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風邪:症状は?早く治すには?食べ物やお風呂はどうする?治療薬は?

更新日:2020/11/11

著者片岡 義裕、任 明夏 | 筑波大学附属病院総合診療科

監修前野 哲博 | 筑波大学附属病院総合診療科

  • 総合診療医の片岡 義裕、任 明夏と申します。
  • とつぜん鼻水や咳が出たり、喉が痛くなると、風邪をひいたかな?と思って心配になりますよね。何か悪い原因で起こっているのではないか?と心配されたり、「病院に行ったほうが良いかな?」と不安になられたりするかもしれません。
  • そこでこのページでは、風邪の一般的な原因や、ご自身での適切な対処方法、医療機関を受診する際の目安などについて役に立つ情報をまとめました。
  • 私たちが日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「本当に知ってほしい」ことや「本当は説明したい」ことについて記載をさせていただいています。

目次

  • 風邪って、どんな病気?
  • 風邪かもと思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?医療機関の選び方は?
  • 受診前によくなるために自分でできることは?
  • 風邪をひきやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
  • お薬についてよく聞かれること
  • 生活に関してよく聞かれること
まとめ
  • 風邪は、鼻から喉にウイルスが感染しておきる病気です。治療をしなくても自然に治ります。
  • 風邪の症状は鼻水、せき、喉の痛みです。この3つがそろえば風邪であり、病院を受診いただく必要はありません。
  • お薬は症状を少しだけよくしてくれることもありますが、早く治してはくれません。栄養・水分をとって、安静にすることが一番の治療です。
  • 高熱が何日も続く、鼻水・咳・喉の痛み以外の症状が続くなどの場合は、病院を受診してください。


風邪って、どんな病気?

  • 風邪とは、ウイルスが鼻から喉に感染しておきる病気です。
  • 風邪の原因になるウイルスには、とてもたくさんの種類があります。例えば、ライノウイルスという風邪のウイルスだけでも、100以上の種類があることがわかっています。
  • 風邪は、とくに治療をしなくても自然に治ります。


風邪かもと思ったら、どんなときに病院・クリニックを受診したらよいの?医療機関の選び方は?

  • 鼻水・鼻づまり、せき、喉の痛みの3つの症状がそろってでていたら風邪でしょう。治療をしなくても自然に治りますので、病院を受診する必要はありません。
  • ただし、3つの症状以外に気になることやつらい症状があるときや、3つの症状のうちいずれか1つでも1か月以上良くならないときは、病院を受診してください。
  • 最初に受診するのは、家の近くの内科、15歳未満のお子さんの場合は小児科、耳の症状がある場合は耳鼻科がおすすめです。

こんなときは内科へ

  • 呼びかけても反応が悪い(とくにご高齢の方)
  • 息がヒューヒュー、ゼーゼーする
  • 鼻水は出なくなったのに熱が続いている
  • 38.5度以上の熱が3日以上続いている
  • 食事がとれない状態が数日続いている
  • せきが1か月以上続いている

こんなときは耳鼻科へ

  • 顔を押すと痛い
  • 耳が痛い
  • みみだれが出る

こんなときは小児科へ

  • 3ヶ月未満の赤ちゃんで熱が出ている
  • 子供の不機嫌がずっと続いている

これらの症状が出たらもう一度病院へ

  • 熱が5日以上続く
  • 休んでいても調子が悪くなる
  • 今までにない症状が出てきた


受診前によくなるために自分でできることは?

  • 風邪を早く治すには、体力を回復させるのが唯一の手段です。なるべく安静にし、水分・栄養を取って規則正しい生活をして、しっかり寝てください。
  • 大人で、他に治療中の病気がない方は、薬局で買える市販のお薬を飲んでもかまいません。ただし、風邪を早く治す効果は期待できません。

市販薬で注意していただきたいこと

  • 現在治療中の病気がある方は、市販薬を使わないでください。思いもよらない副作用が出ることがあります。
  • 6歳未満のお子さんは、子ども用の市販薬を使わないでください。6歳以上でも、市販薬はあまり使わないことが望ましいです。
  • 12歳未満のお子さんは、大人用の市販薬を使ってはいけません。

せきに対してできること

  • 1歳以上の方は、寝る前に小さじ1杯程度のハチミツを舐めると、夜中の咳が軽くなります。
  • ただし、1歳未満のお子さんはボツリヌス菌に感染する危険があるため、ハチミツは禁止です。

