常があった場合に行う検査として、現時点ではコルポスコピーに代わる精密検査はありません。
  • 長期に経過観察され、何度も定期的にコルポスコピーを受けている場合や、この検査が毎回出来ない事情のある場合など、担当医の判断で細胞診やHPV検査などの他の検査で経過観察をする場合があります。


理解しておきたい リスクと合併症

  • 検査に伴う痛みと出血がリスクと言えますが、一般的には外来で無麻酔、短時間に出来る検査です。
  • 過度に怖がることなく、必要な場合はこの検査を必ず受けるようにしてください。


検査後にこんな症状があったら病院に伝えてください

  • 検査後、おりものに血液が混ざる程度の出血は起こりますが、少量であれば心配いりません。
  • 稀に生検部位から多めの出血をすることがあります。
  • 月経のときぐらいの出血が持続したり、大きな血の塊が腟から出たりする場合は、コルポスコピーを施行した医療機関に相談するようにしてください。
  • 稀ですが止血するために再度病院に来てもらうこともあります。


検査結果は?

  • コルポスコピーによる肉眼的な観察結果はすぐにお伝えすることができます。
  • 組織の病理検査は、結果が出るまでに時間がかかり、後日の結果確認となるので、必ず受診するようにしてください。
  • 結果によって治療が必要かどうかを判断します。
  • コルポスコピーは子宮頸部の病気の状態をより正確に判断することを目的とした検査です。
  • しかし、病気の場所が奥の方にあると観察出来ないことがあり、また酢酸に染まりにくい病変であると一番取りたい場所が採取できないこともあります。
  • したがって、細胞診とコルポスコピーの結果に大きな差がある場合などは、間隔をあけて再検査をすることがあります。


最後に

  • コルポスコピーというものがおわかりいただけたでしょうか?
  • イメージがなかなかわかない方もおられるかと思います。
  • わからないことがありましたら、受診の際に担当先生に伺い、不安を無くして検査を受けるようにしてください。
  • 子宮頸部の状態を正確に判断することは、子宮頸がんを未然に防ぐためにとても大切なことです。
  • 本検査を理解され、しっかりと受けるようにしてください。

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