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  1. お医者さんオンライン
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RSウイルス:どんな病気を引き起こすの?感染経路は?検査や治療は?

更新日:2020/11/11

著者河島 尚志1、木村 将裕2 | 1:東京医科大学小児科・思春期科学分野 主任教授、2:東京医科大学小児科・思春期科学分野 主任教授

監修岡 明 | 埼玉県立小児医療センター 病院長

  • 小児科専門医の河島尚志、木村将裕と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかするとお子さんが「RSウイルスに感染してしまった?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • RSウイルスは、どんな病気?
  • どんなときにRSウイルスと疑うの?
  • どんな人がなりやすいの?
  • どんな症状がでるの?
  • どんなときに病院・クリニックを受診したらいいの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • 周りの人にうつさないためには?予防は?
  • RSウイルスにかかった後、後遺症は残らないの?
まとめ
  • RSウイルスとは、2歳までにほぼ全ての子どもが一度は感染するウイルスです。
  • ウイルスに感染してから2~5日後に鼻水が出始め、2、3日して、咳もでるようになることが多いです。
  • RS迅速抗原キットで診断します。また、RSウイルスに対する特効薬はなく、症状に対しての治療になります。

RSウイルスは、どんな病気?

  • RSウイルスとは、例年12月をピークに、秋の終わりから春の始めにかけて流行する、冬の代表的なウイルスです。なお近年では、夏でもみつかることがあります。
  • 2歳までに全ての子どもが一度はRSウイルスに感染します。生後6カ月未満でかかった場合は、細気管支炎や肺炎など、重篤な感染症を引き起こし、呼吸ができなくなって入院が必要になったり、まれに死亡することもあります。重症化するのは全体の2%程度とされています。
  • 幼児でかかった場合は、一般に軽症で済むことが多いです。
  • 一度感染しても免疫がつくられないため、何回もかかることがあります。ただし、2度目以降の症状は軽くなります。

コラム:RSウイルスの生物学的分類

  • RSウイルスは、パラミクソウイルス科ニューモウイルス属に属するRNAウイルスです。


どんなときにRSウイルスと疑うの?

  • 2歳以下の乳幼児で、咳が出ている、鼻水が出ている、ぜーぜーという呼吸音がしている場合、特に冬など周りでRSウイルスが流行しているときには、真っ先にRSウイルスの感染を疑います。


どんな人がなりやすいの?

  • RSウイルスは2歳までに全ての子どもが一度は感染するウイルスですが、次のようなお子さんは重症になりやすく、死亡率も高いため、注意が必要です。

特に注意が必要な子ども

  • 1歳以下の乳児(重症で入院が必要になるのは6か月以下の赤ちゃんが多いです)
  • 低体重で生まれた子ども
  • 心臓や肺の病気、染色体異常などの基礎疾患のある子ども


どんな症状がでるの?

  • ウイルスに感染してから2~5日後に鼻水が出始めます。その後、2、3日して、咳もでるようになることが多いです。
  • 熱がでることも多いですが、生まれたばかりの赤ちゃんでは熱がでないこともあります。
  • また、呼吸を止めたり(無呼吸)、呼吸回数が多くなったり(頻呼吸)や脈が速くなったり遅くなったりすることもあります。乳児突然死と関連しているともいわれます。
  • また、せきや鼻水などの症状がないこともあります。


どんなときに病院・クリニックを受診したらいいの?

  • 重症になってしまうことが予想される生後6カ月以下の赤ちゃんや、他に病気があるお子さんは、いつでも入院ができる病院で管理を行うことが望まれます。
  • 息が非常に苦しそう、呼吸の回数が増えているなど、呼吸障害が強いときや、顔色が悪いとき、ミルクをあまりのめないときには、入院の必要があります。
  • ひきつけがあるときは脳症のこともあります。なかなか意識が戻らないときは、救急車で医療機関を受診してください。


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • RS迅速抗原キット:鼻汁吸引液や鼻の奥をぬぐいとったものを使い、RSウイルスがいないかを調べます。
  • 肺のレントゲン撮影、血液ガス分析、酸素飽和度の測定、無呼吸発作や脈の確認:呼吸状態を評価するために行います。
  • その他の検査:他のウイルスに感染していないかなども確認します。
  • RS抗体の血液検査ですが、1歳未満(特に6ヶ月未満)ではまだ抗体はつくられないため一般には行いません。

コラム:RS迅速抗原キットの注意点

  • 検体は粘性が高いと偽陰性になることがあります。5歳以降ではこの確率が高くなるので注意が必要です。

コラム:RSウイルスの確定診断

  • 確定診断には、RS迅速抗原キットのほか、ウイルス分離や遺伝子同定法もあります。
  • RS抗体の血液検査は、1歳未満(特に6ヶ月未満)では抗体産生は認めないため、一般には行いません。


どんな治療があるの?

  • RSウイルスに対する特効薬はなく、つらい症状に対する治療を行います。
  • 呼吸困難になって、おっぱいが飲めなくなったときは、酸素を投与するなど呼吸管理や輸液などを行います。鼻から酸素を流すネーザルハイフローという処置も役立ちます。
  • 痰を出しやすくするため、加湿も重要です。


周りの人にうつさないためには?予防は?

手洗い、マスク、逆隔離

  • RSウイルスは、感染している子どもに近づいたり,鼻水などで汚れたものにふれることで感染します。このため、手を洗う、マスクをするといった予防が役立ちます。
  • 重症化が予想されるようなお子さんをお持ちのかたは、感染している子どもに接しないよう、RSウィルスの流行期には子供が多い場所はさけるようにするのもよいでしょう。

予防薬

  • 重症化が予想される低出生体重児、心臓や肺に病気のあるお子さん、ダウン症などの染色体異常症や免疫不全症をお持ちの方では、予防的に月に1回、パリビズマブという抗体薬を流行期に注射します。
  • 心臓の病気で、特に肺の血液量が増えるタイプの方は、予防注射を行っていただくことをおすすめします。
  • ワクチンや治療薬も現在開発中です。


RSウイルスにかかった後、後遺症は残らないの?

  • RSウイルスにかかった赤ちゃんは、気道が敏感になってしまい、将来、喘息が発症する可能性が知られています。
  • このため、RSウイルスにかかった赤ちゃんは、呼吸機能が正常かどうかフォローアップすることが必要になります。喘息を予防する薬剤を一定期間服用していただくこともあります。

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