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  1. お医者さんオンライン
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  3. 慢性腎臓病

慢性腎臓病:症状は?原因は?食事で気を付けることは?治療でよくなる?

更新日:2020/11/11

著者山縣 邦弘 | 筑波大学医学医療系腎臓内科学 教授

監修和田 隆志 | 金沢大学大学院腎臓内科学 教授

  • 腎臓専門医の山縣 邦弘と申します。
  • このページに来ていただいた方は、もしかすると「検診や人間ドックの結果で腎機能が悪い、タンパク尿が出ている」などの結果から慢性腎臓病を疑われ不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方、実際に慢性腎臓病と診断された方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。
まとめ
  • 慢性腎臓病とは長期間にわたって腎機能が低下していく病気です。
  • 自覚症状はなく、検診などの尿異常や血液検査の結果により、発見されます。
  • 最近の慢性腎臓病は、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病を長期間放置した結果発症する人が増えています。
  • 若いときから、バランスのとれた食事、適度の運動をするなど生活習慣の改善に心がけましょう。
  • ひとたび慢性腎臓病を発症したら、医師の指示に従い、適切な服薬、栄養管理、生活管理に努めましょう。


慢性腎臓病は、どんな病気?

  • 慢性腎臓病(CKD)は、腎臓の働きが徐々に低下していく病気です。
  • だんだんと進行するため、ほとんどの場合自覚症状がなく、健康診断などで発見されることがほとんどです。
  • 慢性腎臓病ではタンパク尿の程度、糸球体濾過量の数値により病気の重症度を判断します。
  • 病気の重症度が高いほど、将来的に腎臓の働きが失われたり、脳卒中、心筋梗塞などの合併症が起こしやすいことが知られています。下記ガイドラインのp.3にある図を用いて、健康診断の結果などからご自身の状態をチェックしてみてください。
  • 日本腎臓学会編 CKD診療ガイド2012:(https://jsn.or.jp/guideline/pdf/CKDguide2012.pdf)


慢性腎臓病と思ったら、どんなときに病院への受診したらよいの?医療機関の選び方は?

  • 自覚症状がないため、慢性腎臓病を疑うのは健康診断で異常値が出た時です。下記を目安に病院を受診してください

初めてタンパク尿、推定糸球体濾過量(eGFR)に異常が出た場合

  • 検診の結果から保健指導などの指示があれば、必ず受けるようにしてください。
  • 医療機関への受診を勧められた場合は、指示にしたがってください。慢性腎臓病の診断には検診の日から3ヶ月程度たった時点で、かかりつけ医で改めての検査が必要です。
  • タンパク尿と同時に血尿が出ている場合、自覚症状(発熱、疲れやすさ、食欲不振、むくみなど)がある場合には3ヶ月を待たずに受診してください。

毎年検診を受けていて、前年もタンパク尿が出ていた、または糸球体濾過値が60未満だった場合

  • 今年の検診の結果で慢性腎臓病と診断できます。この場合、今年の結果で対応が異なります。
  • タンパク尿+または、eGFR45-60の場合は、まずはかかりつけ医に受診してください。
  • タンパク尿が2+以上、タンパク尿と血尿が同時陽性の場合、あるいはeGFR<45の場合、近隣の腎臓内科のある病院または腎臓を専門とする医師を受診してください。


受診前によくなるために自分でできることは?

  • 慢性腎臓病を良くするために自分でできることは下記のようなことになります。

良くなるためにできること

  • 適度な運動
  • 塩分をとりすぎない
  • バランスの取れた食事
  • 糖尿病、高血圧、動脈硬化、脂質異常症などの生活習慣病は慢性腎臓病を悪化させる原因になります。
  • すでに生活習慣病で受診中の場合、医師の指導に従い、服薬を守ること、生活習慣の改善に務めてください。


慢性腎臓病になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 慢性腎臓病になりやすいのは下記のような人です。

慢性腎臓病になりやすい人

  • 糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の人
  • 高齢者
  • 高尿酸血症を指摘されたことがある人
  • たばこを吸う習慣がある人
  • 家族に腎臓の悪い人がいる人
      • 糖尿病では血糖が十分に下がらず、HbA1c7%以上が続く人は要注意です。
      • 高血圧については、十分な血圧の管理ができていないと、慢性腎臓病になりやすくなります。
  • 年齢により徐々に腎臓の働きは低下してきます。糖尿病、高血圧、脂質異常症などがあると、加齢が重なって、慢性腎臓病発症につながることが多いようです。
  • 突然検診でタンパク尿を指摘されたり、血尿とタンパク尿が同時に出る場合もあります。このような場合、腎臓の機能の悪化が思いのほか早い場合もあるので、なるべく早くかかりつけ医を受診してください。


どんな症状がでるの?

