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ナルコレプシー:どんな病気?検査や治療は?運転や仕事はできるの?

更新日:2020/11/11

著者早川 達郎 | 国立国際医療研究センター国府台病院 精神系統括診療部門長、診療科長

監修笠井 清登 | 東京大学医学部附属病院精神神経科 教授

  • 日本睡眠学会専門医の早川達郎と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかすると「日中の眠気はナルコレプシーのせいなのかも?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」についてまとめました。

目次

  • ナルコレプシーは、どんな病気?
  • ナルコレプシーと思ったら、どんなときに病院を受診したらよいの?医療機関の選び方は?
  • 受診前によくなるために自分でできることは?
  • ナルコレプシーになりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
  • ナルコレプシータイプ1の原因は?
  • 中枢神経刺激薬は何を使うの?
  • 抗うつ薬は何を使うの?
  • 症候性ナルコレプシーとは?
まとめ
  • ナルコレプシーは日中の過度な眠気や居眠り(睡眠発作)を特徴とする睡眠の病気です。
  • ナルコレプシーは、強い感情の変化とともに脱力する「情動脱力発作」を伴うタイプ1と伴わないタイプ2に分けられます。
  • 症状が出そろった後は、ほとんど症状に変化はなく、完全に治ることはありません。
  • 治療は、夜に十分睡眠をとる、お薬を飲むなどし、日常生活に支障がない程度まで症状を軽くすることを目標とします。
  • 日中の眠気がある時は自動車の運転を控える必要があります。


ナルコレプシーは、どんな病気?

  • ナルコレプシーとは、日中に過度な眠気が毎日続くこと、さらにレム睡眠(夢を見る浅い眠り)に関連した異常がある、寝すぎてしまう病気です。
  • 笑い、怒り、驚きなどの強い感情の変化とともに脱力する「情動脱力発作」を伴う場合をナルコレプシータイプ1、伴わない場合をタイプ2といいます。


ナルコレプシーと思ったら、どんなときに病院を受診したらよいの?医療機関の選び方は?

  • 日中の過度の眠気や情動脱力発作がある場合は、病院へ受診してください。 まずはかかりつけ医にご相談ください。
  • 以下の場合は、メンタルクリニック、心療内科、神経内科、精神科へ受診をおすすめします。

専門の病院へ行くべき場合

  • 気分が憂うつ、意欲が湧かないなどの症状がある:うつ病などの症状として、日中の眠気が出ることがあります。
  • 情動脱力発作がある場合:てんかん、てんかんの発作を起こす神経の病気との区別が必要です。
  • ナルコレプシーが強く疑われる、診断が付かない:睡眠専門外来への受診が必要です。


受診前によくなるために自分でできることは?

  • 受診前に自分でできることは以下の通りです。

ご自分でできること

  • 睡眠をよくとる:日中の眠気で一番多い原因は「睡眠不足」です。
  • いびきがひどい場合は、仰向けではなく横向きに寝る
  • 枕を自分に合ったものに替える
  • 鼻水や鼻づまりがある場合は、耳鼻咽喉科を受診する
  • アルコールを控える
  • 睡眠日誌を記録する:不規則な睡眠のとり方をしている場合には、寝る時刻、起きる時刻を規則正しくしてみてください。睡眠日誌は、睡眠に関する種々のサイトから簡単にダウンロードすることができます。


ナルコレプシーになりやすいのはどんな人?原因は?

  • ナルコレプシーの原因は、情動脱力発作があるタイプ1と、ないタイプ2とで異なります。
  • ナルコレプシータイプ1は、脳の視床下部というからだの活動に大事な部分から出る物質が足りなくなることによって起こります。また、遺伝も関係しています。
  • ナルコレプシータイプ2は、上記の物質が足りない場合と足りている場合があります。遺伝については不明です。
  • 症状がでるきっかけは、頭のけがやウイルスの感染症などがあります。


どんな症状がでるの?

  • ナルコレプシーの症状は以下の通りです。

症状

  • 日中の過度の眠気:眠気は、会議中やデスクワーク中のみならず、散歩中や会話中でも起こります。
  • 居眠り:5~15分程度続き、「睡眠発作」と呼びます。目覚めて一時的に眠気が取れるのが特徴です。
  • 情動脱力発作:タイプ1の方にあらわれます。
  • 睡眠麻痺(金縛り):睡眠がレム睡眠(夢を見る浅い睡眠)から始まることが特徴です。そのため、眠りに入る時に一時的な全身の脱力が起こることがあります。
  • 入眠時幻覚:眠りに入る時に幻覚を鮮明に感じることがあります。
  • 夜の睡眠が分断されやすい。


