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  1. お医者さんオンライン
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  3. 過多月経

過多月経:どれくらいの量が過多月経になるの? 原因は? 必要な検査は?

更新日:2020/11/11

著者柿沼 敏行 | 国際医療福祉大学病院産婦人科・リプロダクションセンター 病院教授、副センター長

監修松原 茂樹 | 自治医科大学 名誉教授、客員教授 

  • 産婦人科専門医の柿沼 敏行と申します。
  • とつぜん月経の量が増えたり、月経の量が多い月が続いたりすると、心配になりますよね。何か悪い原因で起こっているのではないか? と心配されたり、「病院に行ったほうが良いかな?」と不安になられたりするかもしれません。
  • そこでこのページでは、過多月経の一般的な原因や、ご自身での適切な対処方法、医療機関を受診する際の目安などについて役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「本当に知ってほしいこと」について記載をさせていただいています。

目次

  • 過多月経とはどんな病気?
  • どんな症状があるの?
  • どんな原因があるの? どのように診断するの?
  • どんなときに病院・クリニックを受診したらいいの?
  • どんな治療法があるの?
まとめ
  • 月経血量は1周期の月経あたり20~140mlですが、これを上回る場合は月経血量が異常に多いとされ、過多月経と診断します。
  • 客観的な指標としては、血液検査で鉄欠乏性貧血があり、その原因が月経によると判断できれば過多月経と診断されます。
  • 原因となるさまざまな病気があり、それぞれ診断上の留意点も異なります。
  • 治療には、お薬によるものと手術によるものがあります。
  • ご自分で判断することは難しいので、不安な方は婦人科を受診してください。

過多月経とはどんな病気?

  • 月経血量は1周期の月経あたり20~140mlですが、これを上回る場合は月経血量が多いとされ、過多月経と診断します。
  • 実際に血液の量を計測することは難しいので、日中でも夜用ナプキンが必要、普通のナプキンが1時間ともたない、レバーのような血のかたまりが多くみられるような場合には過多月経の可能性があります。
  • 客観的な指標としては、血液検査で鉄分の不足による貧血(鉄欠乏性貧血といいます)があり、その原因が月経によると判断できれば過多月経と診断されます。


どんな症状があるの?

  • 過多月経では鉄欠乏性貧血を認めることが多く、次のような症状から日常生活に支障をきたすようになります。

鉄欠乏性貧血と過多月経による症状

  • 胸がドキドキする
  • 息が切れる
  • だるい、疲れる
  • 貧血がだんだん進行して慢性化すると、つらい症状に慣れてしまい、自覚症状を感じにくくなることもあります。


どんな原因があるの? どのように診断するの?

  • 過多月経には、原因としてさまざまな病気が考えられます。

婦人科にかかわる臓器や組織の形態の異常による病気

  • 良性の病気では、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症などがあります。
  • 30代以降の女性では、上にあげたような病気が増えるため、内診、超音波検査、MRI検査などで診断します。
  • 40代以降では子宮頸がんや子宮体がんなどの悪性の病気の可能性もあります。
  • 出血によって初めて婦人科を受診する方も多く、定期的に子宮がん検診や超音波検査を受けられることをおすすめします。

婦人科にかかわる臓器や組織のはたらきの異常による病気

  • 女性ホルモンの分泌の異常によって起こる「黄体機能不全」や「無排卵性周期症」などの病気で出血を起こし、過多月経になることがあります。
  • これらは、排卵が起こらない、排卵しても「黄体」からでるホルモンの量が少ないことが原因で、10〜20代の若い女性と閉経近くの40代後半の女性では、こうしたホルモンの分泌の異常によって起こる病気を念頭におく必要があります。
  • 診断は、詳細な問診と基礎体温の測定や血液検査(ホルモン値測定)によって行います。

内科にかかわる病気

  • 血液の病気など内科にかかわる病気が基礎にあることで出血が止まらない、血が固まらないなどの異常が起こり、過多月経が生じることがあります。
  • こうした病気には、「特発性血小板減少性紫斑病」、「白血病」のほか、「肝機能障害」などがあります。
  • 過多月経の原因を詳しく調べることで内科にかかわる病気がみつかることもあります。


どんなときに病院・クリニックを受診したらいいの?

  • 過多月経は、月経がある多くの女性で自覚しますが、ご自身で判断することが難しく、健康診断で鉄欠乏性貧血を指摘されて初めて婦人科を受診されることが少なくありません。
  • 大量の出血が起こって救急外来を受診する場合もあります。
  • その原因は、「無排卵周期症」や「子宮筋腫」などの良性の病気が主ですが、思春期や若い世代では貧血、不妊症が問題となり、閉経前後の世代ではがんなど悪性の病気の可能性もあり、また血液の病気など内科的な病気による場合もあります。
  • 不安のある方は、一度婦人科を受診して、こうした病気がないか検査をうけてみてください。


どんな治療法があるの?

  • 過多月経の治療には、お薬によるものと手術があります。
  • 年齢、妊娠・出産「を希望するか、子宮温存を希望するかなどを考慮して、適切な治療を選択します。
  • 内科の病気が原因の場合は、その病気の治療を優先します。
  • ホルモンの分泌の異常が原因の場合は、貧血治療を行いながら、ホルモンの分泌を調整するお薬や止血に効果のあるお薬を用いて治療を行います。
  • お薬による治療が効かない、妊娠する機能を残しておくことが不要な場合は、子宮をすべて摘出する手術(子宮全摘術)、または月経が起こる子宮内膜を焼灼する手術(子宮内膜焼灼【しょうしゃく】術)などを行います。
  • 近年は腹腔鏡や子宮鏡という特別な器具を用いた手術が導入され、からだへの影響が少ない手術を行うことが可能となっています。
  • 子宮筋腫など過多月経を引き起こす病気がある場合、原因の病気を取り除く手術を行いますが、ホルモンの分泌を調整するお薬と貧血の治療で管理できることもあります。

コラム:手術を回避する方法

  • ホルモン検査などで近い将来に閉経が予想される周閉経期女性の場合、GnRHアゴニスト、GnRHアンタゴニスト製剤による「にげ込み療法」で、手術を回避することが可能です。

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