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  3. 複合性局所疼痛症候群

複合性局所疼痛症候群:どんな病気?難病なの?原因は?治療法は?

更新日:2020/11/11

著者濱口 眞輔 | 獨協医科大学医学部麻酔科学講座

監修澤村 成史 | 帝京大学医学部麻酔科学講座

  • ペインクリニック専門医の濱口眞輔と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかするとケガが治ったのに痛みが治まらず、「複合性局所疼痛症候群(CRPS)」という病気について知りたいと思っておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけど大事なこと」、「この病気を知ってもらううえで説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • 複合性局所疼痛症候群は、どんな病気?
  • どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?医療機関の選び方は?
  • 複合性局所疼痛症候群になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 予防のためにできることは?
  • 追加の情報を手に入れるには?
まとめ
  • 複合性局所疼痛症候群【ふくごうせいきょくしょとうつうしょうこうぐん】は,ケガをした後や,ケガの傷が治った場所に痛みが続く、治りにくい痛みのことをいいます。
  • 手首や足首をひねってしまったり、折ってしまった方に多くみられます。
  • 検査では診断が難しく,「診断基準【しんだんきじゅん】」や「判定指標【はんていしひょう】」を参考にして判断します。
  • 治療は痛みをやわらげることよりも、元どおりに使えるようにすることに重きを置くので,リハビリテーションが大切になります。


複合性局所疼痛症候群は、どんな病気?

  • 複合性局所疼痛症候群(CRPS)は、ケガをした後や,ケガの傷が治った場所に痛みがつづくことをいいます。
  • ケガがたとえ軽くても、痛みがそのケガの程度にくらべてかなり強く、痛む期間も長いのが特徴です。


どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?医療機関の選び方は?

  • こんなときに病院で痛み治療の専門医を受診してください。

受診をおすすめするとき

  • ケガの程度に比べて痛みがすごく強い場合
  • ケガが治ったのに、痛みがやわらがない場合
  • キズを触っただけなのに、痛む場合
  • 折れた手足の骨には異常が無いのに、痛む場合


複合性局所疼痛症候群になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 複合性局所疼痛症候群の患者さんのうち10%の方は原因が分かりません。しかし、以下のような人になりやすいとされています。

複合性局所疼痛症候群になりやすい方

  • 女性(特に生理が終わった年齢の女性)
  • 手首や足首をひねってしまったり、折ってしまった方のうち、ケガをして間もない頃から痛みが強い方

コラム:複合性局所疼痛症候群のメカニズム

  • 複合性局所疼痛症候群の原因は不明ですが、ケガをした場所での神経興奮の異常と、痛みを調節する脳の機能異常の両方が関わっているといわれています。


どんな症状がでるの?

  • 複合性局所疼痛症候群では、以下のような症状を示します。

複合性局所疼痛症候群の症状

  • 焼けるような痛みやしびれ
  • 触れただけでも感じる痛み
  • 感覚のにぶさ
  • 皮膚の色が赤み もしくは 血の気が引いたような白さ
  • 痛む場所の異常な汗 もしくは その部分での汗のかきにくさ
  • 皮膚のむくみ
  • 手足のやせ細り
  • 関節の動かしにくさ


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • 複合性局所疼痛症候群を診断するための、特別な検査はありません。
  • 他の病気である可能性を除くために、血液検査や画像検査などを行うことはあります。

コラム:診断に使う基準

  • 以下の二つを参考に診断していきます。
  • 国際疼痛学会が提唱する診断基準(2005年)
  • 厚生労働省研究班による判定指標(2008年)


どんな治療があるの?

  • リハビリテーション、お薬による治療のほか、手術などの選択肢もあります。患者さんご自身の症状に合わせた副作用の少ない治療を選べるよう、主治医の先生とご相談ください。

リハビリテーションと理学療法による治療

  • リハビリテーションなどの理学療法【りがくりょうほう】は第一選択と考えられています。
  • これらは症状が出てから、1年以内の痛みを和らげて、以前と同じように動けるようになるのに役立つとされています。

薬による治療

  • 薬は症状によって使い分けます。

薬による治療

  • ステロイド薬:痛む部位が熱を持っている時、むくんでいる時
  • ビスホスホネート製剤:骨に変化や痛み、むくみなどがある時
  • 痛み止め:炎症がある時
  • 神経障害性疼痛治療薬:神経が障害されることによる痛みが強いと疑う時

※また、麻薬性鎮痛薬は副作用が強いので、あまり勧められていません。

神経ブロックによる治療

  • 症状に応じて、適切に神経ブロックを選んで行います(神経ブロックとは麻酔薬などを使って痛みを感じなくさせる方法です)。
  • どのくらい続けるかは、症状によりますが、通常は2カ月以上続けても効果がすこししかもたない場合は中止します。

コラム:もし手術をするなら

  • 複合性局所疼痛症候群には、脊髄刺激療法【せきずいしげきりょうほう】という手術療法が有効だと報告されています。しかし、この治療は体に負担がかかるため、慎重に検討しなければなりません。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?

  • 複合性局所疼痛症候群の治療では、治療は痛みをやわらげることよりも、元どおりに使えるようにすることに重きを置きます。
  • そのためリハビリテーションが大切になります。
  • 痛むところを動かさないことで悪い影響が出てしまわないか、また痛みをなるべく避けて前向きに活動できる方法を、ご家族を含めた患者さんと主治医の先生でよくご相談されながら、治療を続けてください。

コラム:後遺症の認定などの問題

  • 「判定指標」は、重症度や後遺障害の有無、補償や訴訟などでは使用することができません。
  • 後遺症認定をする際には、複合性局所疼痛症候群に対しての医学的な判定と、労働災害保険の基準とは別であるため注意してください。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 複合性局所疼痛症候群は、患者さんごとに症状がさまざまです。また痛みの続く期間も違います。
  • 骨が折れてしまった患者さんの7%に複合性局所疼痛症候群が起きていますが、症状が出てから1年後に完全に症状が無くなった方は残念ながらいなかったことが報告されています。
  • 必ず治るとは言い切れませんが、痛みを和らげることは可能です。長い目で見て、治療を続けることが大切です。


予防のためにできることは?

  • 手首や足首の骨を折ってしまったときに注意してほしいことですが、ギプスがきついと複合性局所疼痛症候群になるかもしれません。
  • ギプスをまいた手や足がすごく痛む時は、すぐにギプスを巻いてくれた病院に行かれることをおすすめします。


追加の情報を手に入れるには?

  • 複合性局所疼痛症候群に関しては下記のページが参考になりますので、ごらんください。
  • 日本ペインクリニック学会HP
  • https://www.jspc.gr.jp/
  • 認定NPOいたみ医学研究情報センターHP
  • http://www.pain-medres.info/

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