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • 病院では、診断のために以下のようなことを行います。

病院で行われること

  • 問診:日中の眠気の状態、夜の睡眠の状態、いびきがあるか、いびきの程度、情動脱力発作があるかなどについて、詳しく問診します。
  • 質問紙の記入:自覚している眠気を評価するために、エプワース眠気尺度などの質問紙に回答を記入します。
  • 終夜睡眠ポリグラフィ検査:睡眠時無呼吸症候群などの夜の睡眠に関する病気ではないか、夜眠っている間の脳波、眼球の運動、筋肉、呼吸などを調べます。
  • 反復睡眠潜時検査:日中に4~5回ベッドに横になってもらい、眠りに入るまでの時間や睡眠のタイプを調べます。
  • 反復睡眠潜時検査の平均睡眠潜時(起きている状態から眠りに入るまでかかる時間)が8分以下、かつレム睡眠期が2回以上出現すると、ナルコレプシーと診断されます。


どんな治療があるの?

夜に十分に睡眠をとる

  • 眠気が強くて耐えられないときは、短時間の仮眠をとることも有効です。

お薬

  • 日中の過度な眠気や居眠りに対しては、「中枢神経刺激薬」という脳の神経を刺激するお薬を使用します。
  • 情動脱力発作などのレム睡眠に関連する症状に対しては、レム睡眠を抑制する作用がある抗うつ薬を使用します。
  • 夜の睡眠が小間切れになってしまいよく寝れないという症状に対しては、睡眠薬を使用する場合があります。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?

  • お医者さんでお薬をもらったら、以下のことに注意してください。

治療に関して注意すること

  • 中枢神経刺激薬を飲む時間:中枢神経刺激薬は、よく寝れない原因になるので、午後の遅い時刻に飲むのは避けてください。
  • 自動車の運転を控える:日中の眠気が良くなるまでは、自動車の運転を控える必要があります。また、運転免許取得時や更新時に、日中の眠気に関する質問項目があり、うその申告をすると罰則規定がありますので注意してください。
  • 中枢神経刺激薬の副作用:「モダフィニル」は飲み始めの強い頭痛、「ぺモリン」は肝臓の機能の障害に注意が必要です。「メチルフェニデート」は依存しやすいことやみだりに使用することなどの問題から、専門の資格を持っていて登録している医師のみが出すことができます。「モダフィニル」も2021年4月から登録している医師のみが出すことができる制度になります。


予防のためにできることは?

  • ナルコレプシーは予防が難しい病気です。
  • 早めに診断を受け、早めに治療を始めることが重要です。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 治療は症状を抑える対症療法で、残念ながら完全に治すことはできません。症状とうまく付き合いながら日常生活に支障を来さないようにすることが重要です。
  • 症状は数年かけて徐々に出現し、症状が出そろった後は、ほとんど症状は変化せずに経過するのがほとんどです。


追加の情報を手に入れるには?

  • 日本睡眠学会のホームページに、睡眠異常について詳しく解説が掲載されています。
  • jssr.jp/kiso/syogai/syogai01.html

もっと知りたい! ナルコレプシー

ナルコレプシータイプ1の原因は?

  • 脳の視床下部のオレキシンという神経伝達物質が欠乏することによって生じることがわかっています。
  • また、特定のヒト白血球抗原(HLA)との密接に関係しており、遺伝的な要素も考えられています。タイプ1を両親、兄弟がもっている人が症状が出るリスクは約1~2%であり、一般の人の10~40倍です。

中枢神経刺激薬は何を使うの?

  • 依存性の少ない「モダフィニル」(商品名モディオダール)をまず使います。モダフィニルで効果が不十分な場合や副作用で使用できない場合には、「メチルフェニデート」(商品名リタリン)や「ぺモリン」(商品名ベタナミン)を使用します。

抗うつ薬は何を使うの?

  • 「クロミプラミン」(商品名アナフラニール)がよく使用されます。ただ、口の渇き、便が出ない、眠気などが強い時は、「デュロキセチン」(商品名サインバルタ)などのセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(セロトニンとノルアドレナリンという物質を脳内で再び取り込むのを妨げ、これらの物質を増やして作用を強くするお薬)を使用します。

症候性ナルコレプシーとは?

  • 症候性ナルコレプシーとは、脳の視床下部という部分の近くの脳腫瘍や、その他の中枢神経の病気、頭の外傷などに続いてナルコレプシーの症状が出る病気です。
  • ナルコレプシーの診断が付いた場合には、頭のMRI検査などを行い、症候性ナルコレプシーでないか確認する必要があります。
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