市販のせき止め薬で注意していただきたいこと

  • 一般的なせき止めの成分には、グアイフェネシンがあります。
  • 薬局で買えるせき止め薬は、残念ながらほとんどの場合あまりせきを早くとめる効果がありません。使いすぎると、息が苦しくなるなどの副作用を引き起こす可能性があります。
  • せきがつらいときは、早めに病院を受診されることをおすすめします。

喉の痛みに対してできること

  • 薬局で買える非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)で喉の痛みを抑えることができます。
  • NSAIDには、アセトアミノフェン(商品名:ノーシンAC®)や、イブプロフェン(商品名:イブ®)があります。
  • 市販の風邪薬は様々な成分が混ざっていることが多いので、説明文書をよく読んで使用してください。

鼻水・鼻づまりに対してできること

  • 鼻水を鼻用の吸引機で吸い取る、生理食塩水などで鼻を洗う、生理食塩水の鼻用スプレーは効果があるとされています。

市販の点鼻薬を使うときに注意していただきたいこと

  • 抗ヒスタミン薬を含んでいない血管収縮剤単独の点鼻薬は、続けて3日以上使うと、かえって鼻づまりが悪化することがあります。
  • 成分をみて、オキシメタゾリン(商品名:ナシビンMスプレー®)を含むお薬を使う場合は、続けて使いすぎないようにしてください。


風邪をひきやすいのはどんな人?原因は?

  • 風邪をひきやすいのは、ウイルスを持っている人と接触する機会が多い方、体が弱っている方、お子さんです。ですが、一般的な成人の方でも年に2〜3回、お子さんは8〜12回、風邪をひいていると言われています。
  • ただし、糖尿病や肝不全などの慢性疾患がある方、免疫が落ちている方、栄養状態がよくない方、タバコを吸う方は、風邪が重症化しやすいので注意が必要です。

風邪の感染の仕方

  • 風邪をひいている人のくしゃみやせきから感染します。ただし、唾液で風邪が移ることはあまりありません。唾液にはほとんどウイルスが含まれていないことがわかっています。
  • 風邪のウイルスは、体の外でも数時間〜1日程度は生きています。ですから、周りにくしゃみやせきをしている人がいなくても、ウイルスがついたものに触った手で鼻や口、目、肌などを触ると、ウイルスが体に入り、感染します。

コラム:ウイルスの流行

  • 風邪を引き起こすウイルスは何種類もあり、種類によって流行しやすい季節はありますが、どの季節でも何らかのウイルスが流行しています。
  • ライノウイルスは秋と春、RSウイルスは冬と春、エンテロウイルスは夏に流行します。ですから、いつでも風邪にはなりえます。


どんな症状がでるの?

  • 風邪にかかると、下記のような症状が出ます。

風邪でよくみられる症状

  • 鼻水・鼻づまり
  • せき
  • 喉の痛み
  • 熱がでる
  • 頭が痛い・関節が痛い


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • 風邪かどうかを調べるための検査はありません。風邪は、「風邪以外の病気ではない」と判断することで診断します。
  • ただし、単なる風邪のほかに肺炎や中耳炎を疑った場合は、それぞれの診察や検査をします。インフルエンザやアデノウイルスの検査をすることもあります。


どんな治療があるの?

  • 風邪の症状を軽くする治療を行います。風邪そのものを治すお薬や、治るまでの期間を短くするお薬はありません。
  • 原因はウイルスなので、細菌をやっつける抗菌薬(抗生物質)も効きません。

鼻水・鼻づまり

  • 鼻用吸入器、生理食塩水の鼻腔用スプレー:鼻水や鼻づまりを良くするのに役立ちます。
  • クロモグリク酸ナトリウム(商品名:スットモアAG点鼻薬):鼻水、せき、くしゃみを軽くします。
  • 抗ヒスタミン薬と血管収縮剤を組み合わせたもの(商品名:パブロン点鼻、AGノーズアレルカットなど):鼻の症状を良くすることがあります。
  • 血管収縮剤単剤のもの(オキシメタゾリンなど、商品名:ナシビンMスプレー):鼻づまりは一時的にはよくなりますが、3日以上使うと逆に悪化することがあるので、使うとしても2日以内にしてください。

せき

  • ハチミツ:1歳以上ならばハチミツを舐めると咳を鎮める効果があります。
  • グアイフェネシン(商品名:パブロンメディカルC、ベンザブロックせき止め液)、デキストロメトルファン(商品名:コンタック咳止めST、プレコール持続性咳止めカプセル):ほとんどの場合あまり効かず、使いすぎると副作用(息が苦しくなるなど)を引き起こす可能性があります。

喉の痛み、頭痛・関節痛

  • アセトアミノフェン(商品名:カロナール/病院で出るお薬):軽い鎮痛薬です。
  • ロキソプロフェン(商品名:ロキソニン/病院で出るお薬・市販薬)、ナプロキセン(商品名:ナイキサン/病院で出るお薬):非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)という痛み止めです。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?

