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  3. 好酸球性中耳炎

好酸球性中耳炎:どんな病気?検査や治療は?どれぐらいで治るの?

更新日:2020/11/11

著者吉田 尚弘 | 自治医科大学附属さいたま医療センター 耳鼻咽喉科 教授

監修香取 幸夫 | 東北大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学教室

  • 気管支喘息があり何か耳の変な感じや聞こえにくさがあり、もしかすると「好酸球性中耳炎になってしまった?」と思われたり、あるいは「好酸球性中耳炎は治りにくいです」と言われて不安を感じておられる方がこのページをご覧になっているかもしれません。
  • 好酸球性中耳炎の原因、症状、治療法、これからのことに不安を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。

目次

  • 好酸球性中耳炎は、どんな病気?
  • 好酸球性中耳炎と思ったら、どんなときに病院への受診したらよいの?医療機関の選び方は?
  • 好酸球性中耳炎になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
  • 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)とは
まとめ
  • 気管支喘息、好酸球性副鼻腔炎と診断されてしばらくしてから、耳がふさがった感じ、聞こえにくさ、耳だれ(耳から膿が漏れ出てくる)などの症状が出てきたときは好酸球性中耳炎を疑います。
  • 好酸球が多く含まれる粘り気のある液体が鼓室(こしつ:鼓膜の奥の空間)に溜まり、鼓室の粘膜が炎症をおこして厚くなるのが特徴です。
  • 耳の治療として貯留液の除去、さらに副腎皮質ステロイド投与が有効ですが、全身的な副作用を防ぐ上でもなるべく鼓室内投与が行われます。
  • はじめは、貯留液による難聴(きこえにくさ)が主体ですが、病気が進行すると鼓室のさらに奥にある内耳まで障害がおよび、全く聞こえなくなることもあり注意が必要です。
  • 気管支喘息、好酸球性副鼻腔炎など全身のアレルギー体質が影響しています。好酸球性中耳炎の治療とあわせて気管支喘息、副鼻腔炎の治療も重要です。


好酸球性中耳炎は、どんな病気?

  • 好酸球性中耳炎とは、好酸球が多く含まれる粘り気のある液体が鼓室内に溜まり、鼓室の粘膜が炎症を起こすことで生じます。
  • ほとんどの方が気管支喘息、好酸球性副鼻腔炎と診断されてしばらくしてから発症します。
  • 主な症状は、耳の塞がった感じ、難聴、耳だれなどです。これらの症状は両耳で見られることが多いです。
  • 主な治療は、貯留液の除去と副腎皮質ステロイドの投与です。
  • 症状や炎症の状態を見ながら、定期的な治療が必要です。


好酸球性中耳炎と思ったら、どんなときに病院への受診したらよいの?医療機関の選び方は?

かかりつけの耳鼻咽喉科医への受診がおすすめな場合

  • 気管支喘息、好酸球性副鼻腔炎とすでに診断されている方で、耳の症状(耳が聞こえにくい、耳のふさがった感じがある、耳漏など)がでてきた場合には、かかりつけの耳鼻咽喉科にご相談ください。

入院施設のある耳鼻咽喉科へ紹介されることがある場合

  • 急速な難聴の進行がある場合、抗菌薬を飲んでいるのにも関わらず、耳漏がつづくときには、入院して点滴治療を行うことがあります。


好酸球性中耳炎になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 気管支喘息、好酸球性副鼻腔炎などの全身性のアレルギー体質のある方でなりやすい病気です。
  • 強く鼻をかんだり鼻をすするとなりやすくなります。
  • 好酸球が多く含まれる粘り気のある液体が鼓室内に溜まり、振動により音を伝える鼓膜や耳小骨が動きにくくなることにより、塞がった感じ、聞こえにくさなどの症状が出てきます。


どんな症状がでるの?

  • 主な症状は下記のとおりです。

主な症状

  • 難聴
  • 耳のふさがった感じ (耳閉感)
  • 耳鳴
  • 耳だれ


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • 拡大鏡、内視鏡、顕微鏡などで鼓膜の状態をよく観察します。
  • 聴力検査で聞こえにくさを確認します。
  • ティンパノメトリーで鼓膜の動きを確認します。
  • 鼓膜の奥に貯留液があるときには鼓膜を切開して、細胞診で貯留液に含まれる好酸球の有無を確認します。
  • ファイバースコープで鼻と上咽頭(のどの奥の鼻に通じる部分)の状態を確認します。
  • 症状が強いときは、CT検査で耳周囲の状態を確認することがあります。


どんな治療があるの?

  • 主な治療は鼓室に溜まっている貯留液の除去と副腎皮質ステロイドの投与です。
  • 通常は耳に対してのみ、ステロイドを使いますが、症状が強く重症な場合では飲み薬や点滴で全身に対するステロイド治療を行います。
  • 気管支喘息、好酸球性副鼻腔炎があることがほとんどなので、それらに対する治療も重要になってきます。
  • 好酸球性中耳炎に加えて、細菌感染が起こった場合は、原因菌を調べ、原因菌に効果のある抗菌薬を使用します。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?

  • 貯留液の除去や耳に対して副腎皮質ステロイドを点耳(耳の中にお薬を垂らす)した場合、治療直後にめまいを起こすことがあります。点耳する際は、お薬を人肌で温めてから、点耳するとめまいを予防できます。
  • 副腎皮質ステロイドを飲み続けると消化器症状、血圧上昇、血糖上昇などの副作用が起こることがあります。


予防のためにできることは?

  • 気管支喘息に対する吸入薬、内服を医師の指示通り行い、喘息発作のない落ち着いた状態にしておくことが大切です。
  • また、好酸球性副鼻腔炎の鼻症状に対する内服、点鼻薬治療もきちんとしましょう。
  • 鼻症状がある人はあまり強く鼻をかまないようにします。

治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • はじめの主な症状は難聴ですが、炎症が進行したり、感染によって急に難聴が進行したり、音を感じる内耳の機能が低下し、全く聞こえなくなってしまう人もいますので注意が必要です。
  • 耳だれの増加、難聴が急に悪化したときには早めに病院に行くことが大切です。
  • 肥満のかたは重症になりやすく、気管支喘息と同様に治療の効果が乏しく、落ち着いた状態に維持することが難しくなります。


追加の情報を手に入れるには?

  • 好酸球性中耳炎の多くは好酸球性副鼻腔炎がある人に生じます。好酸球性副鼻腔炎は指定難病となっています
  • http://www.nanbyou.or.jp/entry/4538 

もっと知りたい! 好酸球性中耳炎のこと

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)とは

  • 好酸球性中耳炎と耳の症状が似ている疾患として、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)があります。手足のしびれ、発熱などの症状が出てきた際には、早めに主治医の先生にご相談ください。

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