
所在地/ 〒108-0075 東京都港区港南2-161 品川イーストワンタワー307A
ウェブサイト/ https://shinagawasc.com/
代表番号/ 03-3471-3014

山王 直子さま (理事長・院長)
・お薬手帳のOCR機能に魅かれました
・患者さまの院内滞在時間が20分以上も短縮
・「この病院、進んでるね」という声をよく聞く
・感染対策の意味も含めて患者さまに好まれる
品川ストリングスクリニック(東京都港区)では、2021年12月に『今日の問診票』をご導入いただきました。
今回は院長の山王 直子先生に、導入の決め手や運用状況、具体的な成果についてお話をうかがいました。
電子カルテへの転記に時間と労力を費やしていた
ーー診療科目や理念について教えてください。
品川で働く方々、品川に住んでいる方々のかかりつけ医です。診療科目は、内科、脳神経外科、内分泌内科、産婦人科です。女性特有の疾患や検査にも対応した総合クリニックです。
1日の患者数は120〜170名です。頭痛外来の患者さまが多く、40〜50歳の女性が中心です。
女性の体は年齢によって変化します。しかし、子どもや親の介護を優先し、自分の身体に目を向けることが後回しになってしまっています。ご自身の体をもっと大切にしてほしいですね。
私は脳神経外科医なのですが、内科も診療科目に加えて、トータルで女性の健康をサポートしたいと思い、2004年にこのクリニックを立ち上げました。
ーー『今日の問診票』を導入する前は、どのような課題がありましたか?
導入前は、患者さまが手書きで記入した紙の問診票を、受付事務員が電子カルテに手入力で転記していました。手書きのため人によっては字に癖があって読みにくく、その作業にかなりの時間と労力を費やしていました。
患者さまが紙の問診票を書くのに約15分、丁寧に書かれる患者さまですと、その分、入力する時間も長くなってしまいます。受付から診療を終えるまで、約1時間くらいかかっていました。
ーー『今日の問診票』を選んだ理由を教えてください。他社製品と比較検討されましたか?
以前は、 EPARK のシステムを導入していました。御社のお話を聞いて良さそうでしたので、『今日の問診票』への移行を決めました。
とくに、お薬手帳のOCR機能に魅かれました。お薬手帳を写真撮影するだけで薬品名と用法用量が自動的にテキスト化されて、そのまま電子カルテに貼り付けられるのはいいですね。
院内滞在時間が20分以上も短縮
ーー『今日の問診票』導入後の具体的な成果を教えてください。
導入後は、患者さまの院内滞在時間が20分以上も短縮されています。患者さまが紙の問診票を記入する時間、それを事務員が電子カルテに転記する時間、さらに、診療中における私自身の手間も随分軽減されました。
また、時間短縮効果もさることながら、記入ミスが許されない名前や住所などをコピペできるのも大きなメリットです。導入前は事務員が手入力する際に、間違いがないように神経を使っていましたからね。
ーー患者さまの評判は?
「この病院、進んでるね」という声をよく聞きます。気に入ってもらっていると思います。40代前後の患者さまが多く、普段からスマホを使い慣れていらっしゃるので、皆さん違和感なく便利に使われていますよ。
タブレットよりもご自身のスマホを使った入力が安心
ーー『今日の問診票』の活用状況と運用フローについて教えてください。
初診の方や久しぶりに来院された方に『今日の問診票』を利用しています。1日の利用者数は30〜50名です。
Web予約の際にWeb問診に入力してもらっているケースと、当日院内でタブレットを使ってWeb問診に入力してもらっているケースと半々くらいです。
当日院内でWeb問診をする場合の運用フローとしては、受付で保険証の受け渡しをする際にタブレットをお渡ししています。ご自身のスマホを使う場合は、紙にプリントアウトしたQRコードを読み取ってもらいます。タブレットをお渡しするよりもスマホのほうが、感染対策の意味も含めて患者さまに好まれるスタイルですね。
患者さまが入力した情報は電子カルテ端末から確認できるために、コピペをするだけでカルテが完成します。