  • 病院で出るお薬はすべて症状を軽くするだけで、風邪が治るのを早めるわけではありません。きちんと休み、体を回復させてください。
  • 特にお子さんとご高齢の方は、しっかりと水分が取れているか注意してください。長期間全く食事をしない、水を飲めない場合は病院を受診してください。
  • また、お薬の中には以下のような副作用があるものもあります。使用するときには注意してください。

副作用の例

  • 抗ヒスタミン薬:眼・鼻・口の乾燥、眠気などが起きることがあります。
  • デキストロメトルファン:まれに呼吸がしにくくなることがあります。


予防のためにできることは?

  • 風邪を予防するためには、下記のことを行ってください。

風邪の予防法

  • 手を洗う:一番効果が高い予防方法です。爪の間や手首まで水と石けんで洗い、15〜30秒間しっかりとすすいでください。食事の前、鼻をかんだり、くしゃみをしたりした後には特にしっかりと洗ってください。
  • アルコール消毒:水で手を洗えないときはアルコール消毒でもよいです。手、指、手首までしっかりとアルコールを広げてください。
  • くしゃみをするときはティッシュで口を覆う:口を覆ったティッシュはすぐに捨ててください。どうしてもティッシュがない場合は肘の内側で口を覆ってください。

効果があるかもしれないこと

  • よく寝る:5時間未満しか寝ない人は、7時間以上寝る人と比べて、風邪を発症する危険が3倍になるという研究があります。
  • ビタミンCを摂る:ビタミンCを摂ると、お子さんの風邪が治るまでの期間を短くするかもしれないという研究があります。その他のビタミンは、特に効果はないとされています。

効果があるとは言えないこと

  • 運動、加湿器の利用は、現在のところ、風邪を予防するのに効果があるとはいえません。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 風邪は3〜10日ほどで自然に治ります。お子さんの場合は、14日間ほど続くこともあります。
  • 風邪が治っても、咳だけが残ることはあります。咳は3週間ほど続くこともあります。


追加の情報を手に入れるには?

  • さらに情報が欲しい方は下記のページをおすすめします。
  •  頭がすっきりする風邪の話
  • https://www.1101.com/kaze_a/

もっと知りたい! 風邪

お薬についてよく聞かれること

抗菌薬(抗生物質)は効きますか?

  • 抗菌薬(抗生物質)は、ウイルスが原因である風邪に対して効果はありません。また、さまざまな副作用が出たり、抗生物質が効きにくい菌(耐性菌といいます)を作ってしまうこともあります。
  • 病院でもらった薬が余っているからと、自己判断で使わないでください。

病院で出されたお薬を家族からもらって飲んでもよいですか?

  • 病院で出すお薬は、患者さんの症状や状態に応じて、量や種類を選んで処方されています。ですから、過去に処方されたお薬を飲んだり、他人に処方されたお薬をもらって飲むことは絶対にやめてください。
  • とくに、お子さんに大人用のお薬を使うと、命に関わることがあります。

葛根湯は効きますか?

  • 漢方薬の葛根湯【かっこんとう】は、もともと元気で体力のある人が使用すると、体を温める効果が期待できます。
  • 持病がある方、体力が落ちている方、風邪を引いて数日たっている方には、あまり効果が期待できず、勧められません。

生活に関してよく聞かれること

風邪の時、食べてはいけないものはありますか?

  • 食事は食べられる限り何を食べても構いません。

お風呂は入らないほうがよいですか?

  • お風呂は入っても入らなくても構いません。
  • シャワーやお風呂に入る場合は、湯冷めをしないように気をつけてください。

冷却シートは効きますか?

  • 冷却シートは熱を下げたり、早く治したりする効果はありませんが、ひんやりと気持ちよくするために使用するのはよいでしょう。
  • 皮膚のかぶれなどに気をつけてください。
  • お子さんの場合、はがれたシートを誤って食べたり、シートがずれて鼻や口にはり付き窒息したりすることがあります。大人が見守っている状態で使ってください。

お酒は飲んでもよいですか?

  • 身体への負担になりますので、風邪が治るまでお酒は飲まないでください。
  • お酒に体を温める効果や、風邪を早く治す効果はありません。

タバコは吸ってもよいですか?

  • タバコは喉や肺を刺激し、治るのが遅くなりますので、風邪が治るまでタバコは吸わないでください。

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