
所在地/ 〒227-0036 神奈川県横浜市青葉区奈良町1670-44
ウェブサイト/ https://www.watanabeiin.jp/
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渡辺 励さま (院長)
・最後の一押しとなったのは著名医師による電子教科書
・電子カルテの端末上で『今日の問診票』を見ている
・診療時間を少なくとも2〜3分は短縮できている
・手間が省けることはスタッフや患者さまにとって大きなメリット
渡辺医院(神奈川県横浜市)では、2021年8月に『今日の問診票』をご導入いただきました。
今回は院長の渡辺 励先生に、導入の決め手や運用状況、具体的な成果についてお話をうかがいました。
AI問診票+電子教科書など付属機能が充実
ーー診療科目や理念について教えてください。
当院はこどもの国・玉川学園前駅から徒歩圏内にある診療所です。2008年の開院以来、地域に根差した医療を目指して診療に取り組んでいます。
私の専門である腎臓内科をはじめ、内科、小児科、腎臓内科、リウマチ科と幅広い診療に対応しています。
ーー『今日の問診票』を選んだ理由を教えてください。どこに魅力を感じましたか?
AI問診票により、初診カルテの作成時間が短縮化されることはもちろんですが、最後の一押しとなったのは、著名医師による電子教科書や保険証の写真送信など、付属機能が充実していることです。
現状はまだ使いこなせていませんが、鑑別疾患の候補や診療マニュアルなど、診断に迷ったときの参考になると期待しています。
ーー『今日の問診票』の活用状況を教えてください。
『今日の問診票』を導入して半年弱になります。1日の利用者数は10名前後。少し前までは高齢者が多かったですが、最近は30代・40代・50代が中心ですね。
主に発熱外来の患者さまに利用していただいています。電話で問い合わせをいただいた際に、当院のホームページにアクセスして、来院前にWEB問診を済ませていただくようにお願いしています。
また、スピードと正確性が求められる新型コロナのワクチン接種やみなし陽性の電話診療を行う際にも、事前にWEB問診を行ってもらうように促しています。
このほか、初診の若い患者さまには、受付時にQRコードを読み込んでもらい、WEB問診をしていただいています。
ラボテック社の電子カルテの端末上で『今日の問診票』を見ています。それぞれのウィンドウが立ち上がるイメージです。そこでコピペして電子カルテに貼り付けています。患者さまのIDに紐づいて画面が自動的に立ち上がるとより効率的ですよね。
診療時間の短縮と非接触オペレーションの確立
ーー『今日の問診票』導入後の具体的な成果を教えてください。
診療時間を少なくとも2〜3分は短縮できていると思います。
以前は紙問診の内容を見ながら、私がイチから聴取して電子カルテに打ち込んでいました。それが導入後の今は、WEB問診の結果を電子カルテにコピペするだけです。
問診の時間と手間が省けた分、患者さまとじっくり向き合うことができています。
ーー現場スタッフさまの反応はいかがですか?
Web問診の際に、保険証の写真を添付してもらえるので、来院前にカルテ作成ができる点は助かっています。非接触オペレーションが求められるなかで、保険証の受け渡しをする手間が省けることは、スタッフや患者さまにとって大きなメリットになります。
今後は発熱外来だけでなく、内科や小児科の診療にも利用を広げていきたいですね。