  • 慢性腎臓病の場合、まず初期には自覚症状はありません。
  • 腎機能の低下が進むと、下記のような症状が出ます。

慢性腎臓病の症状

  • 尿の泡が消えにくくなる
  • 足にむくみ
  • だるさ
  • 息切れ
  • むくみは、夜間就寝後は消失することがほとんどです。就寝後も消えない、手足、顔面がむくむ場合は要注意です。
  • CKDステージG4以降(eGFRで30未満)では、つかれやすい、だるい、息切れなどを自覚する場合があります。


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • 病院では下記のような検査をすることになります。

検査の種類

  • 尿検査:尿中のタンパク質とクレアチニンと呼ばれる物質の量を調べます。腎機能の低下を知ることができます。
  • 血液検査:クレアチニンを測定して、その結果からeGFR(糸球体濾過量)を計算します。尿検査と同様で、腎障害の有無を評価します。
  • 超音波検査:腎臓の形態異常(腎臓の形や位置などの異常)がないかを調べます。
  • 畜尿検査:24時間の尿をためてもらい、その一部でタンパク尿の程度、塩分摂取量、タンパク摂取量などのチェックをします。
  • 検診ではじめて慢性腎臓病を疑われた場合は、指示にしたがい医療機関を受診してください。
  • 慢性腎臓病の診断には、最初の指摘から3ヶ月後に、尿や血液の再検査が必要です。
  • タンパク尿が出るようになった原因、腎機能の低下した原因が何かを調べます。受診時には過去の検診の結果も持って行ってください。


どんな治療があるの?

  • 治療で最も効果的なのは、慢性腎臓病になった原因をしっかり治療することです。
  • 原因を治療、コントロールした上で、一般的な慢性腎臓病の進行を抑えます。
  • 具体的には肥満の防止、血糖、血圧、脂質異常症、血清尿酸値の管理をします。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?食事や生活で気をつけることは?治療の副作用は?

  • 治療後には以下のことに気をつけてください。

治療後に気をつけること

  • 塩分をとりすぎない
  • 適度な運動
  • 禁煙
  • お酒を飲みすぎない
  • 食事については、医師や管理栄養士の指導の下、24時間蓄尿の結果や実際の食事内容の調査を行い,最適な食事をとります。
  • 最近、腎臓病=食事制限と思い込み、食事制限しすぎて痩せたり体力が落ちたりする方が多いようなので注意してください。


予防のためにできることは?

  • 最近増えている慢性腎臓病は、糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満、高尿酸血症などいわゆる悪い生活習慣を若い頃から続け、その結果中高年以降に慢性腎臓病の発症に至る方たちです。
  • 従って若い頃から下記のことに気をつけることが予防につながります。

予防のためにできること

  • 肥満にならないよう、ごはんをたべすぎない
  • 適度な運動
  • 減塩
  • 糖尿病、高血圧、脂質異常症などを指摘されたら、しっかり医師の指示に従い、通院・治療の中断をしないことが大切です。
  • これらの病気もすべて自覚症状はほとんど無く、病院で調べない限り異常の有無、改善はわかりません。
  • 毎年の検診の結果を確認し、タンパク尿の変化、eGFRの変化を自分自身でも確認してください。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 残念ながら、ほとんどの慢性腎臓病は治ることは少ないです。
  • 悪化を防ぐことは可能です。悪化しなければ、自覚症状はないので、症状で苦しむこともありません。
  • 一部の腎炎などでは、免疫抑制薬など病気の型に合わせた治療を行うことにより治ることがあります。この場合治療には数ヶ月から数年かかります。


追加の情報を手に入れるには?

  • 慢性腎臓病については以下のページをおすすめします。 それぞれのホームページでは年齢、性別、血清クレアチニン値を入力することで腎機能(eGFR)の自動計算ができるようになっております。
  • 日本腎臓学会のホームページの一般の方向けページ
  • https://jsn.or.jp/general/
  • 腎援隊ホームページ:漫画などを取り入れ、腎臓病についてのわかりやすい解説がある
  • https://jinentai.com/


さいごに

  • 慢性腎臓病のステージは重症度分類(図1)で決めます。
  • 自分の検診結果から緑か、黄色か、赤色のどこに自分がいるのか確認してみてください。
  • 前年の位置と今年の位置の変化にも気をつけましょう。
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