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声帯麻痺:どんな病気?検査や治療は?どれぐらいで治るの?

更新日:2020/11/11

著者中村 一博 | 日本大学医学部 耳鼻咽喉・頭頸外科学分野 准教授診療

監修香取 幸夫 | 東北大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学教室

  • 耳鼻咽喉科専門医の中村 一博と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかすると声が出づらくなったりかすれたりすることが続き、声帯に何か不調があるのではないかと不安を感じておられるのではないでしょうか。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • 声帯麻痺は、どんな病気?
  • 原因は?
  • どんな症状が出るの?
  • 声はもう治らないの?
  • どこに受診したらいいの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
まとめ
  • 声帯麻痺とは、声を出す部分の声帯が、何らかの原因で動かなることをいいます。片側声帯麻痺と両側声帯麻痺があります。
  • 症状には、声がでにくい、だしにくい、声がかれる、声が続かない、息が切れやすい、呼吸が苦しい、食べ物や飲み物がむせる、のみこみにくいなどがあります。
  • これらの症状はきちんと治療すれば、良くなります。まずは専門の病院を受診して、相談してみてください。


声帯麻痺は、どんな病気?

  • 声帯麻痺とは、声を出す部分の声帯が、何らかの原因で動かなることをいいます。
  • 声帯とは、左右に一対あり、2つがぶつかって振動することで声が出ます。声帯麻痺では、声帯同士がぶつからなくなり、振動に問題がおこります。
  • 片側だけが動かなくなったものを片側声帯麻痺、左右両方動かなくなったものを両側声帯麻痺といいます。

コラム:片側声帯麻痺とは?

  • 左右どちらかの声帯が動かなくなったものを片側声帯麻痺といいます。
  • 左の声帯が動かなくなる、左声帯麻痺が多いです。

コラム:両側声帯麻痺とは?

  • 左右両方の声帯が動かなくなったものを両側声帯麻痺といいます。
  • 麻痺した声帯がどこで固定しているかによって、症状はちがいます。
  • 両側が真ん中で固定しているものは、声の症状は軽いですが、生命の危険があります。呼吸の苦しさがひどいと気管切開をしますが、窒息して死に至ることがあります。
  • 両側が外側で固定しているものは、ひどく声がかれますが、窒息して死に至る危険性は少ないです。

原因は?

  • 声帯麻痺は、声帯を動かす「反回神経」に何らかのトラブルが起こります。詳しい原因は以下の通りです。

声帯麻痺の原因

  • 甲状腺がん(最多):そのほかにも、食道がん、肺がん、乳がんなどによって起こることもあります。
  • 胸部大動脈に関わる病気:大動脈解離や胸部大動脈瘤などの病気によって起こることもあります。
  • 原因不明(特発性声帯麻痺):なんらかのウイルスが原因と考えられています。
  • 脳の病気(中枢性声帯麻痺):ワレンベルグ症候群(小脳の動脈が詰まる病気)などの病気によって起こることもあります。

コラム:癌だったらどうすればいいの?

  • 声帯麻痺の原因が癌の場合には、癌の治療が最優先です。声の治療は、癌の治療が落ち着いてから行います。


どんな症状が出るの?

  • 以下の症状が出ます。

声帯麻痺であらわれる症状

  • 声がでにくい、だしにくい
  • 声がかれる
  • 声が続かない
  • 息が切れやすい
  • 呼吸が苦しい
  • 食べ物や飲み物がむせる、のみこみにくい
  • 片側声帯麻痺では、「声がかれる」「食べ物や飲み物がのみこみにくい」といった症状が出ます。
  • 両側声帯麻痺では、それに加えて、「呼吸が苦しい」といった症状も出て、死に至ることもあります


声はもう治らないの?

  • 声帯がまた動くようになることはほぼありませんが、声の治療によって、声は治ります。
  • 元通りのレベルまで声が治ることもあります。少なくとも、日常生活に困らないレベルの声にちゃんと治ります。


どこに受診したらいいの?

  • 耳鼻咽喉科に受診してください。
  • また、耳鼻咽喉科医のなかでも、声帯麻痺診療を得意とする医師がいる病院を受診することをおすすめします。


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • 病院に行ったら、以下の検査を行います。

検査

  • CTなどの画像の検査:癌や大動脈に関わる病気が原因の声帯麻痺が多いので、必ず行います。
  • 上部消化管内視鏡検査(胃カメラ):食道がんを見つけます。
  • ガリウムシンチなどの核医学検査(放射線を出す物質を使う検査)
  • 採血:ウイルスの病気を調べます。
  • 喉頭内視鏡検査:声帯が動いているかどうか調べます。
  • 喉頭ストロボスコピー検査:声帯が閉じるかどうか調べます。
  • 音声機能検査:声の質がどれくらい悪いか調べます。


どんな治療があるの?

  • 治療は、リハビリテーションと手術があります。これらを組み合わせて行うこともあります。
  • リハビリは、麻痺してすぐ開始し、言語聴覚士さんと一緒に行います。片側声帯麻痺では、吐く息を多くし、麻痺した声帯と正常な声帯をぶつかりやすくするようなリハビリを行います。軽症例ではかなり良くなることもあります。
  • 手術は、麻痺がおこってから6カ月以上待ってから,行います。
  • 声帯麻痺は、お薬で良くなることはほとんどありません。

コラム:片側声帯麻痺では、どんな手術方法があるの?

  • 片側声帯麻痺では大きく分けて2種類の手術方法があります。
  • 声帯注入術:なんらかの物質を麻痺した声帯に入れて、声帯を大きくすることで、声帯を閉じやすくします。入れる物質には、自分の脂肪、リン酸カルシウムペースト、アテロコラーゲンなどがあります。それぞれ特色があり、一長一短です。
  • 喉頭枠組み手術:皮膚を切って開けて、外側から声帯にアプローチし、麻痺した声帯を真ん中に寄せ、麻痺してない声帯とぶつかるようにし、声帯を閉じやすくします。その中でも、披裂軟骨内転術は声帯を引っ張って真ん中に寄せ、甲状軟骨形成術は声帯を押して真ん中に寄せます。

コラム:両側声帯麻痺ではどんな手術方法があるの?

  • 真ん中で固定している両側声帯麻痺では、アイネル(エイネル)氏術という手術をします。
  • 左右どちらかの声帯を糸で外側に引っ張り、呼吸が苦しい状態から窒息する危険をなくします。呼吸は楽になりますが、声の症状は悪化します。

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