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  3. 味覚障害

味覚障害:どんな症状?原因やリスクは?自分で対処する方法は?どんなときに医療機関を受診すればいいの?

更新日:2020/11/11

著者任 智美 | 兵庫医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科 講師

監修香取 幸夫 | 東北大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学教室

  • 味覚障害の診療を担当している任 智美と申します。
  • とつぜん味がわからなくなったり、味覚について指摘されたりすると、心配になりますよね。何か悪い原因で起こっているのではないか?と心配されたり、「病院に行ったほうが良いかな?」と不安になられたりするかもしれません。
  • そこでこのページでは、味覚障害の一般的な原因や、ご自身での適切な対処方法、医療機関を受診する際の目安などについて役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「本当に知ってほしいこと」、「本当は説明したいこと」について記載をさせていただいています。

目次

  • どんな症状?
  • 主な原因とその説明
  • 味覚障害に対して、よくなるために自分でできることは?
  • こんな症状があったらかかりつけ医を受診しましょう
  • お医者さんでおこなわれること【診察の流れ】
  • ガイドラインなど追加の情報を手に入れるには?
  • どんな病気のことが考えられる?
まとめ
  • 味覚障害とは、味を正しく感じにくくなってしまう状態です。
  • 味覚障害により、食欲をなくしたり、知らない間に塩分や糖分を取りすぎてしまったり、また日々の生活の中で食べる楽しみが奪われてしまいます。
  • まずは亜鉛のサプリメントを内服しながら、心と体の状態を整えていきます。ただし、1か月経過してもよくならないようでしたら、医療機関を受診しましょう。


どんな症状?

  • 味覚障害は「味がしない・薄い」、以外に「甘いものが苦く感じる」、「何も食べていないのに口の中が苦い」、「塩味がきつく感じる」、「甘味だけがわからない」、「何を食べても嫌な味になる」などの症状があります。自分では気づかなくても「料理の味付けがおかしい」、「調味料を多量にかける」、「食欲がなくなった」、など周囲の方に指摘され病院にいらっしゃる方もいます。


主な原因とその説明

  • 味覚障害の原因となる場所は様々です。舌に存在する味を感じる細胞、味を脳に伝える神経、どんな味かを感じる脳のいずれかに異常がある場合に起こることがありますが、最も多い原因は味細胞に異常がある場合です。
  • 味覚障害を起こす原因となる病態は、以下の通りです。

味覚障害を起こす原因となる病態

  • 亜鉛欠乏症
  • 貧血
  • 薬剤
  • 風邪
  • ストレス
  • 全身疾患
  • 抗がん剤などの薬剤
  • 耳鼻科領域の手術
  • 脳に障害を受けた外傷


味覚障害に対して、よくなるために自分でできることは?

  • 味覚障害は初期に自然に治ることがありますが、少しでも良くなるよう日常生活でできることを下記に示します。

日常生活でできること

  • 亜鉛が不足ししないようバランスのよい食事を心がける
  • 亜鉛が小腸からしっかり吸収されるよう、腸内環境を整える
  • 食事から十分な亜鉛を取ることができない場合は、亜鉛のサプリメントを摂取する
  • ストレスをかけない生活を心がける


こんな症状があったらかかりつけ医を受診しましょう

  • 食事に気を付けたり、サプリメントを摂取しても、症状が改善しない場合は、一度かかりつけ医でご相談ください。
  • 下痢や血が混じった便が見られたり、体重減少がある場合、また片側だけ舌や顔がしびれるなどの症状がある場合は病気が隠れているかもしれないので、かかりつけ医にご相談ください。


お医者さんでおこなわれること【診察の流れ】

  • 問診でどのように症状が発症したのか詳しくお聞きします。特に、お薬が原因の味覚障害ではないか確認するために内服歴が重要になってくるので、お薬手帳を持参してください。
  • 電気味覚検査や濾胞ディスク法で味覚に異常がないか確認します。
  • 血液検査で体内の亜鉛や鉄、ビタミンが足りているかどうかを確認します。
  • 心理検査でストレスによる味覚障害ではないかを確認します。
  • その他にも、場合によっては、頭部CT、頭部MRI、嗅覚検査、消化管に関する検査を行うこともあります。


ガイドラインなど追加の情報を手に入れるには?

  • 冨田 寛著「味覚障害の全貌」 診断と治療社, 東京. 2011.
  • 池田 稔. 味覚障害診療の手引き. 池田 稔編. 金原出版, 東京, 2006.

もっと知りたい 味覚障害のこと

どんな病気のことが考えられる?

低亜鉛血症

  • 体内の亜鉛が不足するとまず食欲と元気がなくなります。ありきたりの症状なので見過ごされがちですがさらに低くなると味の嗜好性が変わる、味がわからない、傷が治りにくい、皮膚炎がおこりやすい、髪の毛が抜けやすいなどといった症状がおこってきます。ご高齢の方や薬を多く内服されている方、糖尿病や腎臓や肝臓に病気がある方などは亜鉛が低くなりやすいです。味覚障害は部分的なものではなく、口の中全体に起こることが多く、あまり日によって症状が変動することはありません。近医で採血をして、評価をしてもらう必要があります。ただ血清亜鉛値は不安定で基準値も各施設によって異なります。亜鉛値が正常範囲と言われても実際は潜在的に不足していることもあります。

口腔真菌症

  • 全身、または吸入など局所的にステロイドを使用されている方や抗がん剤や免疫抑制剤使用中の方、高齢者、他、免疫力が弱っている時に口腔内に真菌が出現することがあります。のどを鏡で見て白い斑点が多数できてないか確認してみてください。抗真菌薬の投与にて二週間ほどで改善します。

貧血

  • 鉄欠乏性貧血やビタミンB12、葉酸が不足する貧血性疾患では舌炎が生じることがあり、同時に味覚異常がおきます。不足しているものを補うことで速やかに改善されます。

顔面神経麻痺

  • 顔面神経が障害されると味覚障害が起こります。特に症状として片側の舌前2/3の味覚が障害されます。

口腔神経症

  • 通常、口の中は常に味があったり、ヒリヒリするなどの異常感覚は多かれ少なかれある部位ですが、それが異様に気になって、日常生活に支障がでてくると治療が必要になります。ガムを噛んだり、飴をなめたり、氷や炭酸飲料を摂取することで症状は一時的に軽くなります。

うつ病

  • 気分のあがりさがりにより味覚異常が悪化したり、軽快します。心療内科にご相談いただくことをおすすめします。

中枢疾患

  • 頭部外傷や脳血管障害、脳腫瘍、硬膜炎など脳の病気で味覚異常が現れることがあります。片側の味覚異常の場合は脳に何もない場合も多いですが頭部MRIを受けることをおすすめします。味覚異常が単独で起こることは少なく、他の神経障害を合併することがあります。

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