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  3. 手根管症候群

手根管症候群:どんな病気?起こしやすい人は?治療や自分での対処法は?

更新日:2020/11/11

著者神田 隆 | 山口大学医学部附属病院脳神経内科

監修水澤 英洋 | 国立精神・神経医療研究センター

  • 脳神経内科専門医の神田 隆と申します。
  • このページに来ていただいたかたは、もしかすると「自分が手根管症候群になってしまった?」と思って不安を感じておられるかもしれません。
  • いま不安を抱えている方や、まさにつらい症状を抱えている方に役に立つ情報をまとめました。
  • 私が日々の診察の中で、「特に気を付けてほしいこと」、「よく質問を受けること」、「あまり知られていないけれど本当は説明したいこと」についてまとめました。

目次

  • 手根管症候群は、どんな病気?
  • 手根管症候群と思ったら、どんなときに病院への受診したらよいの?医療機関の選び方は?
  • 受診前によくなるために自分でできることは?
  • 手根管症候群になりやすいのはどんな人?原因は?
  • どんな症状がでるの?
  • お医者さんに行ったらどんな検査をするの?
  • どんな治療があるの?
  • お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?
  • 予防のためにできることは?
  • 治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?
  • 追加の情報を手に入れるには?
まとめ
  • 手首には手根管【しゅこんかん】という狭い空間があります。この場所の圧力が強くなって、手根管の中を通っている正中神経という神経が麻痺してしまうのがこの病気の原因です。
  • 特に女性に多い病気で、糖尿病をはじめとする全身疾患があるとかかりやすくなります。
  • 治療には安静が第一です。手首を曲げるようなポジションをとらないように工夫するとよいでしょう。
  • 安静だけではよくならないようならば、副腎皮質ステロイドの注射や内服を行います。
  • 手術は最後の手段ですが、筋肉がやせてしまう前に手術を行うことをご検討ください。


手根管症候群は、どんな病気?

  • 手根管症候群とは、手首の手のひら側にあるトンネル(手根管)を通る、正中神経が圧迫されて麻痺などが出る病気です。

手根管とは?

  • 手根管とは、手首の手のひら側にある狭い空間のことです。
  • 下は手根骨という骨、上は屈筋支帯(くっきんしたい)とよばれる靱帯で作られます。この中に正中神経という神経と、手の筋肉の9本の腱が通ります。 
  • 手根管症候群では、この手根管の中の圧が高まって神経が圧迫されて症状がでます。


手根管症候群と思ったら、どんなときに病院への受診したらよいの?医療機関の選び方は?

かかりつけ医への受診がおすすめの場合

  • 手を休ませるだけでは症状が良くならない場合
  • 痛みが強い場合
  • 力が弱くなってきた場合

医療機関の選び方

  • 脳神経内科または整形外科がおすすめです。
  • 手術の際には整形外科でも手の外科を専門にしている病院を紹介してもらうとよいです。


受診前によくなるために自分でできることは?

  • 意識して手首を休ませるようにしてください。
  • 糖尿病はしっかり治療してください。
  • どんなことをしたら症状が悪くなるか、よくなるかを整理しておくと、診察の時に役に立ちます。


手根管症候群になりやすいのはどんな人?原因は?

  • 特に手根管症候群になりやすい人を以下にまとめました。

手根管症候群がよくみられる方

  • 中年の女性
  • 手をよく使う職業の方(コンピューター従事者やスポーツに従事する人など)
  • 妊娠されている方、糖尿病の方、血液透析を長く行っている患者さん、手首を骨折された方など


どんな症状がでるの?

  • 手根管症候群では下記のような症状があらわれます。

手根管症候群でよくみられる症状

  • 親指側の3指(とくに人差し指と中指)の痛みやピリピリしたしびれ
  • 夜に悪化したり、手首を曲げたときに生じたりする痛みやしびれ
  • 親指の根本の筋肉がやせて細くなる

※手を振ると症状が軽減することが多いです。


お医者さんに行ったらどんな検査をするの?

  • まずは目で見て、親指の付け根の筋肉(母指球筋【ぼしきゅうきん】といいいます)が痩せていることを確認します。そのあと、以下のような検査を行います。

手根管症候群の検査

  • ティネル徴候の確認:手首の上をハンマーで軽く叩き、親指、人差指、中指の感覚を診ます。手根管症候群と疑われる人は、叩くと指先にぴりっとしたしびれ感が来ます。
  • ファーレン徴候の確認:両手の甲をくっつけた形で数分待ちます。手根管症候群の人は指先にしびれや痛みが生じます。
  • その他:末梢神経伝導検査や画像検査(超音波、MRIなど)をします。
  • 血液検査:糖尿病などのリスクとなる病気が隠れていないかをみるために行います。


どんな治療があるの?

  • 治療としては、まずは安静、そして良くならなければ薬や手術があります。何も治療しなくても1/3の患者さんは自然に良くなります。

安静

  • 手を酷使する人は、まずは手を休ませる努力をすることでよくなることが多いです。
  • 寝るときは手首に添え木をおいて包帯を巻いて固定するなど、手首を曲げないようにするとよいでしょう。

薬物治療

  • 副腎皮質ステロイド薬を使います。手根管の部分へ注射したり、お薬を飲んでいただきます。

手術

  • 進行してしまったら、整形外科で手術をしてもらうことになります(手根管開放術)。
  • 手術は筋肉がやせ細って、運動障害や麻痺になる前に行うのが望ましいです。


お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは?治療の副作用は?

  • 手首を休ませることと、手根管が狭くなるような手の動きをしないこと(つまり、手首を曲げないこと)に、注意をしてください。


予防のためにできることは?

  • 手首をよく使う人は、意識的に休息をとって手首を休ませてください。
  • 糖尿病、甲状腺機能低下症のある人は特になりやすいのでご注意ください。
  • 感覚障害は治療で回復することが多いですが、筋肉が萎縮すると簡単には治すことができません。気になる症状があったら、早めに病院で見てもらってください。


治るの?治るとしたらどのくらいで治るの?

  • 1/3の人は安静だけで治ります。
  • とくに、妊娠がきっかけで手根管症候群になった人は、分娩後には治ってしまうことがほとんどです。
  • 手術を行うと痛みはすぐ取れますが、しびれや麻痺の改善には数か月かかることもあります。


追加の情報を手に入れるには?

  • 日本神経治療学会から標準的神経治療としてガイドラインが提示されています。
  •  https://www.jsnt.gr.jp/guideline/syukonkan.html

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