紫波整形外科クリニック
所在地 : 岩手県紫波郡紫波町日詰字東裏20-2
ウェブサイト : https://shiwa-seikei.com/
代表電話 : 019-656-1150
多田 広志さま (院長)
・患者さまの待ち時間を短くしたい
・私が入室したときには準備が整っている状態
・診療時間が半分以下に短縮
・常に聞き漏らすことなく問診できている
紫波整形外科クリニック(岩手県紫波郡紫波町)では、2022年6月の開業時から『今日の問診票』を導入。
今回は院長の多田広志先生に、導入の背景や選んだ理由、今後の展開についてお話をうかがいました。
患者さまの待ち時間を短くしたい
ーー診療科目や理念について教えてください。
当院は岩手県紫波郡紫波町の整形外科クリニックです。2022年6月1日に開院しました。
専門は整形外科で、1日の来院人数は100名前後です。高齢の方から小さいお子さままで、幅広い年齢層の患者さまを診ています。
地域のかかりつけ医として、地域の皆さまの健康的な日常生活をサポートできればと考えています。
ーー『今日の問診票』を選んだ理由を教えてください。どこに魅力を感じましたか?
開業前から「患者さまの待ち時間を短くしたい」という思いがあり、『今日の問診票』を検討しました。
勤務医時代から、問診とそれに関係する作業に時間を取られることが多かったので、ずっとWEB問診を試してみたいと思っていたんです。
最終的に導入する決め手となったのは、営業の方の熱心な姿勢です。心を動かされましたね。
患者さまのスマートフォンで入力
ーー『今日の問診票』の活用状況と運用フローについて教えてください。
1日に新患の患者さまは10〜30名ほどいらっしゃいます。
その中で60歳以下の患者さまをメインに、だいたい3〜4名の方に『今日の問診票』にお答えいただいています。
来院されたら、まず紙の受付票を患者さま全員にお渡しします。
受付票の裏面には、通常の紙の問診票と『今日の問診票』 のQRコードを記載しています。
スマートフォンの操作が可能な患者さまにのみQRコードを読み取っていただき、『今日の問診票』にお答えいただいています。
フローとしては診察室が2つあり、片方で私が診察している間に、もう片方で看護師が入って準備をします。
その際、事務スタッフか看護師が『今日の問診票』による問診結果をコピー&ペーストして電子カルテに転記します。
私が入室したときには準備が整っている状態です。
診療時間が半分以下に短縮
ーー『今日の問診票』導入後の具体的な成果を教えてください。
5〜10分ほどかかっていた診療時間が半分以下に短縮されました。何もない状態からすべてを聞くよりも、診療時間を大幅に短縮できるので助かっています。
また、「タバコ・酒などの嗜好歴」は口頭で聞き漏らしてしまいがちですが、『今日の問診票』導入後は常に聞き漏らすことがないため、診察に役立っています。
ーー今後『今日の問診票』に期待することはありますか?
現在は整形外科用のデフォルトのAI問診票を使っているのですが、もっと深堀りして情報を引き出してほしいと感じる場面もあります。
そのため、今後は問診票をカスタマイズし、自分好みのシステムにしていきたいと考えています。